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genderとし:書評に関するdimitrygorodokのブックマーク (5)

  • 『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の内容について|海法 紀光

    同書を読んだので内容を自分なりにまとめてみる。 まずアメリカにおいて、未成年の性別違和感の診断について、いいかげんな診断が行われ、それに沿った手術も行われる、という問題自体はあるのだろう。一方で、書のそうした危険についての紹介の妥当さは、控えめに言って懸念が残る。 未成年で、自分がトランスジェンダーではないかと悩む人の内、勘違いであるものも当然、あるだろう。一方で、勘違いでない人もいるだろう。どうやって見分けるのだろうか。 このによると、トランスジェンダーの人は、自分の性別違和を子供の頃から明確にわかっており、当にそうかと悩むこともなく、誰とも相談する必要もなかったという(INTRODUCTION CONTAGION)。 逆に言うと、悩んでるトランスジェンダーの人はトランスではないという主張なわけで、こういう理解を広めるのは当に危険である。 こののほとんどは、トランスジェンダー

    『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の内容について|海法 紀光
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2023/12/06
    所謂「寝た子を起こすな」的な本ですね。でもこれでは社会に出てた時に何の備えもなしに複雑な問題に対し適切な決断を迫られるという、非常に酷な話になる。昔はマイノリティやジェンダー問題を無視してただけだし。
  • 聞く耳をもったあなたに読んでほしい。「説得の書」として書かれたジェンダー論の教科書/加藤秀一『はじめてのジェンダー論』(有斐閣) - wezzy|ウェジー

  • アレクシエービヴィチ女史がノーベル文学賞

    【ベラルーシの作家にノーベル文学賞】 スウェーデン・アカデミーは8日、2015年のノーベル文学賞を、旧ソ連を構成したベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさん(67)に授与すると発表した。 授賞理由では「私たちの時代の人々の苦悩や勇気を、多くの聞き書きを通じて多層的に描き出した」などと評価した。アレクシエービッチさんはウクライナ生まれ。ベラルーシ大学を卒業後、ジャーナリスト、教師として活動した。ベラルーシの首都ミンスク在住。第二次大戦に従軍した女性や関係者を取材した第1作「戦争は女の顔をしていない」のほか、アフガニスタンを侵攻したソ連軍の帰還兵や家族の証言、チェルノブイリ原発事故に遭遇した人々を取材した作品などを発表している。アカデミーは「作品は人々の内なる声を注意深く重ね合わせたコラージュになっている。彼女は新たな文学のジャンルを発明した。彼女の作品を棚から外したら、そこに

    アレクシエービヴィチ女史がノーベル文学賞
  • 愛✕信仰『ラディカル・ラブ クィア神学入門』

    📖 ほとばしる情熱! 神への忠誠心! 異性愛ではない在り方を、神は愛してくれている。そして、人間はその神の愛に応えなければならない。 先鋭的な神学者たちが、多様な人間界の愛の有り様を、主の示し給うたものとしてここまで論じるのだぁあぁ。読んでみないかい? ラディカル・ラブとはジェンダーやセクシュアリティの事柄を含むあらゆる境界を消し去るほど極端な愛であると定義される。 神の啓示、あるいはカミングアウトは、神と人間との境界を消し去るという意味で、ラディカル・ラブの行為であると言える。それは、神が神と人間との隔たりを打ち破り、私たちに向かって手を伸ばしているということである。 結婚の定義は社会的に作り出されたものであり、常に変わり続けているものである。たとえば、聖書の時代には一夫多制が認められていたし、アメリカでは1967年に最高裁が違憲と判断するまで、異なる人種同士の結婚が禁止されていたの

    愛✕信仰『ラディカル・ラブ クィア神学入門』
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2015/06/27
    "異性愛主義的な神学では夫と妻の結婚の絆を「自然」なもの、あるいは神によって定められたものと考え、男女の相補性を強調する。しかし処女の母として、マリアはこの異性愛主義的な神学を脱構築していると言える。"
  • 「母がしんどい」「母が重い」娘が急増中 | ダ・ヴィンチWeb

    『母がしんどい』(田房永子/新人物往来社)は、どんなことでも娘を支配したがり、しかも思い通りにならないと喚き散らすという母を持った著者が、母の束縛から自立するまでを描いた作品だ。Amazonの出版社コメントによれば、「自分とまったく同じ」「私だけじゃなかったんだ」という共感の声が届いている、という。 実は、母娘の関係を描いた作品は、近年とみに増えている。たとえば、村山由佳の『放蕩記』(集英社)は、長年にわたる母と娘の確執を描いた作品だし、直木賞を受賞した辻村深月の『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)では、過干渉な母と娘の関係性が重要なテーマとして登場。また、佐野洋子のエッセイ『シズコさん』(新潮社)では、“母親を好きになったことがない”というストレートな心情が綴られている。ノンフィクションの世界でも、カウンセラーである信田さよ子の『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』(春秋社)や、精神科

    「母がしんどい」「母が重い」娘が急増中 | ダ・ヴィンチWeb
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2012/09/02
    "女性には社会的な安定を望む一方、結婚や出産という“女としての期待”もプラスされてしまう/娘に対しては、罪悪感を適度に刺激することで「母を支え続けなければならない」という義務感を植えつける"
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