※この記事には性被害に関する記述があります。読まれる際は注意してください ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害を取材した、英BBCのドキュメンタリー「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル(Predator: The Secret Scandal of J-Pop)」が、日本国内でも静かに波紋を広げています。 同番組は、ジャーナリストのモビーン・アザー氏が日本に訪れ、ジャニー氏による未成年の少年たちへの性加害とその背景について、関係者たちへ取材するというもの。ジャニー氏から性被害を受けたという元ジャニーズJr.の男性たちや、1999年11月~12月に問題について報じた『週刊文春』の記者(当時)たちなどに取材し、最後にはついにジャニーズ事務所に乗り込んでいきます。 アザー氏の取材に対し、元ジャニーズJr.の男性たちが明かした被害はさまざまですが、例えばハヤシ氏(仮名)は
だが、今回はファッションや音楽の盗用だけでなく、日本人のアイデンティを盗用したと言える。加えてマジョリティ、わけてもグウェンのように人気と影響力を持つ人物の場合は、文化の盗用が経済搾取の側面も併せ持ってしまう。 「文化の盗用」とは何か 文化の盗用とは、 他人種/他民族、他国/他地域などの文化を当事者以外が真似、当事者の尊厳を傷付ける行為を指す。過去に日本で最も問題視された事例は、黒人音楽に憧れるミュージシャンが黒塗りで演奏した件。当人およびファンは「黒人音楽への敬意の念」と主張したが、黒塗りは黒人が侮蔑と受け取る行為ゆえに、現在の米国では絶対的なタブーとなっている。 また、文化の盗用は経済的な搾取にもなり得る。盗用する側は、音楽やファッションなど盗用した文化をビジネス化することによって時には莫大な収益を上げるが、盗用された側には一切の経済的還元が行われない。 ロック・バンド、ノー・ダウトの
同氏の少年愛は以前から噂にはなっていたもののタブーとされていた。1964年にジャニーズ事務所が新芸能学院と授業料の支払いを巡るトラブルで裁判となった際に彼の性的虐待も公になったが、当時は同性愛へのタブー視と重なり、口にするのは憚られていた。 週刊文春は一連の告発キャンペーンで、ジャニーズ事務所の教育的配慮の欠如や不公正な労働条件、不当な報酬配分などの人権蹂躙を指摘。好奇心を煽る単なるスキャンダルとしてではなく、声なき弱者の声を拾い、事実を可能な限り客観的に伝え、世に問うことが主眼だった。 「なぜ、日本のメディアは取り上げないのか」 BBCは以前からこの報道に関心があり、22年夏にロンドンから取材のために来日。当時取材班のひとりだった筆者は、文藝春秋で元同僚と共に撮影インタビューを受けた。 ジャーナリズムを専門に学び多くの取材現場を経験した優秀なBBCのスタッフは記事を熟読・研究しており、独
米歌手のテイラー・スウィフトさん。米ニューヨークで(2019年12月16日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP 【5月30日 AFP】米北部ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で警察に身柄を拘束された黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さん(46)が死亡した事件をめぐり、米人気ポップ歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんが29日、抗議のデモ参加者への発砲を示唆したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を批判した。 スウィフトさんはツイッター(Twitter)で、「就任してからずっと白人優位主義と人種差別の火をたきつけてきた。厚かましくも道徳的優越感を装った後に暴力で脅すのか」と述べた。スウィフトさんはツイッターで8600万人のフォロワーを持つ。 トランプ氏は「略奪が始まれば、銃撃が始まる」とツイッターに投稿し
先日、芸人の岡村隆史が自身の失言を謝罪する出来事があった。きっかけは彼がラジオで発したコロナ禍に関するコメントだ。 【写真】女子大生が23年生きて初めて「性的同意」を知った瞬間 「今は辛抱。神様は人間が乗り越えられない試練は作らない」 「コロナが収束したら面白いことあるんです」 「収束したらかわいい人が短期間ですけれども、お嬢(風俗嬢)やります」 こうした彼の女性蔑視と取れる言葉をネットニュースで見た際、真っ先に僕が思ったのは、彼の言う「人間」に女性やセックスワーカーは含まれていないのだろうかということだった。 僕は、20代前半にゲイ男性向けの風俗店で働いていた経験がある。男が男に性的サービスを施す店だ。当時お金を稼ぐために決意して風俗に入ったが、下着姿でプロフィール写真を撮られた時の陰鬱な気持ちを思い出し、岡村の発言は冷ややかな目でいた。 だが、ネットで彼の発言が炎上していくのを見ている
実話BUNKA超タブー2022年11月号 コンビニ・書店で9/30より発売中 偶数月2日発売(次号は12月2日発売) 特別定価620円(税込) ▼統一教会の天敵 鈴木エイトとは何者なのか ノンフィクション作家本橋信宏が迫る ▼対談 元統一教会信者多田文明×やや日刊カルト新聞総裁藤倉善郎 統一教会信者とのヤバい交流体験 ▼自由で楽しいなんて大間違い 独身だと絶対不幸になる理由 ▼安倍晋三国葬の酷い舞台裏 ▼「山上徹也の思い通りになる」と屁理屈で反社宗教擁護 統一教会を批判するなと言うバカたち ▼同志社アメフト部が暴行 運動部は日常的に性犯罪を犯す ▼表現の自由の敵 鳥取県があらゆる点で最低 ▼庶民が高価なだけのiPhone14購入はムダ ベストな中古iPhoneはどれ? ▼東京の食べログTOP10ラーメン全部まずい ▼芸能人がロケ弁としてもてはやす有名弁当ホントは別に美味くない ▼小室佳代さ
お笑い芸人の岡村隆史(吉本興業所属)が4月23日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、コロナ禍で「かわいい子」が風俗嬢になることを期待するという趣旨の発言を行った。 smart-flash.jp リスナーからの「コロナの影響で、今後しばらくは風俗に行けない?」とのメールに、岡村は「今は辛抱。『神様は人間が乗り越えられない試練は作らない』って言うてはりますから。ここは絶対、乗り切れるはずなんです」とコメント。 (略) さらに「コロナが収束したら、もう絶対面白いことあるんです」と希望を持っていうという。それは「収束したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、お嬢(風俗嬢)やります」と、風俗店に美女が入店する可能性が高いと持論を披露。 岡村は「短期間でお金を稼がないと苦しいですから。3カ月の間、集中的にかわいい子がそう
【前提として】 筆者はAV業界に従事して4年になる言わば出演者です。このnoteは性産業に対する発言とそれに対する反応を巡り考察していくものですが、性産業を貶める意味も、性産業やそれに関わる人たちを侮蔑する発言を擁護する意図も全く持ってございません。この業界で元気に働き、そのお金で美味しいご飯を食べています。 そして、性産業に携わる一人であると同時に、この時代に生きているただの一人の女性です。女性蔑視的発言には素直に傷つき、あるいは傷つかなくともそれによって誰かが傷つくかもしれないことに心を痛める一人の人間です。特定の価値観について、全否定も全肯定もできない立場から、色々な方向から考えてみて思ったことを、少しばかり綴らせてもらおうと思います。 聴いてみた 普段あんまり深夜ラジオとか聴かないくせに、こういう時だけいそいそと聴くのもなんだか野次馬根性があるみたいで自分に対してもモヤっとするけれ
右傾化を危惧する声が高まっている今日だが、今を去ること38年前の1978年もそうだった。その2年前の1976年末に、16年ぶりに岸信介の流れを汲む福田赳夫総理大臣就任後、有事法制の検討などをめぐって右傾化を危惧する声が高まった。終戦(敗戦)記念日には、福田赳夫が靖国神社に参拝もした。A級戦犯が靖国に合祀されたのもこの年だった(但しこれが判明したのは大平正芳内閣に交代したあとの翌1979年だった)。 そんな38年前と今をつなぐ芸能ニュースがあった。少し古い、10日前(10/25)のリテラの記事より 欅坂46の衣装がナチスそっくりと炎上! ウケ狙いだけで「ファシズム」「軍服」を安易に取り入れる“秋元康”的手口|LITERA/リテラ 欅坂46の衣装がナチスそっくりと炎上! ウケ狙いだけで「ファシズム」「軍服」を安易に取り入れる“秋元康”的手口 酒井まど 2016.10.25 デビューシングル「サ
様々な議論を呼んだ、北海道男児置き去り事件。しつけとして北海道の山中に置き去りにされた小学2年生の田野岡大和くんは6日間行方不明ののち、奇跡的な生還を果たした。 発見前は「父親の殺人」などという心ないデマが流されたが、発見されてからは大和くんのサバイバル力を讃える声があがる一方、大和くんに対し石を投げたことを反省してないなどという心ないバッシングの声も少なくない。 たとえば大和くんが保護された2日後の今月6日『ワイドナショー』(フジテレビ)で松本人志は「この家族のこの先がちょっと心配(略)会見見た時にごめんねってお父さんが言った『ごめんね』。うーん、『ごめんね』わかるんやけど、それに対して息子が、『うん』と言ったって。結局、石投げたことを反省してないんちゃうんかっていうね」と語った。 続けて「信念があれば、置き去りもあり」などとも語っていたが、まあ、もともと体罰肯定派のうえ、最近、ネトウヨ
「朝鮮人を殺せ!」「在日は半島へ帰れ!」 排外デモ、嫌韓本、ネット……あらゆる場所にあふれかえるヘイトスピーチ。差別的言動をいさめるどころか、野放しにし、ヘイト主義者たちと一体となり助長させている安倍ヘイト政権。いまの日本の差別国家ぶりには目を覆いたくなる現状だが、そんななかある1冊の本が“反ヘイト本”として注目を集めている。 東山紀之の自伝エッセイ『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版、2010年刊)だ。東山といえば、ジャニーズ事務所所属のベテランアイドル。最近では私生活でも妻である女優の木村佳乃との間に二女をもうけ、ジャニーズアイドルとしては御法度の父親としての私生活もあえて積極的に語るなど、“物を言うアイドル”としての一面も見せている。 『カワサキ・キッド』は09年1月から1年4カ月の間「週刊朝日」に連載されたものだが、神奈川県川崎市で育った東山の極貧だった少年時代や、祖父がロシア人とい
ちょうど尖閣諸島に中国の大船団が来るというガセネタで日本中が浮き足立ってる頃であったが、テレビで3時間の生中継、田原総一郎氏を解説者に招いてAKBの大じゃんけん大会をやっていた。 ぼくはAKBの番組はよく見てる方だと思うが、さすがにこの企画はちょっと空恐ろしいものを感じた(「総選挙」とかも大嫌いである)ので、ツイッター(@yousaymale)でつぶやいたりもしながら、その空恐ろしさの中味を考えてみた。 以下二つが、呟いたこと。 AKBのじゃんけん大会って、凄いなあ。「努力など無意味で、結果は偶然でしか決まらない」という非人間的な現実を、全身全霊で肯定する姿勢の賛美。その理由は、国家や社会がそれを望んでるからだろう。個人の意志や営為の全否定。「デモの暴徒化」などより、こっちの方がはるかに戦争に近いと思う。 昨日書いたAKBのじゃんけん大会。要は、一生懸命努力(献身)することは絶対に要請され
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