おれはおまえじゃないポジティヴ 以前から「同じ場所にいるふたりでも、見方も違えば考えていることだって違う」っていう状態を客観的に眺めるのが好きだったんです。 その人物の主観でみた場合、きっとその人の真実があるとおもうんですよ。でも相手は異なった真実を持っているし、第三者がそれを観測したとき、またほかの解釈をする。 はてなグループを作りました 上記をテーマにした遊びをウェブでできないかなと考えておりまして、とうとうはてなグループでやってみることにしました。 g:school-days です。 似たような趣味をお持ちの方が、ゆるゆると遊べるものにしたいなと希望しておりますゆえ、参加してくれるとうれしいです。 まだ仕組みが完全じゃないですが、とりあえず観察してみてください。参加者ややりたいことに合わせて変化していくところも、集団作業の面白みじゃないかと思っています。 なるべく機能をいろいろ使って
アニメ版『ハルヒ』は色々な仕掛けが大きな話題を呼びました。物語が時系列順に並んでいないこともその1つです。しかし素晴らしいのは、単に売上を高めるためのアコギな手段ではないことです。作品の演出としても効果的なんですね。この2つを同時に成し遂げたから、『ハルヒ』は大いに支持されました。単純に商売のためだけなら、仮に信者は取り込めたとしても、信者以外の層に広がりはしなかったでしょう。百戦錬磨のアニメオタクは、そこまで安い手には引っかかりません。 例えば、『ライブアライブ』を12話に持ってきたことで、放映直後に劇中歌集CDが発売されることになり、あり得ない勢いで売れています。しかし『ライブアライブ』がこの位置にあるのは、最終回に向けて焦点をハルヒとキョンの関係に絞り込んでいくためです。みくるの出番を原作以上に抑えつつ、前半でハルヒを、中盤で長門を立たせる演出の流れ。そして最終3話ではハルヒとキョン
まったく新しいもの 世の中の怪物、キメラやスフィンクス、エイリアンから怪人に至るまで、あらゆるクリーチャーは、何かと何かの合成でつくられてきた。まったく新しいものを想像/創造することは、きわめて困難なことのひとつだからだ。まったく新しいものには名前がつけられることで、初めてそれが他のものと区別される。魔術とは本質的に、秘密の名前についての科学だ。 言葉に先立つ概念があるか。これは哲学の重大な問題だが、一般にものごとは、言葉によって他のものと峻別され、特徴をもった存在として屹立する。 言葉はある。しかし、中身はない――そんな特別な言葉が、コンピュータにはある。「ハイパーテキスト」である。いまから40年以上も前に、この言葉を生み出した男がいる。テッド・ネルソン氏。時代を40年以上も先取りした男だ。 テッド・ネルソン氏 ハイパーテキストというからっぽの容れ物に、それから40年、多くの人がいろいろ
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