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政治と天皇制に関するusataroのブックマーク (22)

  • とばり開き陛下が…平成と違う正殿の儀「神秘化」懸念も:朝日新聞デジタル

    22日に行われた「即位礼正殿(せいでん)の儀」は、参列者への配慮が一部加わったものの、平成の前例をほぼ踏襲した。政教分離など憲法上の疑義は将来の課題として残る。一方、同日夜に始まった祝宴「饗宴(きょうえん)の儀」では、皇族方の負担を減らすため、前例が見直された。 午後1時過ぎ、皇居・宮殿の正殿・松の間。天皇陛下が即位を宣言する「おことば」を述べると、安倍晋三首相が「寿詞(よごと)」を返した。首相が「ご即位を祝し、天皇陛下万歳」と発声し、衆参両院議長らが唱和すると、陸上自衛隊による祝砲21発が鳴り響いた。 この間、陛下は玉座の「高御座(たかみくら)」に立ち、主権者の国民を代表する首相らは約1・3メートル低い松の間の床から陛下を仰ぎ見た。 儀式は、憲法の定める天皇の国事行為として行われた。ところが高御座やその中に安置された剣と璽(じ)(まが玉)は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け、孫

    とばり開き陛下が…平成と違う正殿の儀「神秘化」懸念も:朝日新聞デジタル
    usataro
    usataro 2019/10/22
    冒頭の部分だけでも、前回即位礼の時に海部首相が束帯を着なかったことと国民主権原理との関連とか。儀礼のなかに権力の問題が可視化されているのは前近代も現代も同じ。
  • NHKが「皇室の祖先は天照大神」と報道→「現人神宣言か」と疑問の声

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    NHKが「皇室の祖先は天照大神」と報道→「現人神宣言か」と疑問の声
    usataro
    usataro 2019/04/20
    やっぱり公共放送としてかなり劣化しているな。伊勢は戦前の天皇制と国家神道の宗教的結合の核なわけで、その結合を解体する政教分離が戦後天皇制の基礎。NHKが中立を標榜するなら分離の建前は守らないと。
  • 新元号は「令和」 出典は「万葉集」 | NHKニュース

    平成に代わる新しい元号について、政府は1日の臨時閣議で「令和(れいわ)」とすることを決め、菅官房長官が発表しました。また、「令和」の典拠、いわゆる出典は日最古の歌集である万葉集であると発表しました。元号は、皇太子さまが天皇に即位される来月1日に「令和」に改められます。 政府は1日午前、総理大臣官邸で、各界の代表や有識者からなる「元号に関する懇談会」を開き、新しい元号の複数の原案を示し意見を聞くなどしたうえで、臨時閣議で新しい元号を「令和」とすることを決定し、菅官房長官が午前11時半すぎからの記者会見で発表しました。 この中で、菅官房長官は「さきほど閣議で元号を改める政令、および、元号の呼び方が閣議決定された。新しい元号は令和であります」と述べ、書を掲げて、平成に代わる新しい元号を「令和」に決定したと発表しました。 そのうえで、「令和」の典拠、いわゆる出典について「『令和』は『万葉集』の梅

    新元号は「令和」 出典は「万葉集」 | NHKニュース
    usataro
    usataro 2019/04/01
    この改元、文字と表面的な趣旨説明とは裏腹に、権力者のごり押しで1000年以上続いた中国古典からの文字選定の慣例を破壊するとかNHKの御用記者が「総理の思い」を解説するとか、近年まれにみるほど政治性が強すぎる。
  • 秋篠宮さま きょう53歳に 大嘗祭めぐり政府決定と異なる意見 | NHKニュース

    秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えるにあたって記者会見に臨み、来年の皇位継承に伴う伝統儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」の費用に、公的な予算が充てられることについて、儀式の宗教色を踏まえ、天皇の生活費にあたる予算から支出されるべきだという考えを示されました。皇族が公の場で、政府の決定と異なる意見を述べるのは異例のことです。 そして、「宗教行事と憲法との関係はどうなのかという時に、それは、私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています」などと話し、憲法の政教分離の観点から、天皇の生活費などに充てられる予算の「内廷費」から費用を支出し、その範囲で儀式を行うべきだという考えを示されました。 政府は戦後の新しい憲法のもとで初めて行われた平成の「大嘗祭」にあたり、儀式の宗教性を踏まえ、皇室行事として行う一方で、国にとっての重要な儀式でもあるとして、費用は公的な予算にあたる「宮廷費」から支出していて

    秋篠宮さま きょう53歳に 大嘗祭めぐり政府決定と異なる意見 | NHKニュース
    usataro
    usataro 2018/11/30
    発言すること自体が憲法的にはかなり危うい線だと思う。ただ内容は政教分離原則のより厳密な遵守を求めるもので違憲とは言いがたい。安易な戦前天皇制の踏襲に対する当事者天皇家側の危機感が表れている。
  • 「陛下は靖国を潰そうとしてる」靖国神社トップが「皇室批判」│NEWSポストセブン

    天皇が「深い悲しみを新たにいたします」と述べた平成最後の終戦記念日、靖国神社(東京・九段北)には安倍晋三首相はじめ現役閣僚の姿はなく、中国韓国も一頃ほど神経をとがらせなくなった。しかし、その落ち着きの裏で、靖国神社は“爆弾”を抱えていた。来年、天皇の「代替わり」と創立150年が重なる大きな節目を目前に、前代未聞の問題発言が神社トップである宮司から飛び出したのだ。 ◆「そう思わん?」「わかるか?」 靖国神社では今、来年の創立150年に向け、境内のいたるところで改修工事が行なわれている。だが、その内部では、修復不可能なほどの“綻び”が生じていた。 6月20日、靖国神社の社務所会議室で行なわれた「第1回教学研究委員会定例会議」で、その重大事は起きた。今年3月に第十二代靖国神社宮司に就任した小堀邦夫氏(68)が、創立150年に向けて新たに組織したのが「教学研究委員会」だった。これからの靖国神社が

    「陛下は靖国を潰そうとしてる」靖国神社トップが「皇室批判」│NEWSポストセブン
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    usataro 2018/10/01
    神社人がなかば公然と天皇を批判するとか、戦後日本の表現の自由を享受しまくってる。/靖国に巣食う極右勢力が如何に国家と乖離したイデオローグ化したかを象徴している感。天皇護持より靖国護持なんだろう彼らは。
  • 新元号、日本古典も選択肢 政府、漢籍に加え出典検討 | 共同通信

    政府が来年5月1日の新天皇即位に伴う改元を巡り、中国の古典(漢籍)から採用することが慣例となっている元号の出典に関し、日の古典も選択肢に入れて検討していることが分かった。平成改元の際も中国文学や東洋史学に加え、ひそかに国文学の専門家へ新元号候補の考案を委嘱していた。古事記や日書紀といった作品が候補になるとみられる。関係者が18日、明らかにした。 政府は新元号の公表時期を来年2月以降とする方向で選定作業を進めている。元号の条件については(1)漢字2文字(2)書きやすく、読みやすい(3)過去に使われていない―などと規定している。

    新元号、日本古典も選択肢 政府、漢籍に加え出典検討 | 共同通信
    usataro
    usataro 2018/08/19
    改元定のやり方が定着して以降、年号を漢籍から択ぶことこそ「伝統」。漢籍を使いたくないからやり方を変えるというのは廃仏毀釈と同じ原理主義。安倍政権のこんなやり方は保守でも伝統でもない、過激派の振る舞い。
  • オウム処刑と天皇制 | 時の足音 | 毎日新聞「政治プレミア」

    智津夫死刑囚が収容されていた東京拘置所=東京都葛飾区で2018年7月6日午前9時16分、社ヘリから小川昌宏撮影 「オウム事件は平成を象徴する事件。平成のうちに区切りを付けるべきだ」--。オウム真理教の教団トップら7人の死刑が一斉に執行された後、なぜ今なのか、という疑問に対し、新聞各紙が異口同音に報じた「法務省幹部」の説明が引っかかる。確かに平成の間に起きた最も凶悪な事件の1つに違いないが、その処刑を平成のうちに終わらせるという理屈は、もっともらしいようで、よく考えれば合理的な根拠はない。 昨年12月の皇室会議で天皇陛下の退位が来年4月30日と正式に決まり、世の中には平成時代を回顧する機運がある。残念ながら、一般的なイメージは芳しくない。大きな災害が相次ぎ、不可解な事件が多く、政治は不安定で、経済もバブル崩壊後の「失われた20年」とか国内総生産(GDP)世界第2位を中国に譲ったとか、意

    オウム処刑と天皇制 | 時の足音 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    usataro 2018/07/27
    「平成のうちに」というこの話が今回の件で一番腹立たしい。何が「平成」だ、ふざけるな。安倍政権と法務省の役人どもがいかに非民主的で非人権的で野蛮な連中であるかがはっきりした。
  • 陛下:退位議論に「ショック」 宮内庁幹部「生き方否定」 | 毎日新聞

    天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた。 陛下は、有識者会議の議論が一代限りで退位を実現する方向で進んでいたことについて「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」と語り、制度化を実現するよう求めた。「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」とも話していて、政府方針に不満を示したという。

    陛下:退位議論に「ショック」 宮内庁幹部「生き方否定」 | 毎日新聞
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    usataro 2017/05/21
    保守思想って本来は現天皇みたいな考え方のはずなんだが、人権や自由や民主主義を否定しにかかる極右思想が跳梁跋扈する現代ではむしろリベラルに見えてしまう。その対立が鮮明化したということかな。
  • 共産 志位委員長 防衛相の教育勅語発言を追及へ | NHKニュース

    共産党の志位委員長は記者会見で、稲田防衛大臣が「教育勅語の精神である親孝行など核の部分は取り戻すべきだ」などと発言したことについて、今の憲法の下で許されない認識で、大臣としての資質が問われる問題だとして、追及していく考えを示しました。 これについて、共産党の志位委員長は記者会見で、「現在にも通用する徳目が書かれていると言って、教育勅語を肯定する議論があるが、教育勅語の質を全く知らない無理解から生まれているものだ。全部の徳目の結論は、いったん事が起これば、天皇のために命を投げ出すという究極の命題につながっている」と指摘しました。 そのうえで、志位氏は「部分的にも真理があるなどといった認識は、絶対に日国憲法の下で許されないもので、衆参両院の失効決議を全く無視するものだ。そうしたことを、防衛大臣が口にするのは、大臣としての資質が問われる問題だ」と述べ、稲田大臣を追及していく考えを示しました。

    共産 志位委員長 防衛相の教育勅語発言を追及へ | NHKニュース
    usataro
    usataro 2017/03/10
    教育勅語の解釈としては共産党の言ってることが戦後だけでなく戦前でも正しい。教育勅語の眼目は親孝行だなんて戦前に口走ったら間違いなく教師から鉄拳制裁。/だからこそ稲田発言は糾弾される必要がある。
  • 神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”

    しばしば国際的な争点ともなる靖国神社と異なり、あまり議論されることのない伊勢神宮。だが、目と鼻の先の伊勢志摩でG7サミットが開催されたことからもわかる通り、政治的な存在感は高い。仏高級紙は、この伊勢神宮を切り口に、「神道と日政治」について深い議論を展開している。 日では常に曖昧な「宗教と政治」の関係 白い小石を敷き詰めた地面に建てられた柱の上に、明るい色の木造の建造物が建っている。とんがった屋根は茅葺きで、棟木は金色の鰹木で飾られている。 ここ伊勢神宮内宮は、訪れた人が戸惑うほどの簡素さに満ちているが、日で最も崇められている場所だ。日の神話で、皇室の祖神とされる天照大神が祀られているからである。 安倍晋三首相が、2016年5月のG7サミットで各国首脳を迎えるのに、この神道の聖地を選んだのには下心があったはずだ。しかし、先進国首脳会議を伊勢神宮の目と鼻の先で開催し、各国首脳を神宮参拝

    神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”
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    usataro 2017/01/09
    はっきりダメな軍国主義の象徴としての靖国と違い伊勢は近代天皇制の象徴。しかも現代では、軍国主義への復古賛美が顕わな日本会議と戦後「平和主義」を堅持する象徴天皇制とのズレが顕著で問題が複雑化している。
  • 天皇陛下 「生前退位」の意向示される | NHKニュース

    天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。

    天皇陛下 「生前退位」の意向示される | NHKニュース
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    usataro 2016/07/13
    「前天皇」は単に上皇と呼ばれるのか、年号をとって「平成上皇」と呼ばれるのか、あるいは追号が別に定められるのか。あと皇室典範だけでなく元号法もセットで検討対象になる。現内閣に憲法改正する暇なんてないな。
  • 河野行革担当相 学説と異なる天皇陵「指定再考を」

    河野太郎行政改革担当相は30日、堺市堺区の大仙陵古墳(仁徳天皇陵)を視察した。その際、継体天皇陵を例に、「天皇陵と言われているものに間違いがあってはいけない」と述べ、歴史学や考古学の定説と異なる陵墓については、指定を改める必要があるとの考えを示した。 河野氏は観光資源として価値のある国の施設の開放を進めており、視察はその一環。宮内庁は太田茶…

    河野行革担当相 学説と異なる天皇陵「指定再考を」
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    usataro 2016/07/03
    「100%の証拠があれば変更する」の?考古学上の知見から得られた見解を「100%の証拠」ではないと言ってしまうと事実上学問の否定になる。陵墓管理体制上変更はたやすくないことを正直に言えばいいのに。
  • 自衛隊トップ、天皇認証要求/「国防軍」転換へ防衛省検討

    防衛省が自衛隊の最高幹部である統合幕僚長や陸上幕僚長の地位向上策として、任免にあたって天皇による認証が必要とされる「認証官」への格上げを検討していることが分かりました。集団的自衛権の行使容認や「国防軍」への転換などを見越して、制服組幹部を国家機構の中枢に位置づける狙いがあります。 紙が情報公開請求で入手した、現「防衛計画の大綱」策定時の防衛省内部文書(2013年5月、人事教育局)で明らかになりました。 およそ10年先までを見据えた防衛省・自衛隊の人事施策のあり方を議論した同文書によると、「認証官化」は統合幕僚監部と陸上自衛隊が要求。「国家としてその職責に見合う名誉を付与することが必要」などとして、任務拡大に見合う待遇の向上を求めています。現「大綱」期間内の実現を模索しているとみられます。 現在、「認証」の対象となっているのは、国務大臣(首相は除く)や副大臣のほか、内閣官房副長官(政務・事

    自衛隊トップ、天皇認証要求/「国防軍」転換へ防衛省検討
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    usataro 2016/01/05
    現行官僚制度を無視し旧軍の親任官や親補職を復活させようとする復古主義的野望。統帥権があったからこその親任・親補なわけで、これはガチで統帥権独立を目指していると批判されても仕方ない。
  • 朝日新聞デジタル:自民が憲法改正原案 「元首」に天皇、「自衛軍」創設も - 政治

    印刷  自民党の憲法改正推進部(部長・保利耕輔元政調会長)が作成した憲法改正原案が明らかになった。天皇を「元首」とし、自衛隊を「自衛軍」と明記。有事や大災害を想定して、首相が「緊急事態」を宣言できるとし、国民が国の指示に従う義務も盛り込むなど、保守色の強い内容だ。  原案では「国民主権」をうたったうえで、「我が国は、長い歴史と固有の文化を持ち、日国民統合の象徴である天皇を戴(いただ)く国家」と前文に明記。また、現行憲法に規定のない国旗、国歌について「日国の表象として法律で定める」とし、「尊重しなければならない」と義務づけた。  安全保障分野については、首相を最高指揮権者とする「自衛軍を保持」と明記。現9条の「戦争放棄」は維持するものの、集団的自衛権の行使も念頭に「自衛権の発動を妨げるものではない」として「自衛権」を明確化した。 購読されている方は、続きをご覧いただけます購読されてい

    usataro
    usataro 2012/02/28
    自民党の目指す理念が「自由」でも「民主」でもないことが改めて示されてる。
  • 「日本文化論」の典型としての『國體の本義』 - 美徳の不幸 part 2

    今日は、久々の院ゼミ(約1ヶ月ぶりか?)。今日の課題図書は『國體の義(やっぱ、ここは旧字がしっくり来るよな)』(文部省編、1937年発行)。実は、が学部時代のゼミでこれを読んでおり、そのコピーが「発掘」されたので、僕がもらい受け、「たまにはこういうのをみんなで読むのも面白かろう」と思って、レジュメを作らず好き放題にしゃべり合う。 勿論、内容は今から見れば突っ込みどころのオンパレードなのだが、このの主旨は「そういう賢しらな論理・理屈を越えて日の国体、ひいては天皇は偉いのだ。なぜなら偉いというのは過去から現在、そして未来永劫続くのだから」とトートロジカルに宣揚することなので、その論理の瑕疵を言い立ててもはっきり言って意味がない。 僕としては、つい習性でこのの宗教観などに注目してしまうのだが(例えば仏教に関してはやはり「鎌倉新仏教中心史観」ぽいなあ、とか)、それよりも気になったのは、戦

    「日本文化論」の典型としての『國體の本義』 - 美徳の不幸 part 2
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    usataro 2011/01/14
    家にあるかと思ったらなかった。討論がおもしろそう。
  • 『内奏―天皇と政治の近現代』 - Apeman’s diary

    後藤致人、『内奏―天皇と政治の近現代』、中公新書 先日言及した『新・現代歴史学の名著』と一緒に買ってきたもの。「上奏」「奏上」「内奏」「密奏」などさまざまに表現される「奏」の実態や変遷を幕末から近年に至るまでの期間について論じるというもの。ただし分量的には昭和期の「奏」についての記述が圧倒的に多い。これは現代の読者の関心を考えれば当然のことか。第5章、6章が戦後昭和期の「内奏」を主題としており、新憲法下での昭和天皇の政治関与を明らかにしている。タイトルが「内奏」となっているのは、戦前・戦中においては「公文式」「内閣官制」など国家法の枠組みに位置づけられた「法律・勅令など天皇裁可を必要とする公文書の天皇への報告手続き」(11頁)であった「上奏」が現憲法下では消滅し、インフォーマルな政治的慣習であった「内奏」が継続することになったため、幕末期から現代までをカヴァーする書の一貫した対象になりう

    『内奏―天皇と政治の近現代』 - Apeman’s diary
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    usataro 2010/04/05
    今読んでる。始めの方は制度史的な記述が多いのでちょっと取っつきにくいかもしれない。
  • 本当を言えば政治的でない国事行為なんてない - apesnotmonkeysの日記

    小沢一郎にせよ鳩山由紀夫にせよ、仮に自民政権時代に同じようなことがあっても気で問題視したりはしなかったんだろうな、と。「政治利用」ではなく「気に入らない利用法」に怒るだけで。 国会の開会とか閣僚の認証式のような定型的な国事行為であっても、実のところはバリバリに政治的だ。「福島瑞穂は認証式でお辞儀する(した)のか?」なんてことが話題になったり、古くは松治一郎の「カニの横ばい拒否事件」なんてのもあったし。もちろん、象徴天皇制を積極的に支持する人々にとっては「あからさまに政治的な国事行為(およびそれに隣接する行為)」と「ほとんどの人間が政治性を見ないことにしている国事行為(およびそれに隣接する行為)」の区別は重要なのだろうが。 追記:cf. deadletter さんの「「政治性」への感性について」 また、毎日新聞の15日付の記事「天皇特例会見:戦後日の「懸案」露呈 小沢幹事長・宮内庁長官

    本当を言えば政治的でない国事行為なんてない - apesnotmonkeysの日記
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    usataro 2009/12/15
    確かに国事行為が本当に「政治的でない」なら、保守派の天皇元首論なんてそもそも成り立たないはず。
  • 47NEWS(よんななニュース)

    将棋・第49期棋王戦第3局 新潟対局]現在の状況は?最新の状況を速報・テキストライブ 藤井聡太棋王VS伊藤匠七段

    47NEWS(よんななニュース)
    usataro
    usataro 2009/11/13
    教委が感想を調査だなんて思いっきり「内心の自由」に触れてるだろ。市議のバカさは言うまでもないが、それを断れない教委も同じくらいバカだ。
  • 竹田恒泰氏のアパ論文がヒドイ(追記・訂正あり) - bogus-simotukareの日記

    アパのHP:http://www.apa.co.jp/book_report2/index.html 論文:http://www.apa.co.jp/book_report2/images/2009jyusyou_saiyuusyu.pdf ・内容も問題だが、脚注で上げられる、参考文献が美濃部達吉一冊、宮沢俊義二冊ってのもひどい(内容には既にブコメでも突っ込みが入っているが)。大学生の卒論やレポートでももっと、参考文献は上げるんじゃないか? しかも、美濃部、宮沢のは「主権」の定義紹介で参照されているに過ぎない。論文のテーマ(論文で証明したいこと。竹田氏の場合、「戦後も天皇は主権者だ」「戦後も国体は変わらなかった」等)とは直接は何の関係もないのだ。要するに、テーマについて竹田氏が言ってることは「根拠はないけど俺はこう思う」ってことに過ぎない。それはエッセイや随筆ではあっても、少なくともまと

    竹田恒泰氏のアパ論文がヒドイ(追記・訂正あり) - bogus-simotukareの日記
    usataro
    usataro 2009/11/04
    こんなひどい「論文」にこんな丁寧にコメントしてるのがすごい。
  • アパグループ第2回懸賞論文最優秀賞 - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    http://www.apa.co.jp/book_report2/index.html できたばかりで歴史のない賞というのは賞が受賞作にお墨付きを与えるというよりむしろ受賞作によって賞の値打ちが決まるものですが、アカポスを持っていて*1なおアパグループの懸賞に応募する人がいるというのは驚きです。まあ審査する側にも上智大学名誉教授とか拓殖大学大学院教授が並んでいるわけですが。 さてその第2回最優秀賞受賞作、タイトルの「天皇は当に主権者から象徴に転落したのか?」を目にしたときには「現憲法下でも天皇は主権者である」という主張が展開されているんだろうと期待しました。あるいは「明治憲法下においても天皇は主権者ではなかった」と主張しているのでは、と。それくらいでないと第1回受賞作のぶっ飛び具合に比肩できないじゃないですか。ところが、実際に読んでみると・・・・・・。 確かに、現在の憲法において天皇は

    アパグループ第2回懸賞論文最優秀賞 - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    usataro
    usataro 2009/11/02
    ←もちろん「論文」が。こういうことを元皇族の子孫が書くってのがますます終わってる。