北アルプスで山岳救助中だった岐阜県の防災ヘリ「若鮎Ⅱ」が墜落し、乗員3人が死亡した事故から10年。事故後の調査で、北アルプスでの救助訓練の経験がなかったことが判明。事故で亡くなった後藤敦さん(当時34)の遺族は「なぜ、出動を止めることができなかったのか」と問い続けている。 奥穂高岳のジャンダルム(標高3163メートル)で、岐阜県の防災ヘリが墜落し、県防災航空隊に所属していた機長で操縦士の朝倉仁さん、整備士の三好秀穂さん、副隊長の後藤敦さんが亡くなった。岐阜県警は2011年3月、機長ら4人を業務上過失致死の疑いで書類送検し、岐阜地検が不起訴処分とした。 同県笠松町の救急隊員だった敦さんは事故当時、県防災航空隊に出向。防災ヘリで空からの救助や消防活動にあたっていた。 事故があった2009年9月11日。県防災航空センターは、北アルプス奥穂高岳の難所・ジャンダルムで「男性が登山中に倒れた」と119
ちゃっす! オクタマニアっす!! 先日おくたま勝手に広報室にこんな質問が届きました。 「女ですが親戚が狩猟をしていたのを見ていて、狩猟に興味があるのですが、オクタマニアさんはどうやって生計を立てているのですか?」(byどきんちゃん) まさかのピンポイント指名! というわけで記事にして回答します! オクタマニアは狩猟で生計を立てているの? まず率直にお答えしますが、狩猟で生計は立てていません。 狩猟で生計は立てていません。 狩猟で生計は立てていません! 今、僕は趣味で狩猟をしています。生計は地域おこし協力隊の(少ない)お給料で立てています。そこから数万の狩猟税を毎年払って、弾を買って、射撃場で練習して、獲れるか分からん獲物を探しに出かけてをしているわけで、むしろマイナスでは? なので「狩猟」で生計を立てるのは99.99%ムリじゃないかと。 ここで「狩猟」と強調したのは、野生動物を狩ってお金を
長野県の中央アルプスで今月1日、半世紀ぶりにふ化が確認されたニホンライチョウのひな5羽について、11日、現地調査が行われましたが、1羽も見つかりませんでした。 環境省はこの時期のひなの習性などから「全滅したとみられる」との見方を示しました。 国の特別天然記念物で絶滅のおそれがある二ホンライチョウは、長野県の中央アルプスでは、およそ半世紀前に絶滅したとされていましたが、去年、メス1羽が生息していることがわかりました。 環境省が、このメスの巣に別の場所から有精卵を移し替えて温めさせた結果、今月1日、半世紀ぶりに中央アルプスでふ化したひな5羽が確認されていました。 このひなについて、環境省が11日、改めて調査を行ったところ、木曽駒ヶ岳の山頂付近でメスは見つかったものの、ひなは1羽も見つかりませんでした。 環境省によりますとこの時期のひなは、メスから数十メートル以上離れることはないうえ、ひなの行動
6月8日、ボルダリング・ワールドカップの今季最終戦がアメリカ・ベイルで開催され、日本の21歳、緒方良行が初優勝を決めた。予選から決勝までの計13課題をただひとり全完登。文句なしのパフォーマンスだった。 同時に、年間総合ポイントでも3位に急浮上。これまで、楢崎智亜、藤井快、杉本怜などの陰に隠れがちで、いまひとつ目立つ結果を残せていなかったが、最終戦で一気に注目株に躍り出た。 「今シーズンはあまりいい成績を残せていなかったので、今回は負けてもいいからコンペを楽しもうというつもりで臨んだら、結果がついてきました。これまでは自分を追い込みすぎていたんだと思います。僕は集中しすぎるとダメなタイプだということがわかりました」(緒方) 緒方に続いて2位に入ったのが、日本のエース、楢崎智亜。楢崎は、最大のライバルと目されていたチェコのアダム・オンドラをわずか5ポイント差の僅差で逆転し、年間総合優勝も決めた
1958年10月に公開された「白蛇伝」は、東映アニメーションの前身である東映動画が製作した作品。中国に古くから伝わる伝説をもとにしており、白蛇の化身である白娘(パイニャン)とその恋人・許仙(シュウセン)の愛が描かれている。 構成美術を画家・登山家の岡部一彦と舞台美術家の橋本潔が担当。「ひょっこりひょうたん島」などで知られる藪下泰司が演出と脚本を手がけた。原画を大工原章と森康二が担当し、新人の動画担当アニメーター42名が参加。約7カ月の作画期間と4047万1000円の製作費、1万6474枚の原画、6万5213枚の動画が費やされた。当時はアニメーション制作の経験者が少なく、順次募集されたスタッフにノウハウを教育しながら制作を進めたという。 キャラクターデザインから人形を作り作画の参考にしたり、ディズニーの長編でも採用されていた手法“ライブアクション”を日本で初めて採り入れるなど、さまざまな試行
悪天時の催行判断について 山に向かう際に最も気になる天気予報。 週間予報に傘のマークがあるとちょっと落ち込んだ気分になってしまうのは誰しも経験のあることでしょう。 そんな時はお客様から催行の可否のお問合わせを頂くことが大変多くなります。 当ガイドは前日 17:00 の予報をもって催行判断を致します。 (18:00までにご連絡さしあげます。中止の場合のみ連絡致します) 判断は早い方がいいように思われるかもしれませんが、予報はあくまで予報であってコロコロ変わります。 「ホントによく変わります!」 テレビの気象予報士のコメントを聞いみると分かるように、彼らですら確信をもって予報を伝えられている日は少ないのです。 梅雨時などは前線の上下によって天気は大きく変わりますし、南岸低気圧も通過する緯度によって大雪になるかどうかも違ってきます。 昼に見た予報が夕方に変わっていることはよくあることです。 結局
エベレスト登山で最も危険な場所の1つであるクンブ・アイスフォールを通る登山者の列。(PHOTOGRAPH BY MARK FISHER/FISHER CREATIVE, NATIONAL GEOGRAPHIC) 5月27日、米コロラド州のクリストファー・クリシュ氏(62歳)が、エベレスト登頂後の下山中に、標高7900メートルのキャンプ4で亡くなった。クリシュ氏の兄弟によると、死因は高山病ではなく心臓まひだという。 これで、エベレストでの今シーズンの死者は11人になり、ヒマラヤの8000メートル峰における今春の死者数は計21人にのぼった。登山シーズンはあと数日残っているため、この数はさらに増える可能性もある。 ネパールの登山家ニルマル・プルジャ氏が5月22日に撮影したエベレスト渋滞の写真は、瞬く間に拡散した。頂上付近の尾根で何百人もの登山者が渋滞し、ほぼ途切れのない列を作っている写真だ。そし
登山客ら314人の孤立を招いた世界自然遺産・屋久島(鹿児島県屋久島町)の豪雨では、登山の実施・中止で、専門家である山岳ガイドの判断が分かれた。多くの登山客を危険にさらす事態になり、地元では悪天候時の入山基準を見直す動きが出ている。 「地元では雨と呼べないほど弱かった」。ガイドの満園茂さん(65)は、18日早朝の状況をこう証言する。午後の時間雨量を50ミリとした予報は把握していたが、入山中止基準の「大雨警報」が出ていなかったことから、島根県から来た60代の3人を連れて山に向かった。麓への道が土砂崩れでふさがれ、孤立したことを知ったのは、下山途中の午後だった。 一方、屋久島観光協会ガイド部会長の中馬慎一郎さん(46)は、18日午前6時45分ごろ、観光名所「縄文杉」に向かうルートで水があふれ出しやすい地点を確認し、水量が異常に多かったため登山中止を決めている。 1時間120ミリの記録的豪雨が島を
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