時間。 生き物にとって、寿命にかかわる根本的にだいじな問題 時間のだいじさは、本川さんに言われなくても、「時はカネなり」ともいうし、時間を生きている、というか「生きている」ことが「時間を過ごす」ことなのでわかります。 しかし、「空気」と同じで、あまりに自然で身近か過ぎて自覚しにくい。 すべての存在、生き物には、物理的には同じ時間が流れている。 だが、生物的には違う。 だって、生物はみな生きているのです。 ナマコも本川さんも私も「生きている」。 それは「生活している」こと。本川さんは東京に暮らしていたときと、大好きな沖縄で暮らしていたときの時間の流れ、「東京時間」と「沖縄時間」は違っていた、と書かれていました。 沖縄は《昔は》集落が近いので、村の寄り合いは、遠くの人を待ってから「そろそろ始めようか」と言うのだそうです。だから、7時から始めると聞いていても実際は7時半とか40分、そのつどバラバ