国連安全保障理事会の専門家パネルは、北朝鮮が洋上で船から船に積み荷を移す「瀬取り」をおよそ150回にわたって行うなど、制裁決議に違反する行為を繰り返しているとする報告書をまとめました。 ことしの報告書は、北朝鮮が去年1月から8月までに少なくとも148回の瀬取りを行って、決議が定める上限の年間50万バレルを超える石油製品を輸入したとしています。 また、北朝鮮は、制裁決議によって、石炭や銑鉄の輸出を全面的に禁止されているにもかかわらず、ロシアの極東の港を経由して、ロシア産と偽って合わせて558万ドル分を輸出したとしています。 さらに、報告書は、北朝鮮が少なくとも15隻の中国漁船に対して、北朝鮮近海での漁業権を販売して外貨を獲得するなど、制裁決議に違反する行為を繰り返していると指摘しています。 一方、報告書は、北朝鮮の北西部ニョンビョン(寧辺)の核施設が去年1月から11月まで稼働していたことを示
国際核機関に北朝鮮研究者=ロシア内、安保理決議違反-元国連専門家パネルの古川氏 インタビューに答える国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネルメンバーの古川勝久氏=3日午後、東京都中央区 今年4月まで国連安保理の北朝鮮制裁委員会で専門家パネルのメンバーを務め、加盟国による安保理制裁決議の違反事例や履行状況を調べた古川勝久氏(49)が3日、東京都内で時事通信のインタビューに応じた。古川氏は、ロシア国内の国際原子力研究機関に北朝鮮の研究者が所属していたと指摘。9月の5度目の核実験を受け安保理で協議中の新たな制裁決議については、北朝鮮からの輸入が禁止された天然資源を輸入した国には、北朝鮮の収益が大量破壊兵器製造に転用されないことを立証する責任を負わせるべきだと提言した。 -決議の履行状況は。 アフリカ諸国などでは、そもそも対北朝鮮決議が知られていない。ロシアは違反事例の照会を繰り返すと、専門家として
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
[ワシントン 6日 ロイター] - 米国務省は、イランの核開発問題について7日にスイスのジュネーブで2国間の高官級協議を行うと発表した。米国側はバーンズ国務副長官のほか、シャーマン国務次官、サリバン副大統領補佐官らが参加する。 国務省は出席者以外の詳細を明らかにしておらず、国連安全保障理事会常任理事国5カ国にドイツを加えた「P5プラス1」による核協議の枠組みの一部として行われるとしている。
ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部で開かれた安全保障理事会(UN Security Council、2010年6月9日撮影)。(c)AFP/Emmanuel Dunand 【6月10日 AFP】ロシアのインタファクス(Interfax)通信は10日、国連安全保障理事会(UN Security Council)が9日に対イラン追加制裁を採択したこと受け、ロシアはイランへの地対空ミサイル「S-300」の売却を凍結するという消息筋の話を報じた。 これによると、ロシアの武器輸出を統括している連邦軍事技術協力局(Federal Service for Military-Technical Cooperation、FSMTC)内部の人物が「国連安保理の決定を履行するのは義務であり、ロシアも例外ではない。当然、S-300ミサイルの売却契約も凍結されるだろう」と述べたという。 しかし、ロシ
ウクライナ問題は、今のところ軍事衝突の最悪の危機を免れているが、もう1つの危機が静かに進行中だ。 ロシアのクリミア半島編入に対し、米・EU・日本など国際社会が経済制裁で断固とした態度をとり、ロシアの孤立が深まっている。ハーグで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議で、ロシア排除を決め、G8(先進8カ国)は消滅した。冷戦終結以来最大の国際緊張の高まりのなか、ロシアがウクライナに侵攻するかどうかが当面の危機なのは間違いない。 国際社会が恐れている危機は、ウクライナへの侵攻とは別にもある。 3月25日閉幕した「核安全サミット」で、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、ウクライナ情勢をめぐり、「世界の核不拡散体制に深刻な影響をもたらす」と懸念を述べたと報じられている。国際社会が恐れ、静かに進行している危機は、"核問題"だ。 ハーグで開かれていた「核安全サミット」では、日本が東海村(茨城県)の「日本原子
米ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部で開かれた安全保障理事会(Security Council)の緊急会合に出席したウクライナのアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)暫定首相(左、2014年3月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/Emmanuel Dunand 【3月14日 AFP】ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)暫定首相は13日、国連安全保障理事会(UN Security Council)の緊急会合で演説し、クリミア(Crimea)自治共和国の危機により、世界の核不拡散の取り組みに悪影響が出る恐れがあると警告した一方で、平和的解決の道も閉ざされたわけではないと訴えた。 前日にバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領から全面支持を取り付けたヤツェニュク氏は、英語とロシア語で行った短い演説の中で、「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く