MTVやパラマウント映画を傘下におくViacomが、YouTubeにて同社が著作権を持つ動画が無断で公開・視聴されているとしてGoogleを相手に起こしていた訴訟(/.J過去記事)で、NY州南部地区連邦地裁は7月1日、GoogleにYouTubeユーザのビデオ視聴記録をViacomに提出することを命じる判決を下した(ITmedia記事、WIRED記事)。 このビデオ視聴記録にはユーザ名やIPアドレスが含まれるため、Googleはユーザのプライバシー侵害にあたると主張していたが認められなかった。判決はユーザの視聴記録に加え、YouTubeが何らかの理由で削除した動画も全て提出するよう命じている。このデータで著作権を侵害している動画のほうがユーザ作成動画より多く視聴されていることが明らかになった場合、Googleが著作権侵害に加担しているとして法的責任を問われる可能性もあるとのこと。 なお、電