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ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (17)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: どんな欠点にも長所がある

    gnt
    gnt 2007/04/26
    クライフ名言集。「ボールを持っていれば、点を取られない」はどう見てもシャア。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか

    前書きを読んだだけで、すごいだというのは分かるし、今、目の前にとんでもない厚さの資料やらやらがあって、それを読んだ後でないと取りかかれないのも目に見えているので、紹介。 すごいです。 捕鯨対反捕鯨の枠組みを変えてくれるし、反捕鯨の代表と思われているグリーンピースのイメージも変わるだろう。なにしろ、「グリーンピースは捕鯨を卒業すべし」と、グリーンピース・ジャパンの現事務局長が言ってしまうのだ。 以前、ぼくはグリーンピースジャパンで、各国の海洋生態系問題担当(つまり、捕鯨問題担当でもある)を前にして講演をしことがあって、それを強烈に思い出した。 その時、何を話したか、論理構成やら、枝葉末節やら、つまり、あらかた忘れてしまったのだけれど、伝えたかったコアなことは、「もしも日に捕鯨をやめさせたいなら、頭ごなしな日批判はむしろ逆効果だ。グリーンピースが特に初期のキャンペーンで植え付けた、日

  • リヴァイアさん、日々のわざ: サイエンスアゴラでうまく言えなかったことが、ここに書いてある

    サイエンスアゴラ、「脳科学と神経神話〜科学と社会の健全な関係を探る〜」に出席して、うまくいえなかったことがいくつかあって、その中でもとりわけ困難を覚えたのは、「一般の人が統計学をもう少し知ることが、意外に大事ではないか」という指摘。 これは当に大事なことだと信じているのだけれど、問題が大きすぎてうまく言えなかった。 そこで、家に帰ってから、ツンドクになっていたこのを読み始めたら、いきなりまえがきに書いてあった。 ぼくがいいたかったこと。 まさにこの記述。 ……19世紀になっても誤差は増え続けた。測定が精緻になればなるほど、さらに誤差が生じたのだ。時計仕掛けの世界はめちゃめちゃになった。生物学や社会学の法則を発見する試みは失敗に終わった。物理学や化学のような旧来の科学では、ニュートンやラプラスが用いた法則は、大雑把な近似にすぎないことが証明されたのである。徐々に科学は実在(リアリティ

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 週刊ポストの受動喫煙記事に対するコメント1

    週刊ポストの「受動喫煙は子どもの発ガンリスクを減らす」の記事、読みました。 あやまりであったり、ミスリーディングだったり、という部分があるので、まとめておきます。 ちなみに、高岡健・岐阜大学医学部助教授の発言もおかしなところが多々あるのだけれど、こういうのは記者のまとめ方ひとつで随分印象が違ってくるので、高岡助教授人も、こういう出方をして忸怩たる、という部分はあるのかもしれないと想像しつつ、全体として、やはり不用意な発言をされていると思います。 まず最初に、元論文は封印なんかされてません。 ここでちゃんと公開されています。 おまけに、WHO傘下のIARC(国際がん研究センター)のメタアナリスシス(2004年に発表URL分かれば記入します)にも組込まれています。つまりその「成果」も織り込んだ上で、WHOは受動喫煙の害を考えているわけです。 これは封印、とは言わないよね。普通。 さてさ

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    gnt 2006/11/09
    リスクとリスク比とオッズとオッズ比
  • リヴァイアさん、日々のわざ: PTA「強制」加入問題について、「かいちょー」さんからコメント!

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    gnt 2006/10/05
    「結社しない自由」
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 昔書いた、サッカーの文章

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「99.9パーセントは仮説」について

    新書レビューです。 「99.9パーセントは仮説」(竹内薫)と「全地球凍結」(川上伸一)は、まったく違ったテイストの科学なのだけれど、続けて読んで妙に味わいがあった。 まず「99.9パーセントは仮説」。これは実は看板に偽りのある。内容に忠実に沿えば「100パーセント仮説」とか、「たしかなものは何もない」といったタイトルになるべき。 実際に「科学はぜんぶ『仮説にすぎない』」(33ページ)をはじめ、類似の表現がたくさんされていて、つまり、一般には「正しいことを述べている」と思われがちな、科学を相対化する言説に満ちている。 科学的理論が、仮説であるということ自体、むしろ当たり前であって、それを必ず「仮説である」と認識するところが科学のキモだと、ぼくは感じているのだが(たとえば、宗教はみずからの主張を仮説とは言わない)、どうも世の中には「科学は正しい」という信仰があるらしく、それに対して「

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    gnt 2006/05/24
    悪名高い80s科学論とは一線を画す?
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 世田谷ゲーム講演について、ブログ内のリンクをまとめます

    ようやく一段落したので、「後から来た人」のためにまとめておきます。 ぼく自身もこのURLをひとつ示せばよくなるので、便利だし。 最初は、学校の保護者会で、担任の先生がゲーム脳について注意を喚起したところからはじまり、ぼくが「火の粉を払う」(払いきれなかったけれど)ためにした諸々のこと。 もっと詳しく読まれる方は、カテゴリをたどってくださいませ。 それでは、以下、まとめ。 リヴァイアさん、日々のわざ: とうとうゲーム脳が来た!. まず、学校の保護者会で、古い「ゲーム脳は怖い」という新聞記事が配られました。びっくり。ほんと、「ゲーム脳」については、そのトンデモ具合の認識はしていたけれど、まさか自分と関係することがあろうとは……。 「ゲーム脳」について先生に手紙を出す. これについて、担任の先生に手紙を書いたけれど、返事はなし。この時点では、まだ、先生がたまたまゲーム脳を知って、危機感を

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    gnt 2006/04/04
    サイト内まとめ。おつかれさまです。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 科学哲学って……評判悪い!

    ゲーム脳講演の総括・意見交換のために、区役所に行ってきたのだが、ちょとそれは置いておいて電車の中で読んでいた「科学における社会リテラシー3」(総合研究大学院大学)のこと。このブログにもちょくちょく書き込んでくださる津田敏秀氏の「疫学入門——疫学的方法論と因果推論」を読んでいて、ふと感じたこと。 津田氏は、この論考(講義を採録したもの)の中で、科学哲学の重要性を説く。それは、ヒュームが提起した、因果推論の不可能性をいかに克服するかという点で、科学哲学が唯一、真剣かつプラクティカルに「救う」方法を考えてきた、という部分での「科学哲学」についての重要性だ。 現場の研究者にしてみれば、彼らの(研究者の)探求の方法は「成功」しているのだから、それでいいのかもしれない。しかし、なぜ、それで成功するのか知りたくなる者がいても当然ではあるし(科学史・科学哲学のはじまり、ということです)、疫学のように、

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    gnt 2006/03/28
    ふむ
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「わたしも検索をしていただきたい」と主催者は言った(世田谷区のゲーム脳講演リポート3)、追記あり

    3月6日の森昭雄氏の講演は、主催者の世田谷区健康づくり課、小池課長が「前置き」と、「結語」を述べ、森氏の講演や質疑応答はその間に挟まれる形式で行われた。そのあたりに区の姿勢がはっきりと見られるわけで、それについてのリポート、および、ぼく自身の感想。 できれば、一気にここまで書ければよかったのだけれど、通常業務の中で時間をひねり出しているのでご容赦を。 まずは前置きで、この講演の位置づけを述べた。 ふだんの保健指導業務(?)の中で、子供の発達とゲームの関係について悩みを聞く機会が多い。自分自身も家にゲーム機が7台あり、息子たちもゲームをしながら育ったから、その問題意識は理解できる。ならば、それについてのひとつの考えを紹介し、「一緒に考えていこう」という主旨。「あたりさわりのない前置き」であったと思う。 こういった態度って、「ニーズがあり、それに応える」ことは行政の仕事だから、そういう意

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    gnt 2006/03/09
    課長かっこいいぜ!ちょうかっこいいぜ!
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「あなたの方がおかしい」と森昭雄氏に言われるの巻(世田谷区のゲーム脳講演リポートその2)。追記あり

    最後の質問にあてていただいた。どうやら手を挙げたのはぼくだけだったらしいが。 発言したのは「三種類」のこと。 (1)来場した方々へのお願い (2)森氏へのお願い・質問 (3)主宰者への質問 具体的には…… (1)来場者へ 森氏も講演中みずから認めていたように「ゲーム脳」には、懐疑的な声も多い。ぜひ、家に帰ったら「ゲーム脳」で検索し、自分で判断していただきたい。 (2)森氏へ お願い 「ゲーム業界からお金をもらっているほかの脳科学者と違い」、森先生は「科学者なので言わなければならないことは言う」、また、「多くの研究者に一緒に研究して欲しい」とのことなので、是非、ゲーム脳についての論文を、ちゃんとした専門雑誌に投稿していただきたい。そうしていただかいないと1000例ものデータがもったいないのみならず、ほかの研究者が否定するせよ肯定するにせよ、研究することができない。 質問 ゲー

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    gnt 2006/03/08
    プレゼンの問題/川端さんは本当に誠実だなぁ。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート

    2006年3月6日午前10時より。世田谷区の区民ホールにて。 45分の予定を大幅オーバー、なんと1時間20分近く語り続ける大講演だった。結果、質問の時間は大幅圧縮。懸念された結果に終わりました。残念。 内容は…… ぼくは森氏の講演はこれが初めてであり(最後でもあると祈りたい)、森氏の語りは未体験ゾーンなのだが……「予想していたよりは」穏やかな話、ではあった。とはいえ、聞いていて頭が痛くなるところはたくさん。ノートに書き付けたメモをだいたい時系列に書き起こす。 まず、動物の脳の研究を19年間してきたと自己紹介。今の学部に移って動物実験ができないことになったので、自分で開発した脳波計で脳波を取りはじめた。最初は認知症のお年寄り。しばらくして、学生たちを被験者にして「ゲーム脳」を発見する。 ほどほどでやめようと思っていたが、笑わない子・切れる子どもが多いことに気付き、やめるにやめられな

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    gnt 2006/03/07
    典型的な「魔術師」の口上だなぁ。ビジネスマン向け詭弁講座でも開いた方が儲かるのに。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: ゲーム脳についてもう一度世田谷区に意見を出した

    世田谷区に再度、申し入れをした。 サンデー毎日の記事など、たまたま正当な脳の研究者からの反論もあがってきたことであるし、ぎりぎりまで、森氏の講演について再検討していただきたい、という内容。 先日、区役所に足を運んで分かったのは、彼らがとても真剣にこの問題について話し合いをしたこと。おそらく企画段階で、今手にしている情報を持ってさえいれば、決して、森氏の講演会は開かれなかっただろう、ということ、などは確信を持てる。 にもかかわらず、痛感したのは、ゲーム脳の「とんでも」性について、認識を共有して貰うことの困難さだ。やはり、数字やデータなどのグラフが示されれば、自動的に「科学的」ということになってしまうらしい。 これまで森氏が、著作や、自分が主催する学会の会報に書いた「論考」に出てくる範囲のデータからは、「ゲーム脳」などというものが、存在しているという仮説すら導けない(森氏自身のデータの中でも

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    gnt 2006/02/16
    政治ってこういうことなんだなぁ、と
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 世田谷区からゲーム脳講演について回答が届く

    きょう一日、かなり時間に融通がついたので、世田谷区役所に行ってきた。 それについては、後述。 とにかく、書面での返答が来たので掲載。 結論からいうと、世田谷区は講演そのものをキャンセルするつもりはない。 それでも、基的な意図は理解してもらっており、「気で検討した」跡の見られる回答だと感じた。 ぼくとしても、講演の中止は望ましいけれど、誰かが大声を出せば簡単に潰れてしまうのだとしたら、それはそれで怖いことでもあると感じているので、このあたりが落としどころなのか、とも思う。(言論の自由ってどんな場合だってあると思うのだ。この感覚、おかしいだろうか) でも、主張としては、「中止!」を堅持。 意見のぶつかり合いの中で、ものごとは動いているのだからして。 いっそ、森氏が今から講演をキャンセルしてくれないかと願ったりもするわけだが……。 でも、そんなことにはなりそうにない。 乗りかか

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    gnt 2006/02/13
    末端行政として最大限の譲歩だと思う。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: うわっ、ゲーム脳の講演会!(2006.2.8追記)

    息子が学校から持ち帰ってきた。びっくり。そういうことだったのか。区の主催で、ゲーム脳講演会。3月6日午前10時。場所は世田谷区民会館。健康づくり課が窓口になって、教育委員会も共催。脱力……。仕方ないので、さっそく教育委員会に手紙を書いた。 ○○小学校に息子を通わせている者です。川端裕人と申します。 最近、保護者会にて「ゲーム脳」について注意を喚起する資料が配られました。また、日、「ゲーム脳の恐怖」の著者である、森昭雄氏の講演が教育委員会の共催で開催されるとのちらしを息子が学校から持ち帰りました。 わたしは、文筆を生業としており、科学系のノンフィクションおよび小説も多く書いて参りました。また大学では科学哲学を専攻し、科学と擬似科学の関係にも常々興味を持っております。したがって、「ゲーム脳の恐怖」が出版されて以来、議論されてきたことについて注目をしてまいりました。 今回、このように世田

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「諸君!」の思い出

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    gnt 2005/12/09
    『諸君!』禁煙ファシズムについて
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「禁煙ファシズムと戦う」についてのコメント1、疫学の誤解について

    読んだ。 三氏とも疫学について、理解し損ねていると思う。 それにつきる。 疫学についての誤解、ミスリーディングと思われる部分を、小谷野氏と斎藤氏のパートについてコメント。 まずは小谷野氏のパート。 小谷野氏は、肺がん(ひょっとするとがん一般?)の原因を「遺伝要因だ」と決めつけたいらしいのだけれど、その時に「原因」というものが一般に多要因だという、疫学の基礎的な(いや、科学哲学の基礎的な)議論を意識していない。また、遺伝要因と環境要因が片方だけで発現する病気というのは現実的にはない。肺がんにかかりやすい家系というのが、そうでない家系に比べて明確に肺がんになりやすい証拠が次々と挙がってきたとしても、喫煙が肺がんのリスクを高めることにはかわりない。「肺がん家系でない」人も、「肺がん家系である」人も喫煙すれば、リスクは上がる。じゃないと、数々の研究で、一貫して能動喫煙によって肺がんのリス

    gnt
    gnt 2005/10/11
    川端さん参戦
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