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ブックマーク / deztec.jp (12)

  • 偽善力が足りないっ!

    偽善力 陰険で邪悪な音をねじ伏せる、美しく空疎な建前の力。 状況説明は略します。 キャラクターやら芸風、匿名希望(カナかな団首領さん) 阿曽山大噴火という芸人がいて、この方はいつもヒゲ+スカートというファッションで暮らしているそうです。写真などを見る限り、色使いも派手。つまり、OYAJI さんのアバターの生き写しが実在するわけ。OYAJI さんのアバターは、写真と見紛うほどに人そっくりなのだと、私は推察しています。 ですから、そのアバターを見て「キモイ、人間とは思えない」などと中傷するのは、その人の容姿を面罵するのと変わりないのではないか。少なくとも、OYAJI さんを深く傷つける可能性は大いにある。 それに実際の外見とかけ離れているとしても、何らかの願望を仮託してあのようなキャラクターを描いたのだから、当人が目にするようなところで無用の罵言を吐くべきではない、とはいえそう。そりゃ言論

  • 「フラット化」を自分に都合よく解釈する人々

    ネット世論の「拠って立つ場所」とは(佐々木俊尚さん) あられもない言い方は避けるが……(id:finalvent さん) 責任を問うた者は、いずれみずからの責任も問われる。結局のところ、だれもアウトサイドに出ることはできない。アウトサイドに出ることができるのは、発言しない人たちだけなのだ。 インターネットのフラット化の果てには、まだ広大な地平が広がっているように思える。 私も意図的に韜晦に書くことがあるので人のことはいえないが、これ、意味不明。 「誰もアウトサイドに出ることができない」はぁ? 佐々木俊尚さんの発言を引用して finalvent さんが意味不明と感想を述べた、という状況。 私の解釈は、「発言」は何らかの価値体系を背景に持つため、あらゆる「発言」は価値体系の外側から簡単に攻撃されうる。ただしその批判もまた言語化された時点で拠って立つ価値体系が限定されてしまい、包括的な批判とはな

  • みな論理的に話をしている

    1. 自分を論理的だと信じている人達(苦手な女性の共通点)、、(ちゃんみつさん) 以前も書いたのだけれど、感情論はたいてい、論理がしっかりしている。 私は白い壁が好き+あなたは壁にポスターを貼るのが好き+あなたにとってポスターを貼ることより私の気持ちの方が大切なはず→我慢してくれるわね? といった感じ。(大筋で)論理の破綻はない。無論、前提がひっくり返れば結論は変わりますけれども、話者の想定している条件が満たされている限りは、おかしなところはありません。 id:chanm さんがもうひとつ問題視しているのは「屁理屈」ですが、これもたいてい、論理はしっかりしています。 「感情論」や「屁理屈」がなぜ反対者への説得に効果的でないのかというと、論理に誤りがあるからではなくて、前提条件への同意が得られないからです。もっと書けば、「感情論」とか「屁理屈」といった呼称は、(多くの場合)前提条件に同意でき

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    gnt 2006/06/07
  • 中間情報産業への無理解

    1. VIPPER vs VIPブログ連合(←訪問者の mixi ID を取得中) 2ch の書き込みを利用して誰かが儲けるのは許せない、という人々が VIP 系まとめサイトを攻撃中、だそうな。私は VIP 板のスレッドを直接に見たことがほとんどない。面白いところだけまとめたサイトを見る方が効率がいいので。というか、まとめサイトさえ基的には見てなくて、はてなブックマークや迎賓館裏口で紹介されたものしか読んでない。 あまり理解されていないことだけれども、マスコミ報道の過半は情報の集約・整理・取捨選択によるもの。ウェブでは何かというと「一次情報に当たれ」といわれるし、私もそう書いてはきたのだけれども、現実問題、そんなことは不可能だというところに中間情報産業の存在意義がある。新聞のスクラップをまとめただけの雑誌とか、専門分野の世界にはたくさんあること、ご存知でしょうか? 興味・関心のある分野の

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    gnt 2006/05/31
    何かいろいろ揉めてるようで
  • ブロガーという難儀な生き方

    1.起 ちょっと待て(トニオさん) トニオさんへ(加野瀬未友さん) d:id:kanoseさんへ(トニオさん) トニオさんへ その2(加野瀬未友さん) 心底、がっかりしました(トニオさん) トニオさんには何か嫌なことがあって、以前のはてなアカウントを捨てたんですね。で、新しいアカウントを取って、楽しい新生活をはじめようとしていた。加野瀬さんは、トニオさんが新アカウントでとある嘘をついていることが気になっていた。けれども、その説明をするには、新アカウントをばらす必要がある。とりあえず、新アカウントをソーシャルブックマークして様子見を決め込んだ。 加野瀬さんのブックマークをお気に入りにしている人は数百人いるので、トニオさんの新アカウントはけっこうたくさんの人に知られてしまうことになった。トニオさんは怒って、日記で反応した。ま、罠にかかったようなものですよね。トニオさんが公開のウェブ日記で質問す

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    gnt 2006/04/03
    銀河通信の希望。「チラシの裏じゃあ、日記を書けない人が、いるわけです。」
  • 読んでみたら面白い、という最悪 補足

    0. 文章を意図したように読んでもらえないのはいつものことだけれど、今回は相手がたいへん憤慨されているので、2006年3月27日に補足記事を書きました。 読んでみたら面白い、という最悪(徳保隆夫) みんなと友達になりたいだけです。(id:churchill さん) 1. 題に入る前にひとつ。 私はサブカルではないし、オタクでもないと思う。私は中学・高校と、いわゆるオタク文化圏やサブカル文化圏の人が周囲に多い世界(文藝部とか美術部とか)にいたんだけど、自分はどちらにも関心を持たなかった。テレビを見ない、映画も観ない、音楽を聴かない、マンガも読まない、服飾にも無関心。じゃあ何をしていたか? まじめに勉強して、水彩画や油絵を描いて、雑誌の編集作業に没頭したり、美術館に行ったり、文化祭の準備を頑張ったりしてた。 校則を破らない、法律も犯さない。冗談みたいな「優等生」をやっていて、それが私にピッタ

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    gnt 2006/03/30
    んあー。わかる。かも。
  • 諦観をベースにささやかな希望を抱く (徳保的世界観入門)

    加野瀬さんのご意見への回答という形をとりつつ、麻草さんのご意見にも婉曲に反応します。 「エンタテインメント」は免罪符ではない。(麻草さん) 『ぼくたちの洗脳社会』を好きな人が「映画の力なんて大したことがないんだ!」と主張する不思議テクニック(加野瀬さん) 備忘録を書いて4年、普段どれだけ自分が他人の説得を諦めているかを、逆に実感させられることになりました。様々な意見交換に嘴を挟んでみて、自分の無力を散々思い知らされ、「なるほど、こういうわけだから、日頃たいていのことについて自分の意見を何も主張せずに暮らしているわけか」と。そう思って自分の行動を見つめなおすと、じつはウェブでも気になるテーマのほとんどについて何も語らず、ごく僅かな事例についてのみ意見を書いてきたことに気付かされます。 徳保さんの記事中の「映画」というのは、映像やら書籍やら音楽やら、人間の表現活動に置き換えられると考えられる。

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    gnt 2006/02/28
    重要。テンションの問題?でも常に「ささやかな希望」に軸足をおくべき、というスタンスをとりたい
  • 映画の力と馬鹿な大人

    「ホテル・ルワンダ」と「帰ってきたウルトラマン」(町山智浩さん) 「ホテル・ルワンダ」を見て(mahorobasuke さん) 『ホテル・ルワンダ』なんか何の役にも立たない!  この人を見よ!(町山智浩さん) 『ホテル・ルワンダ』が役に立たない??(J2 さん) 私は映画にせよ何にせよ、それほど期待していないからなあ……。何かの役に立つと思って映画を見せたがる大人のことを「やっぱ人間って、歳をとると馬鹿になるのかね?」と思ってたあの頃(いつ?)の気持ちを思い出そう! 「ホテル・ルワンダ」を観賞して感動するのは、最初からその主張に共感するところのある人だけでしょう。だから、嫌韓の人は、嫌韓の心情に影響しない形で都合よく感動する。それだけのことです。 かつて私は仏教系の小学校に通っており、月に1回、宗教講話会と称してお坊さんのお話を伺う機会がありました。前半30分が説法、後半1時間が映画。たい

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    gnt 2006/02/27
    作品主義。真だが、真が倫理かというとそうでもない場合もある、みたいな
  • 少女単体「ロミオとジュリエット」の備忘録

    0.前口上 私は「芸術」のわからない人間です。小学校6年間、絵画教室に通い、中高では美術部に在籍しました。高校では文藝部にもハマりました。芸術に、人一倍、興味はあったのです。しかしついに一度も芸術の狂気に触れることもなく、名作・傑作と名高い作品に接しても、俗なレベルで薄っぺらな「感動」をするばかりで、電撃に打たれるような感覚はついぞ味わったことがない。つまらない、小市民に過ぎません。 いま世界の片隅に、「少女単体」という芸術ユニットがあります。中心人物である苅谷文の強烈な個性に依拠したプロジェクトで、現代日の前衛芸術のひとつの形として、某方面で話題沸騰中だといいます。日、私は少女単体の第4公演「ロミオとジュリエット」を鑑賞しました。Folio 編集長サイキカツミのもとへ届いた招待状に誘われ、Folio スタッフとして招待客を演じることとなったのです。 この度、「少女単体」は、第4回公演

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    gnt 2006/02/07
    読むだけ読んでブクマし忘れてた。素晴らしい世界
  • 気兼ねなく孤独になる自由

    ARITFACT BOOKMARK / 理想の旦那サマ(リンク集) 各人のいうことは理解できるが、私の胸に迫るような提言は見当たらなかった。見落とし、かな。いや、やはり話題の種類に関わらず、切実な関心を欠く層は発言しないというだけの話かもしれない。 以前も書いたけれど、私はモテとか非モテとかの話題は「読み物として面白い」とは感じるものの、「自分の問題」とは思わない。芸能人のゴシップ記事と同列なんだね。多くの人にとって、芸能人は遠い存在で、だから他人事として彼らの私生活の話題を楽しんでいるのだと思う。私にとって、例えば id:caprin さんが次のように書く感覚は、遠い。 「他人に高望みはしない、だけども人から望まれもしない。」というある一種の無関心は自分がするにはいいが、他人に自分がやられると実はかなりつらいんだよなあ。ぶっちゃけ結婚しない(できない)ことによって自分は世界から必要にされ

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    gnt 2005/12/26
    適切じゃないタグらしいですが。まぁ。あとなんか書く。
  • COOKPAD 問題雑感 (ページ移動前)

    gnt
    gnt 2005/12/15
    カウンターとしてこういう言説も必要ですね。40/30000出し、というのもある意味正しい
  • 趣味のWebデザイン - 文化摩擦の回避は片務的でなく

    よくある個人サイト管理人のスパイラル という訳で、直接言われた訳ではない外野の声的なものは、ああ、こう思っている人もいるのだなぐらいで気にしないが吉。 以前は私もそう思っていたが、最近は、より理性的になれる(という自覚のある)者が自重する他ないのではないか、と考えるようになった。 無神経なコメントをつける人はいなくならない。その意味で、加野瀬さんのアドバイスは有効だ。 逆に、きついコメントに大ショックを受ける人も、決していなくならない。その意味で、きついコメントを公開の場に出さない配慮も、した方がよい。 一方、確信犯は、最後まで責任を持て。といって、何ができるというものでもないのだが。きついコメントがつく可能性を知っていた人が、みっともなくギャーギャー被害感情を発信するのは考え物だ。逆に相手が潰れる可能性をわかっていたくせに「こんなことで閉鎖するなんて信じられない。バカじゃないの」とか白々

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