故意に車の急ブレーキをかけて後方のバイクを転倒させたなどとして、大阪府警泉南署は21日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの疑いで、大阪府岬町深日(ふけ)、会社員、重野太郎容疑者(21)を逮捕した。 同署によると、重野容疑者は容疑を認め、「バイクが車の後ろについて走ったことに腹が立った」と供述している。時速約40キロで走行中に急停車したという。 逮捕容疑は11月20日午後6時45分ごろ、岬町淡輪の町道で軽乗用車を運転中、急ブレーキをかけて後方のミニバイクと接触。バイクを運転していた近くに住む男性会社員(32)を転倒させて左足骨折などの重傷を負わせ、そのまま逃走したとしている。