ネット上で企業が仕事を発注しフリーランスなどの個人が請け負う「クラウドソーシング」が拡大している。「クラウドワーカー」と呼ばれる労働者の数は2018年末に500万人を超え、国内の労働力人口の7%以上を占める見通し。子育て中の女性など柔軟な働き方を求める人の受け皿となり人手不足を緩和する効果も期待できそうだ。大手5社の登録者数や聞き取り調査をもとに日本経済新聞社が集計した。ネット上で仕事を受注す
Image Credit: Frost & Sullivan report 2017年は世界中の女性にとって画期的な年となった。#MeToo や #TimesUp , Women’s Marchのようなムーブメントが火を付けた形となった。 テック業界でもフェムテック(female technology)が成長しており、2014年以降、10億ドル以上の資金が注がれている。国際女性の日を記念して、Frost & Sullivan はこの成長中の領域に関するデータをリリースした。それによると、2025年までにこの市場は500億ドル規模にまで成長する可能性があるという。 フェムテックはニッチなセクターだと多くの人に思わされているようだが、実際には世界の人口の50%をターゲットにしている。月経トラッキングアプリから、スマート搾乳機、性的な健康に関するプロダクトなど、ティーネイジャーから40代の女性、
マンモグラフィー(乳房エックス線撮影検査)と聞いて、顔をしかめる女性は少なくないのではないか。乳房にしこりや皮膚のひきつれが見つかった時に、がんかどうかを調べる検査で、女性の健康を守る強い味方なのだが、課題はその痛さ。検査装置で胸部を撮影する際、乳房を引っ張って押しつぶす姿勢になるため、「脂汗をかきながら歯を食いしばらないと、とても耐えられない」(東京都狛江市在住の30代主婦)との感想を持つ人も
車道のない集落、宇遠内。生活の足は小型の漁船。冬場は海が荒れて出船できないので、町中心部の別宅に移る。重機が乗り入れられないため下水工事ができず、菌でし尿を分解する「バイオトイレ」が活躍している(写真=寺岡 篤志) ここは、日本最北の有人島(北方領土を除く)、北海道礼文島にある宇遠内(うえんない)地区だ。グーグルマップで礼文島の西岸を丁寧に見ていくと、1カ所だけ、周囲に道などないのに海岸に人工物らしきもの(写真のS字型防波堤)がある場所が確認できる。そこが宇遠内だ。 アイヌ語で「悪い川」を意味するこの地に、本土から移住者が入植したのは明治期とみられる。入植の目的はニシン漁ともいわれているが、それにしてもなぜここまで偏狭な場所を選んだか公式の記録はなく、謎に包まれている。結局、極端な地理的条件の影響は大きく、住民は約50年前の最盛期でも十数世帯。現在は3世帯9人しかいない。 外形的事実だけ見
エムティーアイは、部活動などでスポーツに取り組んでいる女性向けの体調管理アプリ「ルナルナ スポーツ」の提供を開始した。 「ルナルナ スポーツ」は、月経周期や基礎体温、コンディションの記録・管理、運動に特化したカラダについての知識啓発を行うアプリだ。婦人科医に記録したデータを簡単に提示できる機能を搭載しており、婦人科へ定期的に通い医師と一緒にコンディション管理をする習慣を身につけるきっかけになることを促す。 カレンダーには、月経予定日、月経開始日、試合日、合宿日の記録を表示。月経予定日と試合日、合宿日が重なった場合はアラート表示する。基礎体温はグラフ化し、入力したコンディションと基礎体温の関係性を可視化する。その日のコンディション、試合日、合宿日程と合わせて、月経周期や基礎体温を管理し、カラダについての知識啓発を行うことで、競技パフォーマンスを向上し、健康をサポートする。 同アプリの監修医
Case: Bruise Automat – The photo booth against domestic violence ドイツ ベルリンの街のあちこちで見られる、プリクラのようなフォトブース『photoautomat』。 女性権利団体・Terre Des Femmesは、“家庭内暴力”の深刻さを市民に実感してもらうことを目的に、『photoautomat』を活用した斬新な啓発キャンペーンを実施しました。 一見何の変哲もない、こちらのフォトブース。お客さんはいつも通り、硬貨を入れて楽しそうに撮影を行います。 しかし、現像された写真を見てビックリ。 4枚中1枚の写真に、“青あざ”や“傷”だらけになった自分の顔が写っているではありませんか… 女性たちはあまりの衝撃に思わず言葉を失います。 写真と一緒に渡されるのは同団体のパンフレット。撮影した本人を含め、身近に家庭内暴力に困っている人が
「技術的な進化も重要だが、より力を入れたのは患者の不安感を取り除くこと。従来の医療機器開発にはなかった視点を持ち、デザインや形状、照明などにも注意を払って、検査を受けたい気持ちにさせることを目指した」(GEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長の川上潤氏)。 GEヘルスケア・ジャパンは2016年10月28日、マンモグラフィ(乳房用X線診断装置)の新製品「Senographe Pristina」とマンモグラフィ用画像診断ワークステーション「SenoIris」を発売。東京都内で発表会を開催した。 登壇した同社社長の川上氏は、女性の健康寿命延伸や社会進出を支えるインフラとして「女性に特化した医療ニーズに応えることが重要になってきた」と指摘。妊娠・出産などを含む各ライフステージに応じたケアが必要であるなど、女性の医療ニーズは「男性に対する医療ニーズとはかなり形が異なる」といい、それに対応した医療機器
抗がん剤による抜け毛は、特に女性患者にとって一番つらい副作用といわれるが、米食品医薬品局(FDA)は2015年12月8日、乳がんの抗がん剤治療を受けている女性の脱毛を予防する頭皮冷却装置(商品名『ディグニキャップ』)を初めて承認した。 毛根の根元に届く抗がん剤の量を減らし、抜け毛を防ぐ ディグニキャップは、米医療機器メーカーのディグニターナ社が開発した。コンピューターで制御された冷却水が流れるヘッドギアを頭にかぶり、頭皮を冷やすことで血管を収縮させる。そして、毛細血管の先端にある毛根の根元に届く抗がん剤の量を減らし、抜け毛を防ぐ仕組みだ。 ステージ1、2の乳がん患者122人に使った臨床試験では、66%の人が「脱毛が半分程度にとどまった」と判定した。副作用として、頭部の冷却による頭痛や、長時間の装着による肩こりなどがみられたが、FDAは、「脱毛予防は、女性患者の生活の質の維持に大きな利点にな
北斗晶の乳がん告白で、検診の希望者が医療機関に殺到しているという。乳がんの3大療法は以前から手術、抗がん剤、放射線だが、その中身は進歩を続けている。最新の乳がん治療を紹介。 ・治療を受ける前に、はっきりと希望する治療の方向性を伝える 主治医と信頼関係を結ぶことが大切。そのためにも、治療前に「将来、子どもを産みたい」「仕事に早く復帰したい」など、「自分の方向性」を明確に伝えたいもの。セカンドオピニオンもよいが、「自分のやりたい治療を言いなりで引き受ける医師探し」はNG。 ・乳がん治療の基本は手術。そこに放射線や抗がん剤を組み合わせる 手術でがんを取りきることが、治療の基本。手術には、乳房を残す「乳房温存術」と、乳房を全部切除する「乳房全摘出術」がある。リンパ節への転移があれば、術中にリンパ節も切除する。しこりが大きい場合、抗がん剤治療で小さくしてから、手術をすることも。 ・全摘手術をしても、
“北斗晶さんのニュースを見て、他人事とは思えなくなった”と、いま乳がん検診の希望者が医療機関に殺到しているという。 あなたにとっての理想的な受け方は? 早期発見・治療のために、安心できる乳がん検診の受け方を紹介しよう。 ・対策型検診と任意型検診の違いを知っておく 乳がん検診の国のガイドラインは「40歳以上から2年に1回のマンモグラフィー検査と医師による視触診」。無料クーポンを配布する自治体もある。 これは「対策型検診」と言い、乳がんで死亡する人数を減らすためにどんな検査をどの頻度で行うのが効果的かという科学的根拠と、費用対効果を考慮した国全体の施策。 しかし、乳がんのリスクは個人個人で違うため、理想的には年に1回、マンモグラフィーや超音波検査を組み合わせた検診を受けたいもの。こうした受け方を「任意型検診」と言い、個人が乳がんから身を守るために行う検査だ。 ・検診をより安心して受けられる施設
2015年7月に「乳癌診療ガイドライン」が改訂され、乳がんのマンモグラフィ検診の推奨グレードが見直された。一方、巷では「検診を受けていても乳がんは見つからないことがあるの?」「新しい3Dマンモグラフィは効果が高いの?」といった、乳がん検診をめぐる疑問も多い。そんな乳がん検診の現状と課題について、ガイドライン委員も務める画像診断医・戸崎光宏さんに聞いた。 マンモグラフィの推奨グレード「A」から「B」に 日本乳癌学会は2年に一度、「乳癌診療ガイドライン」の改訂を行っている。2015年7月の改訂で、50歳以上に対するマンモグラフィ検診の推奨グレードが「A(十分な科学的根拠があり、積極的に実践するよう推奨する)」から「B(科学的根拠があり、実践するよう推奨する)」になった。40歳代の若年層に対しては、もともと「B」で変わらない。 「この改訂の背景には“過剰診断”と“デンスブレスト”という、2つの課
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