真夏に高温となってしまうアスファルト。愛知県豊田市に、ある画期的な“暑さ対策”を施した道路が出現しました。 名鉄豊田市駅前の近くにその秘密があるということで、交差点を渡っていくと、突然、道路の色が“黒”から“グレー”に切り替わりました。 駅前から延びる県道。約150メートルにわたって「グレー」の道路が続いています。 道路脇の歩行者に話を聞いてみると。 「気にしたことない」 「知らないかな」(歩行者) 地元の人もその秘密はあまり知らないようです。 6月から突然グレーになったということですが、その理由について市の担当者は、 「グレーに塗ることによって、熱吸収を抑えて、気温の上昇の軽減に寄与するものとして、“暑さ対策”のために施工しました」(豊田市役所都市整備課 横田博昭 副課長) 道路の塗料こそが秘密の正体。 “遮熱性舗装”と呼ばれ、グレーの塗料には熱の吸収を抑える樹脂が入っているため、路面温