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思想と歴史に関するusataroのブックマーク (3)

  • 視点・論点 「ハンナ・アーレントと"悪の凡庸さ"」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK

    フェリス女学院大学教授 矢野久美子 今から50年ほど前の1960年代前半、ナチスの犯罪をめぐる裁判レポートが、大きな論争を引き起しました。これからお話しするのは、その裁判レポートの著者が何を語ろうとしたのか、ということについてです。 1906年にドイツに生まれたユダヤ人女性で、政治哲学者です。彼女は、ヒトラーの反ユダヤ主義政策によって、ドイツから脱出せざるをえなくなり、1933年にパリに亡命しました。しかし、第二次世界大戦によってフランスで生きることも危うくなり、アメリカ合衆国へと避難し、そこで1945年の終戦を迎えます。 ナチスの全体主義政権下では、ユダヤ人をはじめとする大量の人間が、強制収容所やガス室をともなう絶滅収容所で、生きる価値を奪われ意味なく殺戮されるという事態が起こりました。人間を無用のものとするような言語道断の国家犯罪がなぜ起こったのか、どのようにして起こったのか。こうし

    視点・論点 「ハンナ・アーレントと"悪の凡庸さ"」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK
    usataro
    usataro 2014/06/28
    「「底知れない程度の低さ、どぶからうまれでた何か、およそ深さなどまったくない何か」が、ほとんどすべての人びとを支配する力を獲得する。それこそが、全体主義のおそるべき性質である」
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「"正義"を考える―裏返しの終末論」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月08日 (火)視点・論点 「"正義"を考える―裏返しの終末論」 社会学者 大澤真幸 人は誰しも正しく行為したいと思っております。しかし、正しい行為、正義にかなったルールを決定することは困難なことです。  昨年、巧みな講義で話題になった、アメリカの哲学者マイケル・サンデルは、コミュニタリアン(共同体主義)という立場にくみしています。 サンデルは、コミュニタリアンという立場を支持します。コミュニタリアンは、自分が深い愛着をもって参加している共同体の中で伝統的につちかわれてきた「善」の観念を重視し、人は、その共同体に対して優先的な責任をもつ、という考えです。たとえば、日人という共同体に深くかかわっている人は、日の伝統的な道徳や国柄や国益を優先的に考えてよく、日人としての責任が、人類としての責任よりも大事だと考えるべきだ、

    usataro
    usataro 2011/03/22
    「視点・論点 「"正義"を考える―裏返しの終末論」社会学者 大澤真幸」
  • 戦後知の可能性 : 池田信夫 blog

    2011年01月24日22:24 カテゴリ科学/文化 戦後知の可能性 タイトルの「戦後知」とは、編者によれば「敗戦直後から日社会の現実に向き合って、社会の変革にかかわろうとしてきた啓蒙的知識人の系譜」だという。この自己規定にもあらわれているように、書は丸山眞男や竹内好など10人の「進歩的知識人」を取り上げて、その再評価を試みたものだ。 論文集としては成功しているとはいいがたいが、ざっと読んで印象的なのは、対象となる「啓蒙的知識人」が共通にマルクス主義の強い影響を受けていることだ。もっともその影響の希薄な丸山でさえ、「講座派的近代主義」の一種ともいえる。吉隆明や網野善彦はマルクス主義者であり、村上重良は共産党員だった。もっとも若い世代の柄谷行人でさえ、マルクスの影響を脱却できていない。 もう一つの共通点は、「西欧近代」に対するあこがれと反発のアンビヴァレンスだ。丸山のようにもっともモ

    戦後知の可能性 : 池田信夫 blog
    usataro
    usataro 2011/01/25
    こないだ買った。/4段落「戦後の歴史に…」以降は例の池田節。/本自体は、人物の取り上げ方を含めけっこう興味深い。
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