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書評に関するkiku-chanのブックマーク (86)

  • 佐伯啓思『人間は進歩してきたのか―「西欧近代」再考』 /トート号航海日誌(読書録)

  • 『「慰安婦」問題とは何だったのか』 大沼保昭著(評:呉智英) ~元慰安婦を現実に“救済”するために:日経ビジネスオンライン

    6時間00分 慰安婦についての議論は、いくつもの論点といくつもの立場が錯綜している。 論点は、まず第一に、慰安婦の実態はどのようなものであったかであり、第二に、その慰安婦であった女性を我々はどう扱うかであり、最後に、海外からの慰安婦関連の日批判にどう対応するかである。そして、論点ごとに論者の立場がちがっており、意見がちがっている。 書は、元慰安婦への“償い金”であるアジア女性基金の理事を務めた政治学者による、その苦闘の記録である。当然、第2の論点が中心になり、立場としては元慰安婦救済ということになる。私とは考えが近いものもあり、ちがうものもあるが、報道などではわかりにくいこの種の活動、任務の困難さが細部にわたって記録され、非常に興味深い一冊となった。 私自身は慰安婦について、次のように考えている。 特別な存在ではない。しかし、救済するのは当然だ 慰安婦は基的に娼婦である。質において

    『「慰安婦」問題とは何だったのか』 大沼保昭著(評:呉智英) ~元慰安婦を現実に“救済”するために:日経ビジネスオンライン
  • 『「臨床心理学における科学と擬似科学」』

    公共広告機構の名古屋キャンペーンのCMがテレビ神奈川でも流されたけど、うーんすごいCMだった・・・。全国展開になるそうです。タイトル「日課をスライド」。以下、ACのサイト からコピーをメモ。 --- ご存知ですか。 今、学校に通う子供達が 危険にさらされています。 子供たちが安心して通うために ジョギングや犬の散歩、お買い物など いつもの日課を子供たちの登下校へ 少しスライドして下さい。 子供たちの安全を 地域の大人が見守りましょう。 おばちゃん      「アイちゃん、お帰り。」 地域の男性      「お帰り。」 地域の女性      「お帰り。」 アイちゃん(女の子) 「ただいま~。」 ♪AC~ 明日のために、いま始めよう。 --- うーん。なんの「危険」にさらされているのか・・・。声かけ条例あるところで放映したら、クレームがきそうな・・。 さてと・・。 「心」に問題が集約することに

    kiku-chan
    kiku-chan 2007/10/17
    いつもながらグッジョブです。心理学って形而上学的な印象がぬぐえよないなあ  併せてこちらも読んでみたい http://d.hatena.ne.jp/asin/4822244466
  • 書評 - なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか? : 404 Blog Not Found

    2007年10月15日14:45 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか? 数多の若者論の中で、一番腑に落ちた一冊。 なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか? 岸裕紀子 キャリア教育再論 (内田樹の研究室) 「社会人になる」ということを単純に「金を稼ぐ」ということだと思っている人間は長期にわたって労働を続けることはできない。 そんな基的なことを私たちは久しく忘れてきたのである。 忘れているのはおばさんおっさんたちであって、若者はそれを忘れていない。 そう書は主張している。 書、〈なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか?〉は、 岸裕紀子による若者論。その 岸裕紀子は、こんな方。 カバーより きしもと・ゆきこ--1953年、東京都に生まれる。エッセイスト。慶応義塾大学卒業後、集英社「non-no」編集部に勤務。

    書評 - なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか? : 404 Blog Not Found
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    小林英夫『日中戦争』 なんで日中国に負けたのか? 「なんで日中国に負けたのか」という問題意識で書かれていると理解すると、非常にわかりやすいである。 まあ、ご人は「八年間に及ぶ戦争の経過を網羅的に見ていくのではなく、大局的に両国の戦略を比較する『視点』」(p.4)だと書いているんだけど、読み解き方としては、「日の方が軍事力も産業力も強かったはずなのに、なんで負けたの?」というふうに言い換えると、シャープに読めるだろう。 書をものすごく乱暴に要約すると、“日はそれまでの戦争で「殲滅戦」型の戦争ばかりしてきて、「消耗戦」タイプの戦争をしてきていなかった。「殲滅戦」では軍事力や産業力などの「ハードパワー」がモノをいうが、「消耗戦」のような長期のたたかいになると、外交や宣伝(世論)といった「ソフトパワー」が大きな役割を果たし、結局日の「ハードパワー」は中国側の「ソフトパワー」に勝

  • 日中戦争下の日本 - 池田信夫 blog

    9/14の記事のコメントで教えてもらって読んだが、たしかに著者はあとがきで、書の執筆中に「『丸山眞男』をひっぱたきたい」を読んで、「昭和戦中期の日とは、今の日のことではないか」という錯覚に陥ったと書いている。 軍部が独走し、言論を弾圧して国民を戦争に動員した、という常識的な理解は間違いである。当時の兵士の書いた手紙や新聞などの一次史料を読めば、兵士は赤木氏のように閉塞感の中で戦場に自己の実現を求めて行ったのだ。新聞も、検閲によってやむなく戦争を賛美する記事を書いたのではなく、争って戦地に従軍記者を送り、戦意高揚につとめた。 戦争は固定化した秩序を破壊する一種の祝祭であり、原初的な社会には対外的な戦争や対内的な「王殺し」のようなメカニズムが埋め込まれていた。それが「自然国家」になると、権力は世襲されるようになり、秩序は固定され、支配階級は腐敗する。それを破壊するという点で、戦争には

  • Passion For The Future: 「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た

    「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た スポンサード リンク ・「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た 世間で広く使われている心理テストの多くが根拠のないニセモノで当てにならないことを説明してくれる。誰もが就職の適性検査や性格診断で一度は受けたことがあるような有名なテストが次々に槍玉に挙げられる。 そうか、やっぱりあれは嘘なのかと納得。 ■統計的に嘘だらけの心理テスト 1 血液型で性格を分類する「血液型人間学」 2 インクのしみを見た感想で精神状態を分析する「ロールシャッハ法」 3 単純な大量の足し算の出来具合から性格を分析する「内田クレぺリン検査」 4 質問にYESかNOで答えさせ性格を分類する「YGテスト」 5 血液型人間学が嘘というのはもちろんわかっていたが、 こうした心理テストは意味がないのだと著者ははっきりと述べている。血液型人間学でA、B、O、

  • 404 Blog Not Found:書評 - 若者を食い物にし続ける社会

    2007年07月31日04:30 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer 書評 - 若者をい物にし続ける社会 負けたのが誰かなら、わかる。 若者を喰い物にしつつづける社会 立木信 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 勝ったのは無党派・リベラルか労組・マスコミか参議院選挙は民主大勝に終わったわけだけど、勝ったのは無党派・リベラルなのか労組・マスコミなのか。 まだ選挙権のない子供たちだ。 というのが書の主張であり、私もそれに同意せざるを得ない。 書「若者を喰い物にし続ける社会」は、現代の日がいかに若年者を搾取しているかを告発した。 目次 - 洋泉社 | 若者を喰い物にし続ける社会 より 目次 プロローグ 若者はなぜ年長者優先パラダイムから目隠しされているのか 第1章 若者政策がこの日でなぜ必要なのか 第2章 若者政策へのパラダイム・シフト 第3章 世代間戦争

    404 Blog Not Found:書評 - 若者を食い物にし続ける社会
  • [書評]私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵): 極東ブログ

    さすがマガジンハウスだけのことはあって、「私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方(深田萌絵)」(参照)は単純に面白く、役立つようにできているので、まずはお得なと言えるなと感心した(昔の斎藤澪奈子の編集と似ている)。の、取りあえずのターゲットは高校生かとも思うがむしろ、彼女のように再学習したい二十代後半の女性(男性もかな)がターゲットと見ていいのかもしれないし、そのあたりにニッチの教育マーケットがありそうだ。そう考えると、いわゆる「失われた世代」も後期になると新しい動きが出てくるものだと思った。ちょっと感想が先走りすぎたか。 表題にあるように、著者のおバカ歴がこてこてと書いてあって、さすがにこれは偏差値40だろと納得するしかないリアリティがある、と言いたいところだが、私は偏差値40というのがわからない。自分の世代から偏差値が導入されたのだが私は68だったか72だったか。こ

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: そろそろコンサルタントについて一言いっておくか

    コンサルタントの危ない流儀」はスゴ。身の毛もよだつ暴露ネタだけでなく、優れた(結果ドリブンの?)テクニックをもHackできる。コンサルタントも、そうでない人も、盗みどころ盛りだくさん。 最初にハッキリ言っておく、コンサルタントは、こんなに酷くない。 顧客を財布、しかも巨大な財布だと見なし、知ったかぶりの業界通を気取り、難解な経営用語で煙に巻き、「お客さまと一体となって」嘘八百を並べ、プロジェクトが焦げ付く前にトンズラする―― こんなコンサルタントは、ほとんどいない。 しかし、コンサルタントの手口は、著者の暴露するとおり。なぜ言えるかというと、わたし自身、コンサルタント・ファームとして中の人の経験があるから。面白おかしく脚色してるだけで、やってることはホント(書きっぷりは山形浩生氏に似てる)。 ■なぜ、経営者はコンサルタントに莫大なカネをつぎ込むのか? 従業員の給料を必死こいて削減する一

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: そろそろコンサルタントについて一言いっておくか
  • 『「もうこの問題しかやらない」』

    1975年生まれの就職氷河期世代の若い記者が「派遣社員」の実態を書いたが『ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場/小林 美希著』。 若年層の非正規雇用の実態を最初に活字媒体「エコノミスト」で取り上げた功績、綿密な取材、そこに基づく分析力には感嘆しました。来の記者の仕事、その気迫を見せていただいた気がします。アマゾンのレビューこぞって5つ星ですね。同感です。 あと、新人の彼女の企画をとりあげてくれたデスクやこのルポをに残さなくてはと出版された単行の編集者。まだ実績の少ない小さな人間の企画に耳を傾けてくれようとする人が少なくなっているなか、彼女をサポートしたまわりの人たちにも感謝したくなるでした。彼女はほんとにかっこいい。記者や編集者はほんとに読んでほしいと思います。たったひとりでもできることがたくさんあると思います。 彼女は自らが、何十社と就職試験を受け、民事再生法を申請したば

    kiku-chan
    kiku-chan 2007/07/20
    こういう本を取り上げてくれる良ブログ しかしサヨクってタグはなんだろうなあ ↑“宣伝工作乙”と書いているブックマーカーが嫌韓厨だったのには吹いた。 バリバリの共産党員なみの粘着力だ
  • 坂東眞理子『女性の品格』 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    すでに昨年末の「今年の10冊」で取り上げたですが、「キャリアデザインマガジン」第60号のために新たに書評を書きましたので転載します。 女性の品格 (PHP新書) 作者: 坂東眞理子出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/09/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 164回この商品を含むブログ (225件) を見る売れているらしいです、この。出てすぐに読んで、いいだとは思ったのですが、まさかこれほど売れるとは思いもよらず。「女性の生き方」指南のはたくさんあるのではないかと思うのですが、その道の専門家(?)ではなく、行政官が書いたがそうも売れるというのも不思議な感じです。 以下転載です。 昨年10月に出版されただが、ここ2〜3ヶ月くらい、とみに書店で平積みされているのが目立つようになってきた感じがする。それもそのはず、先週みかけたこののオビには「55万冊突破」

  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • ittsy.net - ittsy リソースおよび情報

  • Passion For The Future: 経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには

    経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには スポンサード リンク ・経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには とにかく面白い視点が満載でいっきに読めた。 経済学を使って、世の中の仕組みをひもとく。副題の「お金がない人を助けるには」だけではなくさまざまな話題がある。 ・16歳の時の身長が現在の賃金に影響している「身長プレミアム」の理由 ・重役の美男美女度が高いほど企業の業績がよいのはなぜか ・「イイ男は結婚している」のか、「結婚してイイ男になる」のか ・プロスポーツチームは強ければ強いほど儲かるのか? ・野球の勝敗における監督の力ってどれほどあるのか? などなど。 気になる俗説の真偽究明や、意外な事実の深追いという導入が多いので、興味を持って読みやすい。そして、ちゃんと最後は経済学的な説明をつけて読者を納得させる。 年功賃金と成果主義について真正面から考える部分が特に個人的には勉強

  • 自己コントロールの檻 - 感情マネジメント社会の現実 - 雑記帳

    「人格崇拝」と「マクドナルド化」を中心に現代社会を論じた。合理的手法の非合理的帰結。 はじめに 現在の社会的状況を支える中心的規範として、けっして自他の人格を傷つけてはならないという「人格崇拝」と、予定にしたがってものごとを効率的に進行させなければならないという「マクドナルド化」の二つの規範が存在する。 この二つの規範は社会の心理主義化によってより高度で厳格なものとなってきており、一方でなめらかでスムーズな人間関係を生み出すけれども、他方では息苦しくさせるような状況をも創出していると思われる。(p19) 第一章 心理主義化社会 筆者はまず、就職活動における「自己分析」をまず例に挙げ、社会の心理主義化に半ば強制的に巻き込まれていってしまう現状について説明している。巷に溢れる「自己分析」関連の書籍を読み、「自己分析」を研鑚することで、「“私”の選択の実現が他者による選択に依存し、その他者が心

    自己コントロールの檻 - 感情マネジメント社会の現実 - 雑記帳
  • 『しつけ狂時代』

    財団法人公共政策調査会、警察大学校警察政策研究センター主催、警察庁、読売新聞社後援により、懸賞論文『子供の躾(しつけ)を考える』という公募がありました。私もそれに応募しました。応募総数三五三編ということで、そこそこ盛況だったようです。 最優秀賞一編、優秀賞二編、佳作五編が選ばれ、結論から言うと、私の論文は選外でした。 まあ、論集を読んでみて、落ちて当然かなという感じでしたが。どちらかと言うと、これからの子どもを厳しくしつけるにはどうしたら良いかという論文を期待していたようで、どうも私の論文は場違いという感じでした。 それでも、入賞論文集を出すに当たり、選外の論文十五編も併せて載せるということになり、私の論文も載せていただけることになりました。 非売品ですので、皆さんのお手元には渡らないと思いますが、一応書名などを記しておきます。 -懸賞論文論文集- 子供の躾(しつけ)を考える 立花書房制作

  • 梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか

    『クーリエ・ジャポン』6月号に掲載された山形浩生さんの記事で、Economist誌の中国系自動車メーカーについての記事が紹介されていた。まあ一連のコピー製品を揶揄するような内容なんだが、それにしてもいくらコピーしているからといってどうしてそんなに安い(オリジナルの半額くらい)製品を作れるのか、謎だ、とEconomistも山形さんも首をひねっており、Economistのことだからそのうち何かもっともらしい分析結果を出すかもしれない、という言葉で締めくくられていた。 しかし、わざわざEconomistが謎を解いてくれるのを待つ必要はない!中国産業研究の分野ではたぶん世界のトップランナーである、丸川知雄さんの新著を読めばその答えが(あらかた)わかるからである。 現代中国の産業―勃興する中国企業の強さと脆さ (中公新書) 作者: 丸川知雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05メデ

    梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか
  • 読んでいる本(2003年-6)

  • 読んでいる本(2003年-2)