バングラデシュの首都ダッカで、襲撃事件のあった飲食店の裏庭を調べる警察官(2016年7月3日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT 【3月3日 AFP】昨年7月にバングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)の飲食店が襲撃され、日本人7人を含む人質20人が殺害された事件で、現地警察当局は3日、事件の発生に大きな影響を与えた「精神的指導者」とされる男を逮捕したと発表した。 当局は国内で多くの襲撃事件を実行したとされるイスラム過激派組織「ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(Jamayetul Mujahideen Bangladesh、JMB)」との関わりが疑われていたマオラナ・アブル・カシム(Maolana Abul Kashem)容疑者(60)を、2日夜にダッカの潜伏先で拘束したという。 ダッカ警察対テロリズム部門のモヒブル・イスラム・カーン(Mohibul Islam
暮らし Flash - Bangladesh police shoot dead suspected cafe attack mastermind - France 24
Bangladesh police shoot dead suspected cafe attack mastermind Latest update : 27/08/2016 © AFP/File | Bangladeshi security personnel stand guard after gunmen stormed a cafe in Dhaka's high-security diplomatic district early on July 2, 2016 DHAKA (AFP) - Bangladesh police stormed a militant hideout just outside Dhaka Saturday, shooting dead three Islamist extremists, including the suspected master
ブルカとは、イスラム教徒の女性が頭からすっぽりとかぶる黒いベールのような服だ。 バングラデシュの女性は、大胆な色使いの美しいサリーやサロワカミーズというワンピースとズボンを組み合わせた服装を好んで着る。だが、ときどき、目の部分以外を全身真っ黒なブルカで覆った女性に出くわすことがある。 欧州では着用を禁止する国もあるが、バングラデシュの一般男性にも「ブルカ」の女性に違和感を抱く人が少なくない。
バングラデシュのランプルで、日本人の星邦男さんが撃たれて死亡した現場に立つ警官ら(2015年10月3日撮影)。(c)AFP〔AFPBB News〕 人口の9割がイスラム教を信仰するバングラデシュ。特別な生活習慣といえば、飲酒や豚肉食がタブーで、金曜日が休日であることや1日5回の礼拝がある程度で、それ以外はそれほど日本とかけ離れているわけではない。 「穏健かつ寛容なイスラム教国」とも言われるバングラデシュは、高い経済成長を維持する民主主義国家でもある。シェイク・ハシナ首相が率いる「アワミ連盟」政権は、特定の宗教の影響を排する「世俗主義」を掲げ、外国からの援助や資本を受け入れ、2021年までに中所得国入りを目指す積極的な経済政策を推進してきた。 東アジアや東南アジア諸国のようなスピーディーな発展は描けないが、現地には間違いなく“上昇の機運”が生まれていた。 しかし今、ようやく軌道に乗りつつあっ
【コロイバリ(バングラデシュ東部)=岩田智雄】バングラデシュのイスラム過激組織に関与した疑いで現地警察が公開捜査している立命館大元准教授デブナット・サジト・チャンドラ(イスラム名=ムハンマド・サイフラ・オザキ)容疑者(33)の両親が30日、バングラデシュ東部コロイバリ村の実家で取材に応じた。 父親のジョナサンさん(60)によると、今年1月4日、自宅を訪れた警察に事情を聴かれた。翌日、元准教授の日本の携帯電話に電話すると、元准教授は「私の成功をねたんだ友人の陰謀だ」と話し、日本の警察に事情を聴かれたことなどに言及。ジョナサンさんが問い詰めると、元准教授は怒って電話を切り、その後、電話はつながらないままだという。 元准教授は2008年に帰国した際、ひげを生やした顔をマスクで隠し、お祈りなどの行動からヒンズー教からイスラム教に改宗したことがわかったという。母親のオニマ・ラニ・デビさん(55)は「
【バンコク金子淳】バングラデシュ警察がイスラム過激派組織に関与した疑いがあるとして行方を捜査しているサジト・チャンドラ・デブナット容疑者は、奨学金を得て日本に留学する以前から、故郷では秀才として知られていた。地元メディアによると、日本に滞在中にヒンズー教徒からイスラム教に改宗し、イスラム名を名乗ったという。だが、過激派との接点や改宗のきっかけなど詳細は不明な点が多い。 「地味な子供だった。いつも勉強で忙しそうだった」。故郷の中部ブラフマンバリアの隣人の一人は、毎日新聞助手の電話取材にこう語った。熱心なヒンズー教徒だったわけではないが、イスラム教への改宗の理由については「分からない」という。 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、父親は日本から帰省した息子がひげを生やしていた姿に驚いたことがある。報道関係者からの取材をきっかけに過激派組織との関連を疑われていると知ったといい、同紙
邦人7人が犠牲になった1日夜のダッカの飲食店襲撃テロに関連し、バングラデシュ当局は10人に上る最重要容疑者を手配したが、その中に京都の大学の教師として教鞭を取っていたバングラデシュ人が含まれていたことが判明した。これが事実とすれば、日本にも現実問題としてテロの脅威が忍び寄っていたことになり、政府、警察庁も重大な関心を寄せている。 解雇の立命館准教授か この情報は19日付の米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じた。その報道などによると、バングラデシュ当局は今月、ダッカの飲食店襲撃に関して、最重要容疑者10人のリストを公表したが、その中に3人の外国居住者が含まれ、うち1人は「京都の大学の経営学部の大学教授」としている。 同紙によると、この人物は「モハマド・サイフラ・オジャキ」容疑者。テロの訓練や過激派組織「イスラム国」(IS)のための新兵徴募の手助けをした容疑で手配されており、バングラデシュ国
Bangladesh, Blaming Local Groups for Attacks, Seeks Suspects Tied to ISIS A police checkpoint along a road leading to the Holey Artisan Bakery, the site of a deadly attack this month in Dhaka, Bangladesh.Credit...Agence France-Presse — Getty Images NEW DELHI — Bangladesh, reeling from a sudden intensification of terrorism this summer, has begun an urgent search for men suspected of building an Isl
【ニューヨーク=上塚真由】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日、バングラデシュ当局が首都ダッカの飲食店襲撃テロ事件後に公開した、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)との関わりがある容疑者リストに、日本に滞在していた人物が含まれていると報じた。 同紙によると、バングラデシュ当局は今月、ISとの関わりがあるとする「最も重要度の高い容疑者」の10人のリストを公表した。 日本に滞在していたのはモハマド・サイフラ・オジャキ容疑者で、京都の大学で経営学を教えていた。同容疑者はバングラデシュ中部のヒンズー教徒の家庭に生まれ、奨学金を得て日本に留学したという。 父親によると、日本に移った後、イスラム教に改宗して名前も変えた。テロ容疑をかけられていることに、父親は「何が起きているのか、全く理解できない」と泣き崩れたという。 オジャキ容疑者のほかにもオーストラリアやカナダに滞在して
バングラデシュの首都・ダッカで2016年7月1日に起きたカフェ襲撃事件は、長く語り継がれるであろう凄惨な事件となってしまった。 午後8時半過ぎ、ダッカ市内でもっとも多く富裕層が居住し、大使館が数多く所在するグルシャン地区で事件は起こった。7人(一説には6人)の武装した若者が、ホーリー・アーティサン・ベーカリーというカフェを襲撃、軍による強行突入も行われたが、結果的に日本人7人を含む20名が亡くなった。 この事件により、我々日本人が、ISの明確なターゲットとなっていることが決定的となった。そして、バングラデシュおよび日本両国にとって、バングラデシュの発展に貢献してきたJICA関係者が犠牲になってしまったことは大きな痛手である。 事件の背景や、なぜ日本人やイタリア人が多く犠牲になったのか、こういった点について、元JICA専門家であり、バングラデシュ在住者という視点から考えてみたい。 バスルーム
バングラデシュの首都ダッカで1日夜にカフェが襲撃され、人質20人以上が死亡した事件について、警察は人質のひとりを襲撃犯と間違えたと認めた。警察は当初、「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」に突入した際に武装犯6人を殺害したと発表していたが、そのひとりは実は人質だったと訂正した。 バングラデシュの警察によると、武装犯の1人だとされたサイフル・イスラム・チョウキダルさんは、カフェのピザ・シェフだったことが判明。誰によってどのように死亡したかは不明だ。 警察はBBCベンガル語の取材に対して、チョウキダルさんの写真が当初は武装犯のひとりとして公表されたが、その後の調べで、一味とは無関係だと明らかになったと説明した。警察が誤って射殺したのではないかという報道については、事実かどうか明らかにしていない。
【ダッカ=岩田智雄】バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件で、ハク警察長官は5日までに、現場の飲食店に突入した際に救出した人質とみられる人物13人のうち、5人の身柄を当局が拘束したことを明らかにした。すでに拘束したイスラム過激派の構成員とみられる1人を含む男2人は、容疑者として追及する方針という。AP通信が伝えた。 ハク長官は、2人が人質として救出された人物であるかどうかは明らかにしなかったが、負傷して入院中だとしている。別の当局者は、人質の中から拘束された5人には、バングラデシュ出身でカナダ国籍と英国国籍の保持者が含まれていると明らかにした。具体的な5人の拘束理由は不明。 地元メディアは、裕福な家庭の子弟が多かったテロ犯らが、客として現場の店を何度も訪れていたと報じた。また、1人がこの店でピザを作る従業員だったとの証言も伝えられている。
バングラデシュの首都ダッカで7月1日午後9時(日本時間2日午前0時)ごろ、レストランに武装した男らが侵入し、少なくとも20人を人質に取って立てこもった。 DHAKA, BANGLADESH - JULY 02 : Bangladeshi police stand guard outside the Holey Artisan Bakery cafe, currently under a hostage siege by armed gunmen in Dhaka, Bangladesh on July 02, 2016. Multiple foreigners are being held hostage by eight or nine gunmen at O'kitchen restaurant, in the same building as the the Holey Artisa
【ニューデリー支局】ろう城から約10時間。突然、銃声が周囲に響き渡った。バングラデシュの首都ダッカのカフェで起きた人質立てこもり事件で2日朝、現地の治安当局が強行突入に踏み切り、銃撃戦の末に現場を制圧した。欧米メディアの報道を基に制圧までの様子を再現した。 「制圧するため治安部隊が突入しようとしたら、あられのような弾丸と手りゅう弾に見舞われた」。現場にいた警察官が語る。 作戦には百人以上が参加したもようだ。英BBC(電子版)は、銃撃戦は約1時間続いたと報道。一方、CNNは約10分間の激しい交戦があったとする目撃者の話を伝えた。犯行グループが最後まで激しく抵抗した可能性をうかがわせる。 地元テレビが流した映像には、顔や衣服が血まみれの治安部隊員が最前線から下がるシーンも。「屋根に登っていたら、爆弾の爆発で建物全体が揺れた」と話すカフェの関係者もいた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く