Sonarのコンサート会場が静と動の”動”であるならば、ひたすらコンピューターに向かってハッキングを行ったり、サーキットベンディングのために半田付けをしたりしているSonar D+の会場はまさに”静”。企業の展示やDJによるワークショップなどもありそれなりに賑わっているが、まるで月の反対側に来てしまったようだ。今年のアメリカのSXSWではGoogleグラスのデモンストレーションがあったが、一般の人がなかなか触れる機会のない先進的な音楽のテクノロジーの側面に触れられる場所を音楽フェスティバルの中に大々的に設けたのはSonarがおそらく初めてだったのではないだろうか。 フィジカルな楽器としてのモデルとモバイルアプリの2タイプでリリースされている音楽用インターフェースReactableの新しいタイプ。演奏だけでなくヴィジュアル面でより楽しめるようになっており、ピンチでズームイン/ズームアウトする