ロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ全面侵攻の決断を受けて、欧州の最も騒々しいポピュリスト(大衆迎合主義者)たちのプーチン氏称賛の声に陰りが見え始めている。
優生思想を「優良な遺伝子を残す」目的であると狭く定義し、そのような主張をしているわけではないから優生思想ではない、と言っているわけです。しかし、歴史的な優生思想の実践は、そのような定義に当てはまるものではありません。 優生思想について指摘された時、狭い辞書的な定義を引っ張り、批判を避けようとするムーブは、残念ながら何度も見てきた光景です。この文書は、「遺伝子を根拠にしたわけではないから優生思想には当たらない」と言っているわけですが、それは優生思想の歴史にあまりに無知です。以下、簡単に続けます。 https://t.co/NpQkWKQpMB — 荻上チキ (@torakare) July 15, 2020 ここに連ツイしたものと重なりますが。 優生思想は、「優良な遺伝子を残す」という発想に基礎付けられた政治思想と説明されますが、実践された優生思想の経緯を追うと、そのような定義では不十分であ
総選挙を控えて、政界再編の波が押し寄せてきた。分裂した民主党は、どう再建を図るのか。政権復帰を狙う自民党は、誰を総裁に選ぶべきか。政界は与野党ともに混沌(こんとん)とした様相をみせている。そして、突如として誕生した「大阪維新の会」は、再編の動きにどうかかわってくるのか。 ≪自民党の失敗、民主党正せず≫ 政治を展望する前に、混乱をもたらした原因を追及する必要がある。一般に政治の失敗は政権交代によって正される。日本の場合、政権交代を容易にするために、小選挙区制度を主体とした選挙制度が導入(1994年)された。その結果、3年前に政権は自民党から民主党に移った。政治の混乱を見て選挙制度が悪いのだから元の中選挙区制度に戻せという主張があるが、選挙制度が悪くて現在の混乱、政治の弱体化が起こったわけではない。自民党政治の失敗を民主党が正せなかったからだ。 国民は自民党政治のどこが悪いと言って、3年前、民
権丈さんと一緒に(総論)政治学者を罵倒した話のより原理的な版ということか、 http://twitter.com/#!/hazuma/status/189325081900625920 ポピュリズムには反対だけど、大衆の善良な意志は信じる(キリッとかいう立場は論理的に存在しえないんですよ。ポピュリズムを肯定するか、エリート主義にいくか、どちらかしかありえないのです。だからぼくは、民主主義者としてポピュリズムを否定しない(否定できない)ってだけ 問題をポピュリズムに流されるか、エリート主義に行くかという二者択一でしか考えられないところが、(総論政治学者や総論政治評論家や総論政治部記者と同断の)総論しか頭の中にない哲学者という種族の宿痾なのだろう。 いうまでもなく、圧倒的に多くのことについては横町のご隠居程度の見識しかない大衆食堂の皆さんにも、程度の差はあれ、これはという専門分野はある。 ほか
クリックして拡大するフォーラムに参加した大阪維新の会の幹事長、松井一郎氏と、前宮崎県知事の東国原英夫氏、前横浜市長の中田宏氏(右から)=大阪市天王寺区 「大阪から日本の政治を変える」をテーマにしたフォーラムが19日、大阪市内で開かれた。大阪府の橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」の松井一郎幹事長が、維新のダブル選候補とも目される前宮崎県知事の東国原英夫氏、前横浜市長の中田宏氏とともにパネルディスカッションに参加。大阪発の改革の必要性をそれぞれ訴えた。 フォーラムでは、府立和泉高校の中原徹校長が「大阪から世界を目指す」をテーマに講演。「日本の教育は戦後65年間全く変わっていない。仕組みを変え、教育を変えていきたい」と改革への意欲を述べた。 「大阪に日本の政治を変える可能性があるか」について議論されたパネルディスカッションでは、中田氏が「僕は橋下さんの方向性と基本的に同じ。みんなで変えよ
■感傷的な現実主義者の姿 石原慎太郎には二つの面がある。端的には小説家と政治家である。そして、“フランス語は数が数えられない”に代表される暴言に見られるパフォーマティブな面と、東京都の財政再建、ディーゼル車規制などを実現してきたリアリストの面の二つがある。本書からもこれと同様、二つの面が見えてくる。 石原が原発事故以後、ことさらに訴える核兵器保有の主張。これを綴(つづ)るのは、実はリアリスト石原である。戦争を主張しているわけではない。現代において「核兵器を使っての攻撃」は非現実的だ。だが核保有国が優位な「世界のメカニズム」が存在する。石原は核のテクノロジー面の変化や最新の世界情勢を交えて核保有論を記している。 日本人には、核へのアレルギーがある。原発もそうだ。しかし、「センチメント」(感情)に流されたり、ヒステリックに反応せず「頭を冷やして考えたら」いい、それができないのは「自我を持たぬ人
大阪維新の会の集会で握手する(右から)河村たかし名古屋市長、橋下徹大阪府知事、大村秀章衆院議員=20日午後、大阪市中央区、筋野健太撮影 来年1月21日付の市長辞職を正式に申し出た河村たかし名古屋市長(62)は20日夕、大阪市内のホテルで開かれた地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下徹大阪府知事)の集会に出席した。来年2月の名古屋市長・愛知県知事選と来春の大阪府議・大阪市議選で相互に応援する方針を確認した。 河村市長が同会の会合に出席するのは初めて。20日の辞職申し出後、愛知県知事選に立候補を表明している大村秀章衆院議員(50)と一緒に駆けつけた。自らも地域政党「減税日本」を率いる河村市長は「(愛知と大阪は)平成の薩長同盟だ」と気勢を上げ、橋下知事も「我々の理念は全く一緒だ」と連携をアピールした。 河村、大村両氏は「中京都構想」、橋下知事は「大阪都構想」をそれぞれ掲げている。河村氏は「二
大阪府の橋下徹知事は20日、名古屋市の河村たかし市長が市長辞職を正式に伝え、トリプル投票に持ち込むことについて、報道陣に「これで愛知県民、名古屋市民は必死に考え、議会は黙っていれば負けるので選挙運動を展開する。すばらしい民主主義の実践だ」とたたえた。橋下知事は同日朝、今後の地方選で連携を深める河村市長と電話で会談したという。
いつも引用させていただいているdongfang99さんの日記から、 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20101217(誰も代表できていない) >たとえば、いま日本の世論で、比較的関心の高いテーマは年金であるが、テーマの性質上は必然的に「大きな政府」を志向するはずである。・・・自分の知る限り、真面目に社会保障の問題を考えている人たちは、多少なりとも似たような結論になっている。 >ところが、今の年金世論の政治的な帰結はそうなっておらず、むしろ「小さな政府」を志向するものになっている。・・・言うまでもなく、これは「タコが自分の足を食う」という以外に表現のしようのないものであり、かえって「年金破綻」を現実にしてしまいかねないような政策である。 >これは、政治家や有権者が意図してそうなっているというよりも、日本の政治的な構図のなかで、否応なくそのようなねじれが生じて
丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y 石原都知事の失言は数え切れないほどありましたが、選挙の結果には殆ど影響なかったですからね。 RT @wms 残念ながら、慎太郎の発言てのは日本のマジョリティの素の感情を代弁してる訳だよね。あれが許されなくなった時、日本の社会は一つ国際的な近代社会へ近づくと思う訳だ… 2010-12-08 00:26:54 丹治吉順 a.k.a.朝P, Tanji Yoshinobu @tanji_y 石原さんが差別的で独裁的な人物像だなんて、国会議員の頃から明白で、メディア上でもうんざりするほど指摘されてきたけど、彼は常に「選挙」という場で文句なしの勝利を収めてきたんですよ。 2010-12-08 00:33:46
沖縄県知事選は、4年前に続いて大接戦となったが、結局現職の仲井真弘多氏が前宜野湾市長の伊波洋一氏を破って再選された。菅政権はもちろん、船橋洋一もナベツネも岸井成格も佐藤優も皆胸をなで下ろしていることだろう。もちろん小沢・反小沢とは何の関係もなく、それは今年1月の名護市長選で稲嶺進氏が当選したあと、鳩山内閣の官房長官を務めていた無能な平野博文が何を言ったかを思い出せば明らかだ。 朝日新聞は、投票日前日の夕刊に「基地問題に焦点が当てられがちだが、完全失業率が高い沖縄県にとって、雇用対策は大きな焦点だ」と書いた。別に仲井真弘多を応援するとは書いていなかったが、その方向の印象操作をしていた。だが、基地とひきかえに沖縄が受け取る補助金が、再分配のために正しく使われているかといえばそうではない。仲井真弘多は、普天間飛行場の県内移設容認から「県外移設」へと看板を掛け替えて再選を果たしたが、「国外移設」ま
辞職表明の会見で、記者の厳しい質問にぶぜんとする河村たかし市長=名古屋市役所で2010年11月26日午後5時13分、兵藤公治撮影 名古屋市の河村たかし市長(62)は26日午後の記者会見で、来月下旬の辞職を正式表明した。河村市長は辞職理由について、市議会解散請求(リコール)をめぐる署名問題での引責を再度強調したが、知事選に出馬を予定する大村秀章衆院議員(50)の選挙戦を有利に進める狙いは明白で、記者から理由を問われてしどろもどろになる場面もあった。 河村市長は「署名された方の意思を自分なりに受け止めて、もう一回市長選の場で意見を聞きたい」と署名が法定数に届かなかったことを理由の第一に挙げた。開会中の11月定例会では、市長がこだわる市民税10%減税や議員報酬半減条例案に一部会派が歩み寄る動きも出ていたが、「(議案が)通ったとしても辞めたと思う」と説明した。 現在支援団体らが進めているリコール署
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