荒木飛呂彦先生「ジョジョの奇妙な冒険」79巻 http://d.hatena.ne.jp/VanDykeParks2/20060310/1142006820 トニオ氏によるエントリだが、メインの話はパス。扱うのは表現と未来の話について。僕は表現において未来を強調する。何故なら過去は、そして現在もまた専制的に振る舞うからだ。 寄り道として普遍の話をするが、まず普遍とはその両方が「あまねく」と読まれるように、時間と場所を問わずに通用しているものである。しかし、普遍性を想像するそいつ自身は当の時点から逃げ出せないままである。従って、普遍性をごく簡単に召喚する場合、そこにある「過去の専制」に対して無批判って事だ。これがニーチェの問題だ。 そしてしかし、そこまで話を大きくしなくとも過去による専制はありふれた事である。その当人の考える限りでの「常識」である。それはそいつの過去の専制である。常識的に考え