米IBM社、『World Community Grid』を稲の新品種開発に 2008年5月20日 環境IT コメント: トラックバック (0) 平城 奈緒里/Infostand 米IBM社は5月15日(米国時間)、同社が運営する『World Community Grid』の計算能力を稲の新品種開発に提供すると発表した。米ワシントン大学の研究者たちに協力して、従来よりも大量に収穫でき、栄養価が高く、強い抵抗力を持つ稲の開発を目指す。 ワシントン大学のコンピューター生物学者たちが開発した3次元モデリング・プログラムをWorld Community Grid上で実行。コメを構成する3〜6万種のタンパク質の構造を解明し、どのタンパク質が収穫高の向上、害虫に対する防御、耐病性の向上、栄養価アップなどに貢献するかを特定する。 最終的には交雑育種に適した苗を素早く突きとめることを目指す。これによって、気