滋賀県甲賀市(旧信楽町)で信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が衝突して42人が死亡、600人以上が負傷した事故から32年となった14日、現場近くの慰霊碑前で犠牲者の追悼法要が営まれた。鉄道2社が主催。滋賀県の三日月大造知事やSKRの正木仙治郎社長、JR西の長谷川一明社長らが黙とうし、慰霊碑に花を供えた。発生時刻の午前10時35分ごろにはSKRの列車が汽笛を鳴らして現場を通過した。終了後
信楽列車事故32年 社員2人犠牲、自らも負傷した京都の男性「私に区切りない」 2023年5月11日 6:00
「変わった様子はなかった」。彼の家族や同僚はそう口をそろえた。事故前日、当日の朝についても。乗客106人が死亡し、493人が重軽傷を負った尼崎JR脱線事故で、死亡した男性運転士=当時(23)=は乗務中に何を思い、電車を暴走させたのか。25日で丸18年になるのを前に、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(事故調委)の報告書などから直前の経緯を改めて振り返る。 ■〈8時9分 京橋駅、50秒の遅れ〉 午前8時9分50秒ごろ、男性運転士は京橋駅から当時44歳の男性車掌を乗せ、7両編成の尼崎駅行き普通電車を出発させる。既に定刻より50秒ほど遅れていた。 その2時間前の午前6時8分、森ノ宮電車区放出(はなてん)派出所で点呼した係長は、男性運転士の様子について「特に異常は感じなかった」と証言する。京橋駅からの出発遅れは、直前の松井山手駅発京橋駅行きの区間快速で、混雑による遅れが徐々に拡大したためだった。
福島市飯坂町平野の福島交通飯坂線の踏切で昨年4月、軽乗用車が電車と衝突し、軽乗用車の女性2人が死傷した事故の発生から5日で1年となる。現場となった遮断機や警報機がない「第4種踏切」での事故の再発を防ごうと、事業者や市が取り組みを進めているが、抜本的な対策は打ち出せていないのが現状だ。住民の利便性などに配慮しながら安全をどう確保するか、試行錯誤が続く。 「前から危ないと思っていたが、線路の向こう側に行くためにはどうしても必要で、なくては困る」。事故現場の近くに住み、普段から第4種踏切を徒歩で通っているという女性(61)は複雑な思いを打ち明ける。 事故から1年たつが、現場は変わっていない。有効な安全対策には相応の費用がかかるため、実現は難しいと考えている女性は「現実的には、私たち個人個人が注意するしかないのかな」と吐露する。 近くの別の踏切の警報機の音を頼りに現場の踏切を利用している男性(78
太平洋戦争中、兵庫県加西市網引町の旧国鉄北条線(現北条鉄道)で列車が脱線、転覆し、12人が亡くなった事故から丸78年を迎えた31日、事故現場に建てられた慰霊碑前で法要が営まれた。当時の乗客や鉄道関係者ら約20人が手を合わせ、犠牲者に祈りをささげた。
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近江鉄道多賀線の高宮駅(滋賀県彦根市)で2022年2月に起きた脱線事故で、運輸安全委員会は19日、調査報告書を公表した。「枕木やレール締結状態の不良」を事故原因に挙げ、検査マニュアルの改訂や脱線防止ガードの敷設などの再発防止策を求めた。 事故は22年2月7日夜、同駅手前の右急カーブで発生し、2両編成の電車が脱線した。乗客約100人と乗務員にけがはなかった。 報告書は原因を「左右のレール間隔が大きく拡大し、車輪が内側に落下したと考えられる」とし、枕木やレール締結状態の不良が重なったことなどを挙げて、「点検方法や(良否の)判定基準などが明確化されておらず、適切な整備ができていなかった」と指摘した。 再発防止策として、枕木の点検方法や判定基準のマニュアルの充実化や計画的な保守、レール幅の縮小の検討、コンクリート枕木にも敷設できる脱線防止ガードへの交換を求めた。 報告書を受けた同社は、本年度中に、
遮断機も警報機もない「第4種踏切」での重大事故を防ぐため、JR西日本は、通行者に横断前の一時停止を促すゲートの新設を進めている。2021年以降、中国地方では22年末までに7カ所に設置。これまで設置場所での事故は確認されていないという。同社は地元の理解を得ながら増設していく方針だ。 JR芸備線中三田駅(広島市安佐北区)構内の畑踏切では、22年5月にゲートを設けた。「左右かくにん おしてすすむ」と書かれたオレンジ色のバーが目を引く。バーは高さ約90センチの発泡スチロール製。歩行者や自転車利用者が押すと水平に動いてゲートが開き、数秒で自動的に元の位置に戻る。 JR西日本中国統括本部によると22年10月現在、
16日午前5時過ぎ、兵庫県川西市花屋敷2を通過した阪急電鉄の男性乗務員(42)が線路内にブロック片があることに気付き、雲雀丘花屋敷駅の駅員(51)に連絡した。駅員が確認したところ、宝塚線雲雀丘花屋敷-川西能勢口間の上り線路内にブロック片があったという。県警川西署が往来危険容疑で調べている。 同署によると、レール付近に割れたブロック片が二つあったという。電車との接触はなく、乗客約10人にけがはなかった。同署は何者かが故意に投げ入れた可能性が高いとみている。 現場は雲雀丘花屋敷駅から約200メートル東。
オウム真理教の後継団体「アレフ」に勧誘する目的を隠し、客にヨガの受講契約を結ばせたとして、京都府警公安課と南署などは5日、特定商取引法違反(事実の不告知など)の疑いで、京都市南区の学校職員の女(47)を逮捕した。 逮捕容疑は、2020年2月18日、京都市南区の飲食店で、自身が営むヨガ教室が実際はアレフに勧誘する内容だったのに、男性(22)に事実を告げずに受講契約を結ばせ、クーリングオフなどに関する書類を渡さなかった疑い。「よく分かりません」と容疑を否認しているという。 府警によると、女はアレフの在家信者で、講義には「地下鉄サリン事件は陰謀だ」などオウム真理教への抵抗感を薄れさせる内容があった。男性は約60回受講したが入信しなかったという。
脱線し最前部が破損したLRTの車両。前方に車輪の跡とみられる白い線が見える=宇都宮市で2022年11月19日午前6時40分、棚部秀行撮影 19日未明に発生した宇都宮市と芳賀町が整備を進めている次世代型路面電車(LRT)の試運転中の脱線事故について、宇都宮市は21日、記者会見を開き、脱線は下り線を逆走して分岐器を通過し、上り線へ入る緊急時を想定した試験中に起きたと明らかにした。来年8月の開業について市は「現時点で延期は考えていない」とし、「原因を解明し、できるだけ早く試運転を再開したい」と述べた。 市建設部によると、事故は時速13キロで試験中に発生したが、同5キロ以下では異常はなかったという。会見で同部の担当者は、事故原因について「現時点では運転士の操作ミスではなく、軌道や車両、運転などいろんな要因が重なったと認識している」と説明した。
乗客106人が死亡した2005年の尼崎JR脱線事故で、JR西日本は12日、大阪府吹田市で整備する事故車両の保存施設の完成が、当初予定していた24年秋から1年程度遅れる見通しだと公表した。遺族らの要望を踏まえて計画内容を詰めた結果、設計の変更が必要になったという。 遺族、負傷者に向け伊丹市内などで開いた、非公開の説明会で伝えた。その後、長谷川一明社長が記者会見で明らかにした。 施設は地下1階、地上1階の2層構造で、同社の社員研修センター内に設ける。車両は地上1階で保存し、7両編成のうち損傷が激しく復元困難な1~4両目は車両ごとに部品を整理して配置。原形をとどめる5~7両目は連結された元の状態のまま運び入れる。 地下1階は事故現場を再現するスペースとし、車両、マンションの一部の実寸大の設備、事故の痕跡が残るレールや枕木、電柱の現物を配置するほか、車両がマンションに衝突した場面を実寸大で大型スク
【読売新聞】 2021年度に列車がヒグマと衝突したり、衝突回避のため徐行したりした回数が過去最多の68件に上っていたことがJR北海道のまとめでわかった。今年度も36件(11日現在)の事例があり、秋以降は出没が増える時期のため、さらに
名古屋市北区の名古屋高速小牧線で大型バスが横転、炎上した事故で、愛知県警は30日、亡くなった2人は、このバスを運行する「あおい交通」(同県小牧市)の運転手、大橋義彦さん(55)=名古屋市守山区小幡宮ノ腰=と、乗客で会社役員の利光克仁さん(64)=同市千種区光が丘一=と発表した。関係者によると、利光さんはバスの行き先の県営名古屋空港内に会社がある名古屋空港ビルディングの社長。
ボト @botomeze 2018年の時、ある登山家が死んだ 栗城史多という登山家で、日本では著名な登山家であるがそれは素人の中での話であり、アルピニスト達の中では侮蔑、無関心の対象だった 彼は登山家を名乗りエベレストに何回もアタックした人だが、専門家から見れば確実に登頂は不可能な人間である事が明白だったからだ pic.twitter.com/bU2TT4RsoW 2022-08-26 00:38:26 リンク Wikipedia 栗城史多 栗城 史多(くりき のぶかず、1982年6月9日 - 2018年5月21日)は、日本の登山家である。実業家として個人事務所の株式会社たお代表取締役を務めた。北海道瀬棚郡今金町出身で、北海道檜山北高等学校を経て札幌国際大学人文社会学部社会学科を卒業した。よしもとクリエイティブ・エージェンシーと2011年9月から業務提携した。 「冒険の共有」をテーマに全国
天竜浜名湖鉄道は踏切事故防止のため、遮断機のない踏切28カ所のうちの18カ所を廃止し、残る10カ所も市町や自治会と在り方を検討するとの対応案を沿線6市町に伝えた。29日にオンラインで開いた市町会議で松井宜正社長が各首長に説明し、理解を求めた。 浜松市浜北区で4月、遮断機も警報もない踏切で、歩行者が列車と衝突する死亡事故が発生した。同社は過去にも重大事故の発生を受けて踏切の順次廃止を検討したが、往来の利便性低下に地元の理解を得る必要があり、具体化してこなかった。 今回は28カ所それぞれの危険度、交通量、迂回(うかい)路の有無などをまとめたカルテを作成し、会社としての対応案を添えて各市町に提示した。今後、市町の協力を得て地元自治会と個別に協議し、可能な箇所から廃止や遮断機新設などの対応を決める。 松井社長は「カルテはあくまで会社としての案。廃止の可否は地元と協議しながら判断したい」と話した。
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