男女雇用機会均等法が施行されてから早30年以上の年月が経っていますが、組織の行く末を決める会議にずらりと並ぶのはいまだにおじさまたちばかり。 その光景は、政治の世界も民間企業も変わりません。 シェリル・サンドバーグが2010年のTEDトークの中で「会議に出席した際、女性用のお手洗いの場所を聞いたら誰も答えられなかった」という冗談のようなエピソードを披露していましたが、そこから10年近く経った今も状況はあまり変わらないのではないかと思います。 とはいえ、この記事では「女性にもっと機会を!」と声高に叫びたいわけではありません。 それはそれとして長い目で見て改善が必要なことですが、今を生きる私たちにもっとも必要なのは「今を生きる知恵」だからです。 つまりどんなに綺麗事を言おうとも、女性がキャリアを積む上ではいかに男性社会でうまく生きるかという視点が必要不可欠なもの。 戦うことで女性の権利を勝ち取