NHKはこのほど、インターネット上におけるコンテンツ不正流通への対抗策として、フィンガープリント技術を用いた新たなコンテンツ保護技術を開発した。22日からのNHK放送技術研究所「技研公開」で展示している。 フィンガープリントとは、コンテンツに短い符号を埋め込むことで「誰に販売したのか」という情報を特定する著作権保護技術。いわゆる「電子透かし」の一種として高い特定性能を持つ。 しかし、近年の不正動画アップロードにおいては、複数ユーザーが結託して符号を改ざんし、特定不能にする「フィンガープリント破り」が登場。こうした不正ユーザー側の対抗策に耐性を持つ技術研究が求められていた。 新たなコンテンツ保護技術は、フィンガープリント符号が改ざんされた場合でも、符号上から不正ユーザーを追跡、特定できるというもの。研究実験上の成果では「100万人のユーザーに対し、不正なユーザを99.9999%の確率で特定で
京都府警、「Share(シェア)」でアニメを流していた3人を逮捕…全国初 1 名前: 千尋ちゃんの母(98才) 投稿日:2008/05/09(金) 15:32:05.20 ID:sjSbQoaz0 ?2BP インターネットのファイル共有ソフト「Share(シェア)」を使って、アニメなどの著作物を違法に公開したとして、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署は9日、著作権法違反の疑いで、神奈川県や広島県などの20−40代の会社員ら3人の逮捕状を取り、 自宅などの捜索を始めた。同日中に逮捕する方針。シェアを 使った同法違反の摘発は全国で初めてという。 同種の共有ソフト「Winny(ウィニー)」と異なり、シェアはファイルを分割して 送信する仕組みで、匿名性が強く、これまで違法公開者の特定は困難だった、という。 調べでは、会社員らは人気アニメ「ガンダム」や有料テレビの番組などの著作物の動画を、 不特定多
ニワンゴは4月1日、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)が管理する楽曲について、利用許諾を得たことを明らかにした。 これによりユーザーは、JASRAC管理楽曲を演奏したり、歌ったりした動画を「ニコニコ動画(SP1)」および動画投稿サービス「SMILEVIDEO」に投稿できるようになる。ただし、アーティスト(実演家)が演奏している曲や映像については、レコード会社や実演家の許可がない限り投稿できない。 ニワンゴではニコニコ動画に投稿された動画が著作権を侵していた場合、著作権者の申し立てに応じてその動画を削除している。今回のJASRACとの提携により、JASRAC管理楽曲で、かつ著作権者の権利を侵害していないものであれば動画は削除されないことになる。 契約内容については、ニワンゴがニコニコ動画から得た売り上げの1.875%をJASRACに支払うことで合意したとのことだ。 動画共有サイトは、
ソニーは2月12日、動画共有サービス「eyeVio(アイビオ)」において、ユーザーがアップロードした動画で扱われる楽曲の著作権管理と運用(音楽著作物の二次利用)に関して日本音楽著作権協会(JASRAC)と契約を締結したと発表した。 この契約締結によって、ユーザーはJASRACが管理している国内楽曲の中から、好きな楽曲を自ら歌唱・演奏した映像を投稿、共有できるようになる。またアイビオでは、国内音楽レーベルが許諾した公式音源を利用したプロモーション企画や公式動画の配信も予定しており、ダンス(映像)コンテストや、音楽プロモーションビデオコンテストなども実施していく計画だ。 アイビオは、一般ユーザー向けの無料サービスであり、今回の楽曲の二次利用に伴い発生する音楽著作権使用料金もすべてアイビオが負担する。ユーザーには動画をアップロードする際に、楽曲名やアーティスト名を追加入力するだけで、引き続き無料
クロサカタツヤさんが「こわれゆく著作権」のなかでMIAUについて言及されていたので、遅ればせながら反応してみたいと思います。なお、今回のエントリはMIAUを代表するものではなく、あくまで私見ですからあしからず…。 まずは、 これはMiAUについても同じで、誰の利益のために誰を説得しようとしているのか、という前提条件が揺れてしまい、結果としてアピールのためのアピールに終始しているように見える、というのが正直な印象である。横から見ていて、彼らの動きに戦略・戦術の両方が感じられないように見えるのも、土地が揺れていては上物は建てられず、ただ立つだけで精一杯、ということなのだと思う。 についてです。第二文は仰るとおりであり、himagine_no9さんが あのねぇ‥‥こうしてる間にも文化庁は現実に著作権法を変えようとしてるんですけど。短期的な戦術と長期的な戦略とを混同したらこの流れは止まらないよ。
放送コンテンツのネット配信サービスを妨げているのは権利者である――。一部で定着しているこの考えをひも解くと、常に批判の的となってきたひとつの権利者団体が思い浮かぶ。日本音楽著作権協会、通称「JASRAC」だ。 権利者の財産を守りつつ、円滑な流通促進に寄与することを目的として活動するこの団体は、放送・通信融合時代におけるサービス促進へのニーズが高まるにつれて「最大の阻害要因」とする声も聞こえてくる。 それでもJASRACは怯まない。いわゆる「YouTube問題」で複数権利者とともに批判の声をあげる際には会見場としてスペースを提供し、むしろ「抵抗勢力(あくまでユーザーにとって)の中心的な存在」であることを印象づけている感すらある。 JASRACの本質とは何か。そして、放送・通信融合時代における自身の役割をどう考えているのか。JASRAC常任理事である菅原瑞夫氏に語ってもらった。 ■「相手が誰で
「ダウンロード違法化」がほぼ確定,録音録画に加えソフトウエアも対象に,私的録音録画小委員会で文化庁が方針を示す 文部科学大臣の諮問機関である文化審議会 著作権分科会傘下の私的録音録画小委員会の第15回会合が2007年12月18日に行われた。この席で,かねてから議論が続いていた著作権法第30条の適用範囲の見直しについて審議された。委員の一部から強い反対意見があったものの,「違法録音録画物または違法サイトからの私的録音録画」を著作権法第30条で規定された「私的複製」の適用範囲からは外す方針がほぼ確定した。また,コンピュータ・ソフトに関しても録音や録画と同様に,違法な複製物や違法サイトからの複製を適用範囲から外す方針も同時に示された。 この見直し案は,いわゆる「ダウンロード違法化」問題として,注目を集めていたもの。ユーザーがWebサイトなどからコンテンツをダウンロードする行為を規制する目的がある
ミクsingsは個人・非商用・ストリーミングという一番楽曲利用料が安い形態で運営しています。ゆえに、アフィリエイトやバナー広告を貼ることはできません。それをやると月額の最低利用料が一気に5000円にまでアップしてしまいます(現状は1000円)。サイト開設時に検討したのですが、経験的にアフィリエイトで月5000円稼ぐのは結構しんどいと思われたので躊躇してしまいました。実際、現状のミクsingsのアクセス数を見てもちょっと厳しい感じです。 しかしながら、元のCD作品のリンクを貼ることができれば利用者にとってはかなりうれしいでしょう。実際、ミクsingsを聴いて白石まるみのCDを買った人がいます。アフィリエイト広告を貼ることができれば、そういう人はもっと増えるでしょう。レコード会社も得しますし、JASRACも、作曲家・作詞家も、そして私もみんな得をします。さらに、埋もれていた名曲が世間で広がって
「映画館で上映されている最新の映画を盗撮して、海賊版として流出させる」といった行為が後を絶ちませんが、NHKと三菱電機が、映画館などで上映されている映像コンテンツが、いつどこで盗撮されたのかを特定できる新しい「電子透かし技術」を開発しました。 これでインターネットでの映画の流出や、路上で海賊版DVDを販売している屋台などが根絶されるのでしょうか。 詳細は以下から。 NHKと三菱電機、映像を再撮した場所など特定できる「電子透かし」技術を開発 このリリースによると、今回NHKと三菱電機が開発した新しい「電子透かし技術」は、テレビ画面や映画館のスクリーンに表示された映像を再度ビデオカメラなどで撮影しても、埋め込まれた電子透かしが消えないという技術だそうです。 これは技術の進歩によりカメラの性能が向上したことから高品質な海賊版が流通しているために開発されたもので、もし画面やスクリーンを斜めから撮影
歌声制作ソフト「初音ミク」発売以来、アクセストップテンには毎週のように初音ミク関連の記事がランクインしている。先週も1位と2位に「初音ミク」の文字。きょうは妹分の「鏡音リン」に男の子版「レン」がいた――という衝撃の事実が明らかになり、また話題が沸騰しそうだ。 さて、手前味噌な話題で恐縮だが、先週27日夜に放映された、NHK BS2の番組「ザ☆ネットスター」に、出演者ながらぶっ飛んだ。記者は家でBS2を見られないため、ニコニコ動画で全編を確認したのだが、オープニングから驚愕。オープニング曲を初音ミクが歌っていたことにもびっくりしたが、何よりも、「自分がエロゲキャラになってる」という事実に笑い転げた。 オープニングで出演者を「萌えイラスト風」に紹介する――とは事前に聞いていたのだが、まさかあそこまで完璧なエロゲ風になっているとは。記者は顔も髪型も似ても似つかない、かわいらしいが巨乳クールなキャ
ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK 一方、今回「かぐや」が取得したハイビジョン画像は、自分が月を回る軌道にいて、実際に地球が月の地平から見えてくるという疑似体験をさせてくれる。「月に行くということはどういうことか」を教えてくれるのだ。この動画像は、人間の認識の地平を広げたという点で、アポロ8号の「地球の出」画像と同等の価値があるとさえ言えるだろう。 アポロ8号の取得した「地球の出」画像は、その他の米航空宇宙局(NASA)の写真と同じく、非営利用途と報道用途に関しては出典を明記する形で自由に利用できるという条件で公開された。その後、インターネットも公開メディアも含まれるようになった。個人のネットユーザーもNASAの写真であることを明記すれば、この歴史的な写真を自分のホームページに掲載することができる。 NASAは1959年の設立当初から、取得した画像を積極的に公開してきた
「ニコニコ動画」「Twitter」はなぜ盛り上がり、Second Lifeは閑散としているのか――日本技芸リサーチャーの濱野智史さんが11月22日、ブロードバンド推進協議会(BBA)が主催したシンポジウム「仮想世界におけるコミュニティサービスの現在」で、3サービスを分析。勝敗を分けたのは「時間軸」だと説明した。 「Second Lifeは、描画が3Dになり、見た目上は進化しているように見える。だが、その進化は本当に、ユーザーが求めているものだろうか。見た目にだまされず、見えないもの――時間に着目すれば、なぜSecond Lifeがバッシングされ、ニコニコ動画が受け入れられたか分かってくるだろう」 コミュニケーションの「同期」と「非同期」 3サービスは、ユーザーがネット上でコミュニケーションするという点で共通する。だがコミュニケーションの「同期性」で見るとそれぞれ異なっており、Second
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