韓国の文在寅大統領は2日の閣議で、次のように述べたという。 「南北に続いて米朝も、文書上の署名ではないが、事実上の敵対関係の終息と新しい平和時代の本格的な始まりを宣言したと言える」 6月30日に板門店(パンムンジョム)で行われた事実上の米朝首脳会談を巡っての発言だ。トランプ米大統領が米国の首脳として、初めて北朝鮮の地を踏んだことなどを高く評価したわけだ。ところがこれに対し、またもや米国側から否定する声が出た。 (参考記事:「考え方が違う」米国から文在寅氏に不快感…北朝鮮もダメ出し) 朝鮮日報(日本語版)5日付によれば、トランプ政権の高官は「米国の考えは違う。敵対関係終息に向けた道の始まりにすぎない」と語ったという。 さらに同紙によると、米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表は「ムン(文在寅氏)が一体なぜあんなことを言い出したのか分からない」として、文在寅氏の別の発言に対して不快
2020年の米大統領選への出馬を表明している民主党候補者らは30日、トランプ米大統領の呼び掛けで実現した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談について、内容に欠ける上、残酷な独裁者を持ち上げたと批判した。写真は板門店で同日撮影(2019年 ロイター/Kevin Lamarque) 2020年の米大統領選への出馬を表明している民主党候補者らは30日、トランプ米大統領の呼び掛けで実現した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談について、内容に欠ける上、残酷な独裁者を持ち上げたと批判した。 共和党出身のトランプ大統領は同日、現職の米国大統領として初めて北朝鮮に入り、南北の非武装地帯で3回目の米朝首脳会談を開催。核問題を巡る協議再開で合意した。 会談に先立ち両首脳は軍事境界線で面会して握手、トランプ大統領が金委員長と境界線を越えて北側に入り、その後、金委員長が境界線を越えて南側に入った。 トランプ大
12月22日、米下院で議長を務めたニュート・ギングリッチ氏の妻であるカリスタ・ギングリッチ氏(51)が、在バチカン米国大使に就任した。写真はワシントンで7月撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst) [バチカン市 22日 ロイター] - 米下院で議長を務めたニュート・ギングリッチ氏の妻であるカリスタ・ギングリッチ氏(51)が22日、在バチカン米国大使に就任した。バチカンは移民、気候変動、エルサレムの首都認定問題などで米政府と意見が食い違っている。 カリスタ氏は作家、ドキュメンタリー映画監督としての経歴を持ち、議会の職員を務めたこともある。夫のニュート氏は当初からのトランプ大統領支持者。 ニュート氏はFOXニュースの政治コメンテーターとして、ローマで勤務する。 夫妻はいずれもローマ・カトリック信者。
シリア情勢(アレッポ等) 2016年09月29日 10:46 シリアアメリカの外交政策 アレッポの情勢はますます悪化している模様で、米国とロシアの対立も深まっていますが、昨日疑問を持ちながら報告した政府軍の本格的な地上作戦というのは、、まだ始まっていない模様です。 シリアにつき、断片的ですが次の通り ・ロシア軍機と政府軍機は28日も、アレッポの反政府軍支配地域に対する空爆を続行し、市民19名が死亡した由。 またロシア機は白燐爆弾(焼夷弾)を使用している模様。 ・これらの空爆で、2か所の病院と、一つに隣接するパンの配給所が爆撃され、医療関係者や病人に被害が出た。一つの病院は運営を停止した。 ・自由シリア軍筋は、最近複数の外国からロシア製のグラッドミサイルの新型を相当数供給されたと語った。反政府軍はこれまでもグラッドミサイルを保有していたが、いずれも政府軍倉庫等から奪ったもので、旧式のものであ
アメリカ大統領選挙で、野党・共和党の候補者の1人、不動産王のトランプ氏が、移民政策を巡り過激な発言を繰り返していることについて、ローマ法王が「キリスト教徒の発言ではない」と述べて批判し、カトリック教会の最高指導者まで反応する事態となっています。 こうしたトランプ氏の発言について、メキシコを訪れたローマ法王のフランシスコ法王は、18日、バチカンに戻る機内で記者団の質問に答え、「壁を築くことを考え、橋を架けることを考えない人は、キリスト教徒ではない」と述べました。そのうえで、アメリカ国内のカトリックの信者がトランプ氏に投票するかどうかについては干渉するつもりはないとしながらも、「同じような発言を続けるなら、キリスト教徒ではない」と重ねて強調しました。 これに対し、トランプ氏は18日、声明を発表し、「キリスト教徒であることを誇りに思っている。宗教指導者が個人の信仰に疑いを差し挟むことは恥ずべきこ
米ワシントン郊外のアンドリューズ空軍基地に到着したフランシスコ法王と、出迎えるオバマ大統領。現代の国際社会における「価値」の重さを、法王は改めて示してくれた。(2015年9月22日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB〔AFPBB News〕 今日もジャカルタを経て、バンコクから帰国する道すがら本稿を書いています。この1カ月ほどの間に、私たちは3つの大きな力が世界を動かしていることに改めて気付かされました。 9月3日、北京の軍事パレードで誇示された精密な弾道ミサイル群、中国市場の乱高下に始まる世界経済の陰りと習近平国家主席の訪米がもたらした合意。一方で、3歳のシリア難民の子供の溺死とローマ法王フランシスコの訪米で示された普遍的な価値の重さ。 これらの数々の世界の出来事を貫くものは一体何なのでしょうか。 それらは、「力の論理」「利益の論理」、そして「価値の論理」という3つの力の相関関係にあ
バチカンのサンピエトロ広場で行われた一般謁見の終わりに、集まった人々にあいさつするローマ・カトリック教会のフランシスコ法王〔AFPBB News〕 ローマ法王フランシスコが2013年にカトリック教会のトップに選出された時、米国のカトリック教徒の間では、新法王の謙虚なスタイルや改革志向の計画、新大陸のルーツが米国における教会の命運を復活させるかもしれないとの期待が沸き起こった。 だが、それから2年以上経った今、9月の法王訪米を前に、米国人、特に保守派が78歳のアルゼンチン人法王に対して冷たくなったように見える。 米ギャラップの調査では、米国人の間で法王を好意的に見ている人の割合が2014年2月の76%から59%に低下した。これは前法王のベネディクト16世を概ね上回っているが、ヨハネ・パウロ2世が法王在任中にほぼ一貫して記録していた水準を下回る。 この明らかな幻滅感は、グローバル資本主義に対す
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
アメリカとキューバが国交正常化交渉を開始すると発表したことについて、バチカンは声明を発表し、ローマ法王のフランシスコ法王が両国の仲介に当たったことを明らかにしました。 アメリカのオバマ大統領とキューバのカストロ国家評議会議長は17日、それぞれ国民向けに演説し、国交正常化交渉を直ちに開始することを明らかにしました。 これについて、バチカンのローマ法王庁は17日、声明を発表し、フランシスコ法王が国交正常化交渉の開始へ向けて、アメリカとキューバの間の仲介役を務めたことを明らかにしました。 声明は、フランシスコ法王がオバマ大統領とカストロ議長に書簡を送り「両国の関係の新たな段階を開始するため人道問題などの共通の課題を解決することを促した」としています。 また、ことし10月には両国の代表団をバチカンに招いたということで、「難しい問題について建設的な対話の場を提供することで双方にとって受け入れが可能な
米モンタナ州西部を管轄するカトリック教会のヘレナ教区が先月31日に破産申請を行いました。停滞する経済を象徴するかのように、有名企業の破産申請が珍しい話ではなくなったアメリカですが、カトリック教会の教区による破産申請もすでに10件以上報告されています。この背景には聖職者による未成年への性的虐待が存在するようです。 ヘレナ教区で数十年間にわたって隠蔽されてきた性的虐待の事実先月末に破産申請を行ったヘレナ教区はモンタナ州西部に57の小教区を持ち、約4万5000人のカトリック教徒が地元の教会に通っています。ヘレナ教区の歴史は古く、モンタナ州が誕生する5年前の1884年に創立されています。子供達に対する性的虐待がいつ頃から始まったのかは不明ですが、ヘレナ教区に対して起こされた集団訴訟では、1940年代から約30年続いたとされています。当時まだ幼い子供だった原告は、教会の中や学校、キャンプ場といった場
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