長崎県のハウステンボスが「日本の中の外国」を売り物に、日本で初めて英語を“公用語”とするホテルをオープンし、日本人の英語力向上や国際交流の促進を担うそうだ。 館内では接客からレストランのメニューまで原則としてすべて英語で、従業員のうち半数以上は外国人で、英語の他にも中国、韓国、スペインなど約20か国語に対応できるという。要するに英語を公用語と言いながら中身はといえば、長崎らしく言葉も文化もごちゃ混ぜの「ちゃんぽん」と言う事らしい。 無料で招かれたモニターの一人は、「英語で話すことで気持ちを素直に表現できる」と語ったそうだが、本気でそう思っているとしたら、英語の利点と言うより「日本語力」の足りない御本人の問題と言った方が良いであろう。 外国人の総支配人は「世界中から集まった外国人スタッフと、言語だけでなく文化面でも交流できる環境を楽しんでほしい」と得意気だが、これを言い換えると、外国人スタッ