米兵暴行は「事故」 防衛相、外務副大臣発言2012年10月21日 Tweet 【東京】米海軍兵による集団女性暴行致傷事件を受け、県内では事件の悪質性に反発が高まっている。だが、政府の認識や危機感を疑う大臣らの発言が相次いでいる。 事件発生翌日の17日、防衛省ロビーで記者団に初めて事件の受け止めを聞かれた森本敏防衛相は「非常に深刻で重大な『事故』だ」と発言。「事件」を「事故」と表現した。 さらに同日、「もはや正気の沙汰ではない」と強く非難する仲井真弘多知事に対し、森本氏は「米兵でも真面目に仕事をしている人も多い」「たまたま外から出張してきた米兵が起こす」と、言い訳とも取れる言葉を並べた。 ルース駐日米大使に事件の再発防止を申し入れた会談後のぶら下がり会見でも、森本氏は「米国と緊密に連携して『事故』の根絶をする」と取り組みをアピールしたが、ここでも「事故」と表現。この会見では4度にわた
military.comの記事から森本大臣のMV-22試乗ルートがどんなものであったかを推定してみました。 記事には以下のような描写があります。 森本氏が乗ったオスプレイは国防総省のヘリポートを飛び上がって離陸すると、この地区へ入ったり周囲を飛ぶ制限に従ってすべてヘリコプターモードで、ワシントン記念塔に近いポトマック川に沿って北に向かって低く飛び、クアンティコの海軍基地に向けて緩やかに左旋回をしました。 同情した記者はパイロットがノースカロライナ州ニューリバーのVM266航空隊から来たパイロットで、それから森本氏がMV-22についてさらに技術的な説明を受けたクアンティコ海軍基地に最も速く向かうために航空機モードにするためにローターを倒しました。森本氏は生き生きとしているようで、最初のオスプレイの経験を楽しんでいるように見えたと記者は言いました。 この記事からMV-22の飛行ルートを推定する
垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備することを米政府が日本政府に正式通告する「接受国通報」をめぐり、野田佳彦首相が外務、防衛両省に、先延ばしを求めるよう指示していたことが分かった。米国は拒否し、通報は予定通り29日に行われたが、首相は沖縄県などの反発を強く懸念したとみられる。 オスプレイは4月にアフリカ・モロッコ、6月には米フロリダ州で墜落したが、フロリダ事故の調査結果は出ていない。 首相は25日、玄葉光一郎外相、森本敏防衛相と首相官邸で対応を協議し、「もう1回交渉できないか」と指示。事故原因が判明するまで通報を遅らせることができないかを模索した。 26日、森本氏はカーター米国防副長官、玄葉氏はルース駐日米大使らと協議したが、米側は拒否した。
日曜日だし、梅雨も明けたことだし、沖縄全戦没者追悼式における野田首相あいさつ(全文)を読んでみる。 沖縄全戦没者追悼式が挙行されるに当たり、戦没者のみ霊に対し謹んで哀悼の誠をささげる。 人間が犯してきた罪深い戦争の中でも、ひときわ苛烈で凄惨な戦闘だったと言われる沖縄戦から、67年目となる初夏を迎えた。 鎮魂の思いを語るに当たり、あの悲惨な日々を心に思い描くことから始めねばならない。紺碧の海と空を黒々と埋め尽くした軍艦や爆撃機から、昼夜を問わずとどろき続ける閃光と爆音。幾万の住民が戦火のただ中に投げ出され、多くの命が奪われた。 戦争という人間自らが引き起こす災禍において、いかに人間の尊厳が踏みにじられてしまうのか。人間が人間らしさを失ってしまうのか。そうしたことを思い知らされる、筆舌に尽くしがたい出来事の数々が起こった。私たち日本人は、美しい沖縄の大地に刻まれた悲惨な歴史を決して忘れてはなら
[オスプレイ要請]まさか「慰霊の日」に… Tweet 2012年6月8日 09時36分(5時間20分前に更新) 人の心の痛みや悲しみが分からないような首相だとは思いたくない。 県民の大多数が反対している垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場への配備を、こともあろうに23日の「慰霊の日」に沖縄入りして仲井真弘多知事に要請し、理解を求めるという話が事実だとすれば、あまりに無神経である。 藤村修官房長官は「事実無根」と否定しているが、火のないところに煙は立たず。官邸内からそうした話が漏れ伝わってくること自体、不謹慎だ。 「慰霊の日」は、沖縄にとって特別な日だ。県民は、沖縄戦で犠牲になった人々のみ霊に祈りをささげ非戦を誓い、平和への思いを新たにする。 そんな日に、4月にモロッコで訓練中に墜落事故を起こし、原因究明がいまだ不十分なオスプレイ配備を要請して、仲井真知事が了承すると考えてい
先ほど、森本敏拓殖大大学院教授が新しい防衛大臣に選ばれたとの報に接して驚かされました。 私は4月23日に民主党に送った提言で次のように書きました。(全文はこちら) 平和国家としての日本を実現しつつ、国土保全を執行するだけの見識を持ち、民主主義体制の下での自衛隊を整備する能力のある政治家を育てること。それができないのなら、外部にこれらに相応しい人物を求めて防衛大臣に任命する態勢を党内に整える必要があります。そして、これこそが政権党が防衛分野に関して実現すべき政治改革です。 森本氏が私が考えるような理想的な防衛大臣かというと、多分外れているのだと思います。彼は学者ではあっても、政府寄りの立場をとってきた人で、客観的な研究家というよりは政府の代弁者として活躍してきた印象です。森本氏の言動を熟知しているわけではありませんが、テレビ番組などで聞く意見は常に外務省寄りで、よい印象はありません。防衛大学
社説 評価書全文 アセスの名に値しない 非科学的記述の連続だ2012年1月9日 Tweet 科学を装いながら、およそこれほど非科学的な政府文書を目にしたことがない。米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた防衛省の環境影響評価(アセスメント)の評価書のことである。 まず建設するという結論が先にあり、その結論に合わせ、都合の良い記述を並べる。日本のアセスは「アワス(合わす)メント」とやゆされて久しいが、これほどその形容がふさわしい例も珍しい。 はぐらかし、すり替えを繰り返し、環境への影響をひた隠しにする文書はアセスの名に値しない。 ■近代以前 「はぐらかし」の最たる例はオスプレイ配備の件だろう。県はたびたび、代替施設にオスプレイを配備するのではないかと問い合わせてきたが、政府は「米側に照会したが、何ら具体的な予定はない」と繰り返していた。 だが1996年の段階で米側は配備を通告し、同年
2011年03月02日 鳩山前首相の言っていることは正しい(やったことは無茶苦茶だったけど) (2) テーマ:政治について(19672) カテゴリ:安全保障 ちょっと前のネタですが、昨年の春頃、普天間基地の移設先選定にあたって、当時の鳩山首相が移設先を辺野古とするために、海兵隊が抑止力だと認識するに至ったと言ったことがありましたが、今度はそれが「方便」だったと言い出しました。 それに対して、産経新聞が頓珍漢な噛み付き方をしています。 -- 在日米軍 抑止力は平和に不可欠だ 2011/02/19 07:18 【主張】 日米同盟の根幹である米軍の抑止力をないがしろにしてはなるまい。 中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発など日本の安全保障環境は悪化し、同盟に基づく抑止力が今ほど必要なときはない。鳩山由紀夫前首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設を決断する根拠とした米海兵隊の抑止力
政治 【特別評論】松元剛 琉球新報政治部長 鳩山「方便」発言が問うもの2011年2月18日 Tweet 米軍普天間飛行場の県内移設の理由に挙げた「抑止力」について、鳩山由紀夫前首相が「方便だった」と証言した波紋が、本質からずれる形で広がっている。抑止力の虚構性など、追及されるべき大事な論点が、中央政局の陰で埋没する本末転倒の状況が続いている。 名護市辺野古への移設を譲らない米側に屈し、県民や国民に説明できないため、方便を用いて県内移設の理屈を繰り出した―。政治主導を掲げた前首相のあっけない挫折劇の実態を知った県民の間で、怒りと失望が再び噴き出しているのは当然のことだ。 その一方で「やはり、そうだったか」と冷静に受け止めた人も多いだろう。鳩山証言を今後の基地問題の反転攻勢にどう生かすのか。沖縄社会に突き付けられた重い課題でもある。 国会での論戦や在京大手メディアの報じ方の大勢は、失言
政治 “抑止力は方便“鳩山氏に不信再び 県内関係者「地元で声聞いて」2011年2月13日 Tweet 鳩山由紀夫前首相が普天間飛行場の県内移設について、在沖米海兵隊の「抑止力」を自ら「方便」と認め、官僚の抵抗に屈して県外移設を断念したことを明らかにしたことに対し、県内の関係者からは鳩山前首相や民主党に対する不信感が噴出。「抑止力」が虚構だと認めた鳩山発言に、多くが「発言に責任を持つべきだ」「県外移設を菅内閣に働き掛けて」と政権党の一員として主体的に行動するよう求めた。 ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は抑止力に関し「他県が受け入れないから沖縄になすり付けるための大義名分でしかないことがはっきりした」と怒りをあらわにした。見通しもなく「最低でも県外」と言ったことに「選挙対策だったと認めたことになり、政治家がそんなことを言ったらおしまいだ。本気になって官僚と向き合い、リーダーシップを発
政治 「発言責任持って」県外執着も“人ごと” 鳩山氏「県民に申し訳ない」2011年2月13日 Tweet 普天間飛行場の辺野古移設回帰について、首相在任中の心境などを語る鳩山由紀夫前首相=1月31日、衆院議員会館 【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を決めて首相を辞任して以来、初めて沖縄の地元紙のインタビューを受けた鳩山由紀夫前首相。県民の期待を怒りに一転させた県内移設回帰の政治決断をした当時の内幕を淡々と語る一方で、今も「県外」にこだわりを見せる口ぶりはまるで「人ごと」。無責任な雰囲気を漂わせた。 インタビューでは「県外」への強い思いを語る一方、「残念ながら沖縄の皆さんに理解してもらえる案になっておらず申し訳なく思っている」と県民に陳謝した。 政権交代前の衆院選から「最低でも県外」と繰り返してきたことには「県民の期待感もそこに非常に集約されていたし、県民のことを考えればどうし
政治 鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言2011年2月13日 Tweet ―2009年衆院選で移設先は「最低でも県外」と発言した際の見通しは。 「民主党は沖縄ビジョンの中で、過重な基地負担を強いられている沖縄の現実を考えた時に、県民の苦しみを軽減するために党として『最低でも県外』と決めてきた。鳩山個人の考えで勝手に発言したというより党代表として党の基本的考えを大いなる期待感を持って申し上げた。見通しがあって発言したというより、しなければならないという使命感の中で申し上げた。しっかりと詰めがあったわけではない」 ―首相就任後もなぜ「県外」が党内、閣内で浸透しなかったのか。 「政権を取った後の難しさで、簡単じゃないとの思いから腰が引けた発想になった人も多かった。閣僚は今までの防衛、外務の発想があり、もともとの積み重ねの中で、国外は言うまでもなく県外も無理だという思いが政府内にま
抑止力は「方便」 国益損なう無責任な鳩山発言(2月17日付・読売社説) 鳩山前首相が、沖縄・米軍普天間飛行場の県外移設を断念した際、理由に掲げた米海兵隊の抑止力の維持について、「方便だった」と語った。 日米同盟の根幹である在日米軍の存在さえ否定しかねない、無責任かつ不穏当な発言である。沖縄県民は無論、日米両国民に一層の不信感を与えよう。 鳩山氏は首相在任中の昨年5月、普天間飛行場の移設先を「県外」から「県内」に転換する折に、「学ぶにつけ、沖縄に存在する米軍全体の中で海兵隊の抑止力が維持できる」と述べた。 ところが、沖縄県の地元紙などのインタビューで、この発言に関し、後付けの理屈として「抑止力」を用いたのであり、「方便と言われれば方便だ」と説明した。 鳩山氏は記者から「方便か」と問われて追認したと釈明しているが、軽率のそしりを免れない。 首相になって抑止力を学んだと述べたこと自体驚きなのに、
政治 「抑止力は方便」断念理由後付け 鳩山前首相、普天間で証言2011年2月13日 Tweet 【東京】鳩山由紀夫前首相は12日までに琉球新報などとのインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設交渉の全容を初めて語った。「県外移設」に具体的な見通しがなかったことを認めた。「県外」断念の理由とした在沖米海兵隊の「抑止力」については「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便といわれれば方便だった」と述べ、「県内」回帰ありきの「後付け」の説明だったことを明らかにした。在沖海兵隊の「抑止力」の根拠の薄弱さを浮き彫りにした前首相の歴史的証言は、県民の反発と波紋を広げそうだ。 海兵隊の抑止力については「一朝有事のときに米国人を救出する役割だから、存在自体が直接、戦争の抑止、攻撃の抑止になるわけではない。全体として4軍そろっていることが必要で、全て連関し
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