5月27日~30日の日程で、東京ビッグサイトにて「2008国際食品工業展(FOOMA JAPAN)」が開催されている。主催は社団法人日本食品機械工業会。今回で31回目となる展示会で、食品製造の川上から川下にいたるまで、開催史上最大規模となる705社が出展している。テーマは「食と機械の未来が、ここにある。」。東京ビッグサイトの東西両ホールを使用した大規模な展示会だ。 会場内ではいわゆるFA、大規模な食品加工用の巨大な攪拌機械や自動梱包機械、搬送機械のほか、小規模な店内でも活用可能な小型自動機械に至るまで、さまざまな機械が展示されている。多くの機械は実働可能な状態でデモンストレーションされており、会場内ではフライヤーからは揚げ物、業務用オーブンからは焼きたてのパンなどのにおいが立ち上り、それが自動スライサーで切断されて、来場者に配布されている。空腹状態で行くと、ちょっと困ってしまう展示会である