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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (12)

  • ■ - jun-jun1965の日記

    『里見とん伝』系図にある山中まさ生年1908年というのは、1898年の間違いです。『日の有名一族』も同じく。なんで今まで放置されていたんだろう・・・。 天皇制批判の常識 (新書y) 作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2010/02/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 84回この商品を含むブログ (12件) を見る 訂正 p.19 「ウンベルト三世」→「二世」 p.38 イスラエルの総理公選制は2001年に廃止 p.83 「湯島天神」→「神田明神」 p.123 ドイツ語はロマンス語ではないですね。 p.166「皇帝アヤトラ・ホメイニ」→「パーレヴィ二世」 (何やってんだ、俺) p.172 「ワロン人の民族主義政党フランデレン・ブロック」→「フランデレン人の」 確認できなかったので書かなかったのだが、大江健三郎は井上ひさしとの対談(1999年1月1日『週刊朝日』)

  • 大河ドラマに革命が起きた - jun-jun1965の日記

    うーんまた坂龍馬かよと思っていたら驚いた。『坂の上の雲』もそうだったが、NHKに何が起きたのか。この20年「江戸ブーム」で、それ以前の、厳しい身分制社会、貧農史観は過剰に見直されてしまって、インテリでさえ「お江戸でござる」的にみんな明るく楽しく生きていたみたいな江戸幻想を抱いている人がおり、大河ドラマもその例に漏れず、お姫さまが下級武士デートしたり、家臣のが信長の前へしゃしゃり出たりとえらいことになっていたが、ガラリ変わって、下級武士の貧しく汚い生活をきちんと再現しているではないか。これだこれだ、これが当の徳川時代だ、俺が言いたかったのはこれなんだ、これで「江戸幻想」も吹き飛ぶぜと随喜したぜよ。 上士が下士を切り捨て御免でお咎めなしなんて、ありえないと思うが、シナリオは手だれだ。あるいは、たいてい大河ドラマに出てくる女はみなきれいきれいなお化粧をしていたのが、あの寺島しのぶの砥粉で

    大河ドラマに革命が起きた - jun-jun1965の日記
  • 小林よしのり氏に答える(3) - jun-jun1965の日記

    小林氏が雑誌で書いていて私の反論が『SAPIO』に載っていないというのは、ちょっとした言論封殺の嫌いはあるが、まあ良かろう(もちろんこれは小林氏が悪いのではない) さて、小林氏が出してきたのは「鳴物停止令」である。「普請鳴物停止令」ともいうが一般には鳴物な停止令だ。天皇が死ぬとこれが全国に布令として出される、だから庶民は天皇を知っていた、というのである。 小林氏は秋田の佐竹藩の例をあげているが、恐らくこれは東北大学講師の中川学『近世の死と政治文化 鳴物停止と穢』(吉川弘文館、2009)を参照したのだろう。だがこれによると、鳴物停止令は将軍の死去などが主で、地域は江戸、京、また地方においては城下町が中心であり、村方にまで行きわたったとは書いていない。少なくとも天皇、上皇の死に際して、近世を通じ、村方にまで鳴物停止令が徹底されたなどとはとうてい読めない。 小林氏も歌舞伎の絵を描いているが、鳴物

    小林よしのり氏に答える(3) - jun-jun1965の日記
  • 小林よしのり氏に答える(2) - jun-jun1965の日記

    (活字化のため削除) - 高井戸図書館のすぐ裏手に、松清張邸があるのを発見した。いやあ、この家、欲しいなあ、と思った。まあ清張だって50くらいから売れっ子作家になったわけだし、可能性ゼロとは言えないぞ…などと。何といっても、書庫が欲しい。もうそれだけである。 - 小熊英二は往年の学生運動の連中を愚かだと思っているようだが、九条の会に参加している自分の愚かさには気づかないのだろうか。不思議だ。実に不思議だ。 (活字化のため削除) (小谷野敦)

    小林よしのり氏に答える(2) - jun-jun1965の日記
  • 谷岡雅樹はすごい - jun-jun1965の日記

    キネ旬ベストテンを目安に映画を観ているくせにキネ旬誌なんか20年以上見たことがないのに、前回の「童貞放浪記」の評で、いったいこいつらはどういう映画の見方をしているのかと最新号を図書館で見たら、唯一「童貞放浪記」を褒めた谷岡雅樹の評が素晴らしいので、心の中でぱんぱん膝を叩いた。特に『サマーウォーズ』への罵倒なんか的確で、そうだそうだそう来なくっちゃあいけねえと寺岡平右衛門状態。調べたら私と同年だが、胃がんで胃の全摘出とかしている。 もうこれからはキネ旬ベストテンではなく、谷岡雅樹のベストテンを観ることにする。 『白い肌の異常な夜』みたいな楽しい映画を、山田宏一一人が9点を入れてあと全員無視なんて、おかしいのである。 『童貞放浪記』は9月18日まで続映だそうです。二週間くらいで打ち切りかと思っていました。 『クライマーズ・ハイ』の堀部圭亮は怖かったけれど、『童貞放浪記』の堀部さんは、渡辺某ほ

    谷岡雅樹はすごい - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2009/08/25
    そういえばid:jun-jun1965先生は、コミックビーム(6月号だったかな?7月号かも あとで確認しよう←すいません、8月号でした。。。)に載った批評は読んだのかなあ
  • ある種の愚かさについて - jun-jun1965の日記

    『ノルウェイの森』がベストセラーになったから自分は攻撃されるようになったと村上春樹が言っていると目にしたような気がするが、まあそれはそうだろう。『失楽園』がベストセラーになってから、渡辺淳一をバカにしてもいいという空気が醸成されて、渡辺がエロティックな小説を出して売れるたんびにそれが増幅されていく。 『失楽園』は私は少ししか読んでいないし、あとのは全然読んでいない。もちろん渡辺にはそれ以前に伝記小説のいいものなどたくさんあるが、『野わき』などから、中年男と若い女の性愛を描く傾向はあった。だから『野わき』当時渡辺を批判していた人はいいのだが、もはや現在、これほど「渡辺淳一はバカにしてもいい」という空気が支配している中でせっせと渡辺淳一をバカにしようとするのは、ある種の愚かさなのである。 それは『失楽園』やら『愛の流刑地』がいいかどうかとは関係なく、「××をバカにしてもいい」という空気が充満し

    ある種の愚かさについて - jun-jun1965の日記
  • 「方法」と「方法論」 - jun-jun1965の日記

    小説『天地人』の最初の方に、「方法論」という言葉が出てくる。もはや時代が変わり、信長のような新しい戦いの方法論を考えなければならない、という文脈である。しかし、これは「方法」だけでいいのである。あと続けて読んだら「命題」をもろに誤用していた。 だが学者でも「方法論」を「方法」の意味で使う人は多い。「方法論」というのは、方法に関する議論のことである。「方法」だけでは、普通の言葉過ぎると思うのだろう。これと似た関係にあるのが「美」と「美学」で、「美学が感じられる」という時、実際は「美」でしかなかったりする。 - 『新ゴー宣』で、天皇を気で神だと信じていたのは、大東亜戦争時分に子供だった「小国民世代」だけだと書いてあった。これは興味深い指摘だ。同じように、明治43年までの日人は、それほど天皇を崇拝すべき、畏怖すべき存在だとは思っていなかったのである。 ところがここに面白い事例がある。1929

    「方法」と「方法論」 - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2009/02/19
    "『新ゴー宣』で、天皇を本気で神だと信じていたのは、大東亜戦争時分に子供だった「小国民世代」だけ""明治43年までの日本人は、それほど天皇を崇拝すべき、畏怖すべき存在だとは思っていなかった" 呉智英も書いてた
  • 愛国戦隊大日本 - jun-jun1965の日記

    製作当時、『アニメック』で、池田憲章の連載のパロディーとして書かれた文章で知ったとき以来、初めて現物を見た「愛国戦隊大日」である。 しかし時は流れた。もはや、右翼といえば反共という図式が成立しない。ロシヤはもはや社会主義国ではないし、佐藤優のようなロシヤのスパイの右翼も登場した。 しかし蓑田胸喜に関心が集まったり、片山杜秀のが出たりして、思うのは、 「かっこいい右翼」 VS 「凡庸な保守派」 という変な対立ができつつあることで、前者は要するに北一輝、石原莞爾、蓑田、頭山満、杉山茂丸などを論じ、小室直樹などを尊敬していたりする。後者は、新しい歴史教科書をつくる会とその周辺である。 私の若い頃から、前者への崇敬の念のようなものはある程度あって、自民党なんかとは違う右翼があるんだ、という雰囲気があったが、松健一などもその辺の先駆だろう。格的には福田和也が前者を広めたわけだが、最近では後者

    愛国戦隊大日本 - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2007/11/01
    “カイコがいたんでしょうか。それで娘が馬と恋をするんでしょうか。”これ実家が遠野なので子供の頃から聞いて育ったのだけど。実際のところは、馬に欲情してやっちゃったってことなのかなあと大人になっておもった
  • ボクシングは廃止せよ - jun-jun1965の日記

    なんか私は興味ないのだが、ボクシング関係で新聞紙面やテレビニュースが賑わっている。私に言わせれば、ボクシングなんてのは、気で殴り合って、死人が出ることもあるんだから、廃止すべきである。だいたい、健康増進法違反だろう(笑)。 何か、「あしたのジョー」以来の、ボクシングを美化する奴ら(団塊の世代)が嫌いなんだよね。プロレスなら、いかがわしいし、気じゃないしショーだからいいんだが、ボクシングは気だもんね。廃止論とか禁止論とかが出てもいいと思うよ。

    ボクシングは廃止せよ - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2007/10/30
    "近世の武家、豪商、豪農の規範が、近代以降ゆるやかに中産階級に降りてきたもので、と同時に、昭和戦前まで、コンドームが普及していなかったことを考えると、単なる思想の問題ではない。"
  • 学歴「差別」? - jun-jun1965の日記

    「日東駒専」「大東亜帝国」が妙な波紋を呼んだようだが、「学歴差別」という言葉自体、おかしな言葉である。今の日で、貧しくて上の学校へ行けなかったなどという人はあまりいないのだし、能力で人を区別するのは当然である。能力差別がいけないなら、試験はいけないのか。「差別」というのは、「いわれなく人の地位を定めること」だから、生まれで差別する天皇制は差別だ。しかし、生まれつき大東文化大学卒というやつはいない。 「差別」といえるのは、「能力はあるが学歴が低いので差別される」という場合だろう。しかし最近、あまりそういう話は聞かない。成蹊大学卒でも、何の疑問も抱かれることなく首相になっている。まああと、数学とか理数系がダメなので国立へは入れなかったというのもあろうが、それでも早稲田に落ちるとしたらそりゃ、まあ、知的職業としては使い物にならんだろう。 呉智英さんは、たぶん、MARCHで教えたことがないのだろ

    学歴「差別」? - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2007/07/07
    学歴差別と言うか、学校歴差別と言うか 「いい学校出ていたって使えるとは限らない」とか言う人に限って、専門卒の人を馬鹿にしたりするんだよなあ。 あと、大卒と専門卒で同一労働同一賃金になっていないのを無視
  • 「学者学」という奇妙な領域  - jun-jun1965の日記

    http://www.pipeclub-jpn.org/column/column_01_detail_06_03.html 更新しました。 −−−−−−−−−−−−−−−−− 1988年に「NICS」が「NIES」に変わったというのも、二十年近く前のことだし、若い人は知らないだろう。前者はNewly Industrializing Countriesの略で、二十世紀後半に経済成長を遂げた香港、台湾韓国、シンガポールをさしたものだが、香港や台湾は「国」といえるかどうか疑わしいというので、CountriesをEconomiesに変えたということである。1993年に翻訳が出たエズラ・ヴォーゲルの『アジア四小龍』(中公新書)はこの四地域を論じて、その成功の理由の一つとして、マックス・ヴェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』で論じたプロテスタンティズムの代わりに、儒教がその役割

    「学者学」という奇妙な領域  - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2007/06/29
    NIES
  • ■ - jun-jun1965の日記

    当は19日提出の予定だったが、今日東京簡易裁判所へ提出してきた。裁判長の判断次第で地裁へ移されるかもしれない。当は千人が同じ提訴をしてくれればJRをパニックに陥れられるのだが。マスコミは決して報道しないだろう。こういう声があることすら隠蔽するファシズム。 訴  状 平成19年3月23日 東京簡易裁判所民事部御中 原告   小谷野 敦 被告 東日旅客鉄道株式会社 代表者代表取締役  清野 智 〒150−0035 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号(送達先) 差止請求事件 請求の趣旨 1.被告は、平成19年3月18日より実施された、特急、新幹線の全面禁煙措置を取りやめよ。また、それ以前から実施されている長野新幹線、特急等の全面禁煙措置もとりやめよ。 2.訴訟費用は被告の負担とする。 との判決並びに仮執行の宣言を求める。 請求の原因 1、原告は、東京大学総合文化研究科比較文学比較文化専攻博士

    ■ - jun-jun1965の日記
    kiku-chan
    kiku-chan 2007/03/24
    リーガリズムに一直線な日本。 さすがは知識人、小谷野先生がんばってください。 あ、ちなみにボクはタバコは吸いません。
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