栃木県鹿沼市で登校中の小学生6人がクレーン車ではねられ死亡した事件で、逮捕・送検された運転手の男性容疑者(26)は、クレーン車が好きで、思い入れを語った市の広報誌やプロフが見つかっている。 「クレーンを巧みに操作する先輩の姿にあこがれ、この仕事に就きました」 「50トンのクレーン車を乗りこなせるようになりたい」 2010年春に発行された鹿沼市の広報誌では、「まちのフレッシュさん」として紹介され、本人はこう話していた。 ほかにも、クレーンの正確な操作がまだ先輩に及ばないから、運転士としての技術を高めている毎日だ、と述べている。今は仕事が一番の関心事であり、本人は「30歳になるまでには50トンのクレーン車を乗りこなせるようになりたい」と抱負を語っていた。作業現場と思われる場所で映した写真も掲載され、作業服を着た本人がたたずんでいる。 男性容疑者が移動式クレーンの免許を取得したのが2009年4月