最近、若者を中心に、金属アレルギーを起こさないなどの理由で、タングステン製の指輪やペンダントなどが人気があります。 元素記号Wで表されるタングステンはスウェーデン語で重い石と言う意味があり、比重が純金とほとんど変らず、鉄の2.5倍、鉛の1.7倍ぐらいの重さがあります。 また、熱にも強く、鉄が1500度で溶けるのに対して、タングステンは3380度でやっと溶けます。 そして、特筆すべき特徴はその硬度で、金属でありながら、モース硬度ではダイヤモンドの10に次いでサファイア、ルビーと同じ硬度9の硬さを持っています。 このように硬くて磨耗せず、熱に強く、さびないタングステンは非常に丈夫な指輪やペンダントに加工することが出来るうえに、値段も千円台から1万円ぐらいと手頃なため、若い人の間で人気を呼び、ペアー・リングだけでなく、マリッジ・リングとして購入する人までいるようです。 しかし、指輪というものに、