ほとんどの著名人が沈黙する中、ホロコーストを描いた映画『関心領域』のジョナサン・グレイザー監督がガザに言及した
【ワシントン共同】2016年米大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集め、旋風を巻き起こした民主党系無所属の重鎮サンダース上院議員は10日放送のCBSテレビのインタビューで、今年11月の大統領選で再選を目指すバイデン大統領に投票するようプログレッシブ(進歩派)と呼ばれる急進左派に呼びかけた。 プログレッシブは、パレスチナ自治区ガザ情勢でイスラエルを擁護するバイデン氏に反発し、同氏に投票しない抗議運動を進めている。急進左派の間で根強い人気を持つサンダース氏の援護は、バイデン氏にとって追い風になりそうだ。 サンダース氏は、バイデン氏との再対決が確実になった共和党のトランプ前大統領が返り咲けば「米国にとって最悪の事態になる」と警告。「われわれは一丸となってバイデン氏を再選させなければならない」と訴えた。 アラブ系や若者の民主党支持者のバイデン大統領離れは深刻で、大統領選に影響する可能
イスラエル軍戦車の攻撃で破壊されたUNRWAの建物=26日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス(ゲッティ=共同) 【エルサレム、ワシントン共同】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は26日、複数のスタッフが昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑いがあるとして、契約を打ち切り、調査を開始したと発表した。UNRWAはパレスチナ自治区ガザで人道支援に携わる。米国務省は疑惑を受け、UNRWAへの資金拠出を一時的に停止した。 国務省によると、スタッフ12人が関与を疑われている。UNRWAはイスラエル当局から情報提供を受けて調査を決定。ラザリニ事務局長は「テロ行為に関与したスタッフは、刑事訴追を含め責任を問われる」と強調した。 イスラエルのガラント国防相は「人道支援を装ったテロは国連の恥だ」と非難した。国連はガザでの「過剰な攻撃」を批判し、イスラエルとの対立が深まっ
ワシントン(CNN) 米政府は16日、国連のパレスチナ難民救済機関に対する拠出金のうち、半分あまりの支払いを無期限で凍結すると発表した。 これに対してパレスチナは反発し、イスラエルは賞賛。国連関係者や難民支援団体からは、人道上の影響や、中東情勢の一層の不安定化を懸念する声が上がっている。 米国は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通じて拠出予定だった1億2500万ドル(約138億円)のうち、6000万ドルのみを拠出し、残る6500万ドルは無期限で凍結する。UNRWAはパレスチナ自治区とヨルダン、シリア、レバノンにいるパレスチア難民に、人道援助などを提供している。 米国務省のナウアート報道官は今回の措置について、パレスチナがイスラエルとの交渉入りを拒んだり、国連でトランプ政権非難の決議案を採択させたりしたことに対する「懲らしめ」とは無関係だと強調した。 米非難の国連決議は、トラン
ヨルダン川西岸のベツレヘムでトランプ米大統領のエルサレム首都宣言に抗議するパレスチナ人(12月8日) Mussa Qawasma-REUTERS <トランプ米大統領のエルサレム首都認定にパレスチナ人(アラブ人)の怒りは渦巻いているが、おそらく大規模な民衆蜂起は起こらない。着々と進行している東エルサレム「ユダヤ化」の知られざる現実とは?> 「トランプ第一主義」の宣言 今年はヨルダン川西岸、ガザ地区、東エルサレムがイスラエルに占領されてから50年目に当たる。しかし一部を除いてほとんど国内メディアに取り上げられることはなかった。そのパレスチナが、12月6日、ドナルド・トランプ米大統領の「エルサレムをイスラエルの首都と認定し、アメリカ大使館のエルサレム移転を指示する」という宣言で、突如トップニュースに浮上した。 その宣言は、エルサレムの一部、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の樹立をめざすパレ
トランプ米大統領が組織した中東和平担当チームとの連携に意欲を見せるパレスチナ自治政府のアッバス議長=ヨルダン川西岸ラマラの議長府で5月31日夜、大治朋子撮影 パレスチナとイスラエルの代表団招き、6月内にも開始 【ラマラ(ヨルダン川西岸)で大治朋子】パレスチナ自治政府のアッバス議長(82)が、ヨルダン川西岸ラマラの議長府で毎日新聞と会見した。アッバス氏は、トランプ米大統領がクシュナー大統領上級顧問らの中東和平担当チームに、パレスチナ、イスラエルから和平について聞き取り調査を行うよう指示したと明らかにした。アッバス氏の側近によると、クシュナー氏らの率いるチームは早ければ月内にも双方の代表団をワシントンに招き、意見聴取を開始する見通しという。 アッバス氏は、イスラエルがヨルダン川西岸や東エルサレムなどを占領、併合した第3次中東戦争(1967年6月5~10日)から半世紀を迎えるのを機に、会見に応じ
Secretary of State Rex Tillerson: I Will Never Compromise My Own Values For Trump U.S. Secretary of State Rex Tillerson speaks during a news conference with Russian Foreign Minister Sergei Lavrov following their talks in Moscow, Russia, April 12, 2017. Tillerson, in an interview to air on NBC's 'Meet The Press' Sunday, said he would "never compromise his values" for Donald Trump. Sergei Karpukhin/
2月23日、トランプ米大統領は、ホワイトハウスでロイターとのインタビューに応じ、統治機関として欧州連合(EU)を「完全に支持する」と表明した。写真は米国とEUの旗、ブリュッセルで20日撮影(2017年 ロイター/Francois Lenoir) [ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、ホワイトハウスでロイターとのインタビューに応じ、統治機関として欧州連合(EU)を「完全に支持する」と表明した。 またイスラエルとパレスチナの紛争を巡り、2国家という解決策を支持する姿勢を示した。ただ双方が満足する解決策が望ましいとも述べた。 トランプ氏は昨夏の英国のEU離脱決定を支持する姿勢を示していたことから、今回のEU支持発言を受けて一部の当局者の間には驚きの声が上がった。 トランプ氏は先月、EUについて「ドイツの乗り物」などと述べていた。
入植地の拡大(パレスチナ) 2017年01月25日 12:09 イスラエルパレスチナ 昨日は、米大使館のエルサレム移転(実質問題よりは象徴的な重要性を有しているが)については、トランプ政権もネタニアフ政権も、慎重に進めようとしている(というかあまり急いではいない)というニュースをお伝えしましたが、他方占領地(ヨルダン川西岸とエルサレム)については、ネタニアフ政権は、どうやらオバマの足かせが取れたのを幸いと、この際パレスチナ側や国連の反発にはお構いなく、どしどし進める意向のようです。 y net news は、イスラエル首相と国防大臣が、西岸性領地に新たに2500の入植ユニットを建設することで合意したと報じています。 記事は、この決定は増加して入る需要にこたえるもので、基本的には既存の入植地内で建設されるとしているよし。 確か、この問題については、パレスチナのアッバス議長等が非難していたかと
2017東地中海地域イスラエルヨルダンパレスチナ 公開日:2017/01/23 1月22日、ヨルダンを訪問したパレスチナ自治政府のアッバース大統領は、アブドッラー2世国王と会談した。報道では、米国大使館がエルサレムに移転された場合の対応策について協議したとされる。同日、米国のトランプ大統領は、ネタニヤフ首相と電話で会談し、ネタニヤフ首相が2月初めに米国を訪問することで合意している。両者は、中東和平問題やイラン核合意を含む地域問題を協議したとされるが、米国大使館移転問題について議論したかは不明である。トランプ大統領は、大統領に就任する前日の19日にイスラエルの新聞『イスラエル・ハヨム』の質問に対して、自分は約束(大使館移転の公約)を忘れる人間ではないとコメントしている。22日、大統領報道官は、大使館移転問題の協議は初期段階にあると述べている。 一方、トランプ政権成立直後から、ネタニヤフ首相は
米大使館のエルサレム移転(ケリー長官等の警告) 2017年01月08日 16:05 パレスチナアメリカの外交政策 英国大使館のエルサレム移転(現在はすべての国の大使館とともにテルアビブにある)に関するトランプ次期大統領の発言に関し、ヨルダン政府が警告したことは先に報告しましたが、今度はケリー長官とパレスチナ自治政府PAの警告です。 ・ケリー長官は、国務省に対するお別れの挨拶で、米国は今後ともパレスチナ問題解決に尽力していくが、その基本は2国(イスラエルとパレスチナ)方式で、ネタニアフの意図する西岸の併合派、ユダヤ人の国家というイデオロギーと、民主国家としてのイスラエルという基本を破壊すると警告した由。 また、ケリーは米国大使館のエルサレム移転は、静画にゃイスラエルのみならず、中東地域全体に完全に爆発を引き起こす可能性が強いと強く警告した由。 ・パレスチナ自治政府は、これまでの警告のトーンを
パレスチナ問題(ケリー長官のスピーチ) 2016年12月29日 08:45 中東紛争アメリカの外交政策 数日前から、ケリー長官がパレスチナ問題についての演説で、米の新しい提案をするというニュースが流れていましたが、28日この問題に絞った記者会見をしたとのことです。 但し、その内容は、これ絵までのオバマ政権の平和的解決への努力を振り返り、現在パレスチナ問題の解決が危うくなる岐路にきていると警告する内容だった模様で、特に新しい提案等はなかった由。 演説の骨子は2で、 一つはこれまで米国(さらにはイスラエルも含めたすべての関係者が)和平の基本的枠組みとして取り組んできた2国間方式(独立したイスラエルとパレスチナからな解決方式)が危機に瀕していること もう一つは、その最大の問題がイスラエルによる占領地での入植地の建設であること ですが、入植地については、ネタニアフがその建設を強行し、オバマ政権の就
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