ここ2年ほど老後に備えていろいろな模型を作っている。もちろん自分の老後のためでもあるが、他人の老後のためでもある。何百万人ものビジネスマンが退職後に時間を持て余し、ポケットマネーでも遊べる模型に走るのではないかと思うのだ。ビジネスチャンスがそこにあるかもしれない。 そこで気が付いたことがある。模型にはお国柄というものがありそうなのだ。日本はプラモデル国だ。田宮模型やハセガワなど世界的なリーディングカンパニーがある。日本の特徴はもうひとつ、ジャンルを問わないということだ。飛行機、船舶、自動車、ガンプラ、フィギュアまでなんでもござれだ。 東欧やドイツはミニタリー・プラモデルが得意なようだ。戦車や軍用機などを超精密に作るモデラーが多数いる。日本人は器用だと思っている人が多いだろうが、東欧のモデラーはそれ以上だ。とりわけ軍用機モデルなどは世界最高の精密さだ。チェコにはエデュアルドという精密モデルパ