※会見は日本時間の午前4時14分から53分間行われました。 岸田総理大臣は、アメリカのバイデン大統領、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領との首脳会談後の共同記者会見で「今、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序が危機にひんしている。ロシアによるウクライナ侵略により、国際社会は根幹が揺るがされている。東シナ海や南シナ海における力による一方的な現状変更の試みは続き、北朝鮮による核・ミサイルの脅威はますます増大している」と指摘しました。 その上で、「こうした状況において、日米韓3か国の戦略的連携の潜在性を開花させることは必然で、時代の要請でもある。われわれ3人は『日米韓パートナーシップの新時代』をひらいていく決意を示す。日米同盟と米韓同盟の連携を強化し、日米韓3か国の安全保障協力を新たな高みへ引き上げる。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くため、今後とも日米韓3か国の戦略的連携の
U.S. President Joe Biden is planning to host a trilateral summit with Prime Minister Fumio Kishida and South Korean President Yoon Suk-yeol on Aug. 18, Japanese government sources said Thursday, with North Korea's nuclear and missile threats likely to top the agenda. The summit is expected to be held at the Camp David presidential retreat in Maryland, near Washington, according to the sources. If
South Korea's Foreign Minister Park Jin, left, talks to China's Communist Party's foreign policy chief Wang Yi prior to the Association of Southeast Asian Nations (ASEAN) Plus Three Foreign Ministers' Meeting in Jakarta, Indonesia, July 13, 2023. WASHINGTON — Experts say South Korea can be expected to follow up on fence-mending talks with China initiated at last week’s ASEAN summit in Jakarta, but
就任1年の尹大統領「非正常を正常化している」「外交・安保に大きな変化」 尹大統領が就任1年で国民への談話 「外交・安全保障に最も大きな変化」 「韓米同盟を実質的に再建し韓日シャトル外交で信頼を積み上げた」 「国内の懸案は巨大野党に阻まれている」 ▲ソウル市竜山区の韓国大統領室庁舎で開催された第19回国務会議で発言する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領。9日撮影。/韓国大統領室 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は9日、就任から1年間の国政を振り返り「外交・安全保障ほど大きな変化がもたらされた分野もない」と述べた。尹大統領は前任の文在寅(ムン・ジェイン)政権の対日政策や対北朝鮮政策などを批判し、現政権では「非正常を正常化している」との考えも示した。尹大統領による今回の国務会議(閣議に相当)での発言はテレビでライブ中継された。就任から1年(10日)を翌日に控えた事実上の国民向け談話だった。一方の国
(武藤 正敏:元在韓国特命全権大使) 中央日報、朝鮮日報が、中国の威圧的態度に対して反発的論調をとるようになってきている。これは韓国世論の対中感情が過去になく悪化していることを反映しているようだ。 韓国にとってみれば、台湾問題は対岸の火事ではない。ところが中国は韓国の懸念など顧みず、「黙れ」という。韓国内でも野党「共に民主党」などは台湾問題を取り上げる政府を非難する方に回っているが、尹錫悦政権は中国に対して一切ひるまない姿勢で臨んでいる。 メディアもこれに歩調を合わせ、中国を強く非難するようになってきているのだ。同時に、中国の圧力を跳ね返したオーストラリアのケースを紹介しつつ、中国による経済面での威圧にも屈することなく、中国と経済的に決別する覚悟が必要だとの論陣すら張るようになってきている。 韓国国民は自尊心が強く、韓国に対して圧力を行使する国に反発する傾向にある。かつてはそのベクトルが日
シンガポール米朝首脳会談の後、関係改善のために2018年10月に北朝鮮を訪問して金正恩国務委員長に会った当時のポンペオ米国務長官(右) [ポンペオ氏 ツイッター キャプチャー] 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が2018年3月、平壌(ピョンヤン)を極秘訪問した当時のマイク・ポンペオ米中央情報局(CIA)長官に対し、中国共産党の脅威から朝鮮半島を守るために在韓米軍が必要だという趣旨の発言をしたという。ポンペオ元米国務長官は24日(現地時間)、米国で出版された回顧録でこのように明らかにした。 回顧録によると、ポンペオ氏は2018年、CIA局長の資格で平壌(ピョンヤン)を訪問し、金委員長に会った。この席でポンペオ氏が「中国共産党は以前から『在韓米軍が韓国を離れれば金委員長は喜ぶはず』と主張している」と話すと、金委員長は「中国人は嘘つきだ。中国共産党から自分たちを守るために韓国内の米国
【ソウル聯合ニュース】韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は24日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が採用している、米国などの核兵器を共同運用する「核共有」政策について韓国でも議論すべきとの指摘に関連し、「拡大抑止」を扱う協議で核兵器の運用に関する訓練に関与していく方向で進めると表明した。 国会国防委員会による国防部と合同参謀本部への国政監査で答弁した。 李氏は、韓米定例安保協議(SCM)などで「核共有」を含め、情報共有から始めて核兵器の運用を計画する段階から韓国が積極的に関与し、核兵器に関連した訓練など最大限多くの部分で韓国が関与する方向に拡大抑止を発展させていくために協議していると説明した。 また「SCMでどの程度の結果が得られるか分からないが、究極的には拡大抑止公約の実行力を最大限高められるようにしようと思う」と述べた。 yugiri@yna.co.kr
While Pyongyang has traditionally sought to drive wedges between Washington, Tokyo and Seoul, its belligerent rhetoric and repeated provocations may be having the opposite effect. North Korea’s numerous weapon tests are bringing the U.S. and its top Asian allies closer together, as Japan and South Korea put aside long-standing political differences — at least for now — to focus on mutual security
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が先週、大統領退任後初めての公式発言として「政府が代わっても約束は(お互い)尊重し守られなければならない」と述べ、話題になった。在任中、日本との外交関係で1965年の国交正常化条約や2015年の慰安婦合意など国家間の約束を無視してきた人なので「オッ?」と思ったが、日本とのことではなく北朝鮮との約束のことだった。 南北間で軍事緩和を取り決めた「9・19合意」4周年を機にした記念行事へのメッセージだったが、あれだけ北朝鮮の非核化を国際社会に触れ回り、平和、平和…といいながら結局は北朝鮮に裏切られ、直近では北から「核使用も辞さず」みたいな脅しさえ受けているのに、まだ北への〝片思い〟を語っているのだ。 しかもこのメッセージの後、韓国の外交専門誌『韓米ジャーナル』が当時、トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の間で交わされた親書27通の内容を公開。米朝の舞台裏
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