企業からの情報流出事故が相次ぐなか、楽天のメールマガジンの登録者情報が漏洩していたことがわかった。これまでの情報流出事故といえば、ウイルス感染やデータの盗難、USBメモリの紛失といった事例が一般的だった。ところが、今回は個人情報の登録を変更する途中の画面がグーグルなどの検索エンジンで検索できてしまうという、意外な経路で情報流出が起こっていた。登録した情報を変更したことがある利用者が、情報流出のリスクにさらされていた可能性が高いが、楽天側から具体的な説明はなされていない。 情報流出があったのは、同社が運営するメールマガジンの発行システム。メールマガジンを購読する際に入力した個人情報を変更する手続きのための画面が、グーグルなどの検索エンジンで検索可能な状態になっていた。このページには、登録されている個人情報(1)氏名(2)生年月日(3)性別(4)自分が住んでいる都道府県(5)メールアドレスが記