英国のフォークストーン治安判事裁判所は7日、英極右団体「ブリテン・ファースト」のポール・ゴールディング代表(36)とジェイダ・フランセン副代表(32)に対し、宗教に関するハラスメント(嫌がらせ)でそれぞれ懲役18週間、36週間の実刑判決を言い渡した。2人はムスリム(イスラム教徒)男性ら4人が有罪となった強姦裁判中に、扇動的なリーフレットやビデオを広めた罪で起訴されていた。 2人は計7件の罪に問われていたが、フランセン被告はうち3件、ゴールディング被告は1件で有罪となった。両被告は7件全てについて容疑を否認していた。 1月に行われた公判では、カンタベリー刑事法院でムスリム男性3人と未成年1人が強姦罪で有罪となった裁判中、両被告がこの裁判と関連があると思った人々を標的に嫌がらせを行っていたことが明らかになった。2人は暴言を撮影し、ブリテン・ファーストのウェブサイトを通じてソーシャルメディアに投