苦労することが目に見えている失敗プロジェクト、いや、玉砕プロジェクトに入れと上司から命じられたらどうするか。命令はされなかったとしても同僚や後輩が困っているのを見たらどうしたらよいだろうか。 プロジェクトの成功に向けて予め手を打っておき、完遂することが一番大事だが本稿では触れない。失敗プロジェクトの立て直し策も論じない。失敗案件にどう関わったらよいのか、その点を考えてみる。 最初にお断りしておくが本稿の内容は明るくない。新年度が始まる4月に暗い文章を公開するのはどうかと思ったので所々に明るく楽しい話題を挿入してみた。例えば題名にある「ざっけんじゃねーぞー」は歌の一節なのだが、音楽を持ち出したのは上記の理由からである。 受注に反対した案件の立て直しを命じられる まず実例を紹介する。かなり前の話だが今でも似た事態があちこちで起きていると思う。 「プロジェクトマネジャーとして現場に入り、トラブル