アメリカのバイデン大統領は、ガザ地区の情勢をめぐって「イスラエルは世界で支持を失いつつある」と述べ、ネタニヤフ政権の対応に批判的な見方を示しました。 アメリカのバイデン大統領は12日、首都ワシントンで開かれた支持者らを集めた会合でスピーチを行いました。 この中でバイデン大統領は、ガザ地区の情勢をめぐって「無差別的な爆撃によってイスラエルは世界で支持を失いつつある」と述べました。 ガザ地区でイスラエル軍の攻撃による民間人の犠牲が増え続け、イスラエルを支援するアメリカに対しても国内外で批判の声が強まる中、これまでよりも踏み込んで苦言を呈した形です。 またイスラエルのネタニヤフ政権について「イスラエル史上もっとも保守的な政権だ」と述べ、パレスチナとの「2国家共存」による和平の実現を望んでいないと指摘しました。 そのうえでバイデン大統領は「ネタニヤフ首相は今の政府を変える必要がある」と述べて、ネタ
記者会見に出席するブリンケン米国務長官=8日、東京都内/Richard A. Brooks/AFP/Getty Images (CNN) 米国のブリンケン国務長官は8日、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦について、反対する姿勢を強め、「即時の停戦を求める人々は、停戦がもたらすであろう受け入れがたい結果にどう対処するのか説明する義務がある」と述べた。 アラブ諸国の多くが停戦を呼び掛けており、米国など主要7カ国(G7)のメンバーは地域の友好国と対立状態に陥っている。 ブリンケン氏は日本で開催されたG7外相会合後の記者会見で発言した。今回の発言は、これまでよりも踏み込んだものとなった。ブリンケン氏は一貫して、米国が停戦を支持しないと述べてきた。ブリンケン氏によれば、そうした無期限の戦闘停止によって、イスラム組織ハマスは組織を再編し、再びイスラエルを攻撃することが可能になるという。 ブリンケン氏は、
(CNN) 米下院で7日、パレスチナ系のラシダ・タリーブ議員(民主党)がイスラエルを批判した発言をめぐる問責決議案が提出され、8日に採決が行われる見通しとなった。 タリーブ氏は米議会初のパレスチナ系女性議員。決議案をめぐる審議の中で改めてパレスチナ支持を訴え、「こんなことを言わなければならないとは信じ難いのですが、パレスチナの人々は消耗品ではありません」と発言して言葉を詰まらせた。 同僚議員が立ち上がってタリーブ議員の肩に手を置き、長い沈黙を経て落ち着きを取り戻したタリーブ議員は「私たちは人間です。皆さんと同じように」と続けた。 「(自身の祖母も)ほかの全てのパレスチナ人と同じように、ただ当たり前の自由と尊厳を持って生きたいだけなのです」 「私にとっては、パレスチナの子どもが泣き叫ぶ声もイスラエルの子どもが泣き叫ぶ声も同じように聞こえます。なぜパレスチナの子どもの泣き叫ぶ声が、皆さんには違
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