ドイツ政府は25日、ウクライナに対してドイツ製の戦車「レオパルト2」を供与すると発表しました。また「レオパルト2」を保有している国がウクライナへ供与することを認める方針も示しました。 ドイツ政府は25日に声明を発表し、ウクライナに対してドイツ製の戦車「レオパルト2」を供与すると発表しました。 それによりますと、ドイツ政府はウクライナに向けた「レオパルト2」の2個大隊を速やかに編成することを目標にしていて、その第1段階としてまず、ドイツ軍から14両をウクライナに供与するとしています。 また、「レオパルト2」は攻撃力が高い戦車としてポーランドやフィンランドなどヨーロッパ各国が保有していて、「ヨーロッパのパートナー国からも順次、引き渡される」として「レオパルト2」を保有している国がウクライナへ供与することを認める方針も示しました。 そのうえで声明ではウクライナ軍の兵士に対する訓練をドイツ国内で速
NATO=北大西洋条約機構に加盟しているポーランドの国内に落下したミサイルについて、ウクライナ側は、ロシアによる攻撃だとして批判しています。 一方、アメリカのAP通信は、ウクライナ軍がロシアからのミサイルを迎撃するため発射したものだったとみられると伝え、ポーランド政府やNATOは、分析を進めています。 ウクライナでは15日、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃が各地で行われましたが、ポーランドの外務省は、日本時間の15日夜遅く、ウクライナとの国境に近い村にロシア製のミサイルが落下し、2人が死亡したと発表しました。 ことし2月のロシアによる軍事侵攻以降、NATO=北大西洋条約機構の加盟国内で初めて犠牲者が出たことになります。 ポーランドのモラウィエツキ首相は16日、NATOの加盟国の領土や安全などが脅かされている場合に対応を協議すると定めた北大西洋条約第4条の適用を要請するかどうか、検討してい
ロシアとNATO=北大西洋条約機構の対立が続くなか、アメリカのメディアは、ロシアがNATO軍の兵士たちの個人用のスマートフォンに不正にアクセスして情報収集していると伝えました。ロシア国防省の当局者は、記事の内容についてコメントしないとしています。 そのうえで、欧米の当局者などの話として、ロシアが、情報を収集したり、兵士たちを脅したりするために行ったものだという見方を示しています。 記事の内容について、ロシア国防省の当局者は6日、NHKの取材に対して、「コメントしないし今後その予定もない」と述べました。 NATO軍は、クリミア半島の併合などを受けて、ロシアの脅威に備えるためロシアと国境を接するポーランドやバルト諸国への軍を増強し、これに対抗してロシア軍も先月、旧ソビエトのベラルーシと大規模な合同軍事演習を行うなど、ロシアとNATOの間で対立が続いています。
トランプ氏とプーチン氏は握手、談笑も 関係改善を模索 【ハンブルク杉尾直哉、高本耕太】トランプ米大統領とプーチン露大統領が7日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開催されているドイツのハンブルクで初会談した。シリアやウクライナ、米露の核軍縮問題など幅広い分野で意見交換したとみられる。 会談の冒頭で、トランプ氏は「お会いできて光栄です」と述べ、プーチン氏も「お会いできてうれしい。今回の会談が結果を伴うことを期待している」と応じた。 さらにトランプ氏は「米露間で前向きなことが多く引き出せるように期待している」と表明した。またプーチン氏は「電話での協議では十分ではない」などと直接対話の機会を求めた。
7月6日、米政府はポーランドに地対空誘導弾パトリオットミサイルを売却することで合意し、覚書に署名した。マチェレウィチ国防相が明らかにした。写真はEUの国防相会議に到着したマチェレウィチ氏。ブリュッセルで5月撮影(2017年 ロイター/Eric Vidal) [ワルシャワ 6日 ロイター] - 米政府はポーランドに地対空誘導弾パトリオットミサイルを売却することで合意し、覚書に署名した。マチェレウィチ国防相が明らかにした。 トランプ米大統領は5日、欧州歴訪の最初の訪問国となるポーランドのワルシャワに到着。ホワイトハウスによると、トランプ氏は演説やロシアに近接する東欧諸国との会議で北大西洋条約機構(NATO)へのコミットメントを表明する。 ポーランドは3月、今年末までに米防衛機器メーカーのレイセオンRTN.Nからパトリオットミサイルシステム8基を76億ドルで購入することで合意に達する見込みだと明
スマートフォンの画面に表示されたツイッターアプリ(2013年11月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/DAMIEN MEYER 【6月21日 AFP】世論の操作を目的に偽りの情報を拡散する「コンピューターを使ったプロパガンダ」が、世界の政治に影響を与えている──。こうした動きの背景に見えるのは主にロシアの存在であると専門家らが20日、発表した。 英オックスフォード大学(University of Oxford)の研究チームは同日、米首都ワシントン(Washington D.C.)で行われたプレゼンテーションで、米国を含む9か国における政治的感化を狙った自動化プログラムやソーシャル・メディアでのボットの使用に関する調査研究について発表した。 同大のフィリップ・ハワード(Philip Howard)氏とサミュエル・ウーリー(Samuel Woolley)氏が率いる研究チームは、コンピューターを
ロシアによるクリミア侵攻以来、欧州各国はロシアの存在に戦々恐々としています。そんな国の一つであるポーランドは、最近大規模な国防力の強化に乗り出しました。昨年末にポーランド国防省は、2017〜2022年までに新たな兵器を購入するための予算として145億ドルを計上する計画を発表しました。今回はそれも含めて、陸・海・空・ミサイル防衛の分野でどのような動きがあったのか、見ていきたいと思います。 ポーランド国防省はつい先日、外国から中古のレオパルド2戦車を購入する計画を明らかにしました。ポーランドは現在ドイツ連邦軍から中古として購入したレオパルド2 A4/A5型を合わせて約250両あまり保有していますが、今回具体的にどの国から何両を購入するかは不明です。 また現在128両のレオパルド2 A4については、ポーランドの国内企業PGZの傘下企業とドイツのラインメタル社が連携してレオパルド2PLと呼ばれるク
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