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韓国の文在寅大統領は2日の閣議で、次のように述べたという。 「南北に続いて米朝も、文書上の署名ではないが、事実上の敵対関係の終息と新しい平和時代の本格的な始まりを宣言したと言える」 6月30日に板門店(パンムンジョム)で行われた事実上の米朝首脳会談を巡っての発言だ。トランプ米大統領が米国の首脳として、初めて北朝鮮の地を踏んだことなどを高く評価したわけだ。ところがこれに対し、またもや米国側から否定する声が出た。 (参考記事:「考え方が違う」米国から文在寅氏に不快感…北朝鮮もダメ出し) 朝鮮日報(日本語版)5日付によれば、トランプ政権の高官は「米国の考えは違う。敵対関係終息に向けた道の始まりにすぎない」と語ったという。 さらに同紙によると、米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表は「ムン(文在寅氏)が一体なぜあんなことを言い出したのか分からない」として、文在寅氏の別の発言に対して不快
北朝鮮は3回目の米朝首脳会談を受けてアメリカとの対話に乗り出す中、日本だけが北朝鮮との首脳外交を行えず孤立しているとして制裁決議の完全な履行を呼びかける日本を批判しました。 この中で、先月行われたG20大阪サミットにあわせて日本が北朝鮮に対する制裁決議の完全な履行を呼びかけたものの、その直後に電撃的に米朝首脳会談が行われ、日本の呼びかけは空回りに終わったと指摘しました。 そのうえで、「朝鮮半島情勢が進展するほど日本の孤立はさらに深まっており、これはわが国に対する敵視政策を続けている日本がもたらした相応の結果だ。わが国を中心に活発に繰り広げられている首脳外交に入り込めていない」と批判しました。 安倍総理大臣は前提条件をつけずキム・ジョンウン(金正恩)委員長との対話を目指すとしていますが、北朝鮮は「わが国への敵視政策は変わっておらず、ずうずうしい」などとして、植民地支配の謝罪や賠償などを求めて
◆ハノイ失敗で大がっかりの教訓 6月30日に板門店で急きょ行われた金正恩氏とトランプ米大統領の対面。北朝鮮国内ではどのように見ているのだろうか。北部地域に住む複数の人に内部の雰囲気を聞いた。(カン・ジウォン/石丸次郎) 板門店での朝米会談について、北朝鮮国営メディアは7月1日に一斉に大きく報じたが、昨年4月の南北首脳会談や、6月の第一次朝米会談の時のような興奮はまったくないようだ。むしろ当局は、期待が高まるのを抑制していることが分かった。 「1日の午前9時にテレビ放送がありましたが、集まって見よとの事前通知はなかった。一般住民は、制裁が緩んで暮らしがましになればいいのにと言っていますが、周りに期待する人はいないですね。ハノイでのトランプ会談が失敗して大がっかりしたから」 両江道(リャンガンド)に住む取材協力はこう述べた。 ◆党会議で「トランプと会っても何も変わらない」と強調 北朝鮮当局も、
John R. Bolton, President Trump’s national security adviser, pushed an internal split over North Korea policy into the open.Credit...Erin Schaff/The New York Times WASHINGTON — As President Trump reveled in his historic weekend stroll into North Korea, administration officials were sharply at odds on Monday over what demands to make of Kim Jong-un, the North Korean leader, while preparing to resta
ドナルド・トランプ米大統領が30日午後、板門店で金正恩委員長に会って挨拶した後、軍事境界線を越えて北朝鮮側に向かっている。(写真=青瓦台写真記者団) 先月29日午後8時ごろ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領の晩餐が行われた。 そのごろ青瓦台国政状況室で「米朝会談が実現した」という便りが伝えられたという。その日午前7時51分、トランプ大統領がツイッターに「金正恩(キム・ジョンウン)委員長に会う」と綴ってからわずか12時間過ぎた時点だった。 国政状況室が忙しくなった。尹建永(ユン・ゴンヨン)室長は夜を明かして状況を見て30日午前8時板門店(パンムンジョム)に走って行った。すでに米朝実務交渉が行われていた。青瓦台高官は1日「尹室長は最終的に(会談形式などが)確定しなかった状態で米朝側と意見を交換するなど水面下で重要な役割を果たした」と伝え
米ニュースサイトのアクシオスは2日、北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議の米側の実務責任者、ビーガン北朝鮮政策特別代表が一部米メディアに語った話として、米政権内で北朝鮮に核・ミサイル開発を凍結させる案が検討されていると報じた。米国は核・ミサイルの完全廃棄を求めてきた。報道が事実とすれば、停滞する協議を打開するため、米側は北朝鮮に大幅に譲歩する可能性がある。 核開発の凍結とは、北朝鮮が現在も続けるウラン濃縮活動などを停止させる措置のことだ。ただし、北朝鮮がすでに保有する核・ミサイルについては廃棄を求めないため、20~60個とみられる核弾頭や、それを搭載できるミサイルは温存されることになり、米国が北朝鮮を事実上の核保有国と認めることにつながる。 アクシオスによると、ビーガン氏は6月30日、韓国から米国へ帰国中の機内で一部米メディアに対し、「我々が模索しているのは大量破壊兵器開発計画の完全な凍結」と述
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、30日、南北の軍事境界線で行われた3回目の米朝首脳会談について、「南北に続いて米朝も、事実上の敵対関係の終息を宣言したと言える」と意義を強調し、米朝協議の進展に期待を示しました。 ムン大統領は2日の閣議の冒頭、3回目の米朝首脳会談について「南北に続いて米朝も、事実上の敵対関係の終息と新しい平和時代の本格的な始まりを宣言したと言える」と述べて意義を強調しました。 そして「その意味を振り返りながら対話の土台を作り上げるならば、必ず立派な結果につながると信じる」と述べ、今月半ばにも再開される可能性がある米朝協議の進展に期待を示しました。 さらにムン大統領は、南北が共同で運営してきたものの操業が中断しているケソン(開城)工業団地を非武装地帯から見渡したトランプ大統領に対し、経済と安全保障に与えてきた「肯定的な効果」について説明したと明らかにしました。 これは
President Trump and North Korea’s leader, Kim Jong-un, on the North Korean side of the Demilitarized Zone on Sunday.Credit...Erin Schaff/The New York Times SEOUL, South Korea — From a seemingly fanciful tweet to a historic step into North Korean territory, President Trump’s largely improvised third meeting on Sunday with Kim Jong-un, the North Korean leader, was a masterpiece of drama, the kind of
板門店で面会したトランプ大統領、金正恩委員長、文在寅大統領(2019年6月30日撮影、写真:AP/アフロ) (黒井 文太郎:軍事ジャーナリスト) 6月30日午後、板門店でトランプ大統領と金正恩委員長が会談した。前日、大阪G20参加中のトランプ大統領がツイッターで呼びかけたアイデアで、それに急遽、金正恩委員長が乗ったわけである。 今回の会談はトランプ大統領らしいサプライズ演出ではあるが、そもそもトランプ大統領にも韓国の文在寅大統領にも、そして金正恩委員長にも、つまりは全員にメリットがある話だった。 トランプ大統領にとっては「歴史上、北朝鮮に足を踏み入れた米国初の現職大統領」ということになった。トランプ大統領はかねて北朝鮮との直接対話を「オバマ前政権も、これまでのどの大統領もなし得なかった快挙」だと自賛しているが、今回のサプライズもその延長になる。 実際に今回のサプライズ会談では、ハノイ会談の
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