中国で最も長い連休の1つである国慶節(こっけいせつ)が終了しました。連休が始まる前は、中国の景気を懸念して、中国人が来なくなるのではないか、爆買いは消えてしまうのではないかといった心配もありましたが、終わってみたら、やはり訪日中国人のパワーは凄まじく、国慶節の1週間で多くの中国人が日本を訪れ、大量のお金を使っていきました。 中国でもこのように報じられています。 『国庆节40万中国人在日本消费1000亿日元』(国慶節に中国人40万人が訪日、消費額は1000億円) その意味では、今年の国慶節も例年通りと言えますが、一方でこれまでにないさまざまな変化もみられました。簡単に言えば、「観光バスで乗りつけて免税店で大量に買い物をして去っていく」という従来の“爆買い”中国人のイメージは変わりつつあります。 そこで今回は、2015年の国慶節を振り返りつつ、今年新たに見えてきた爆買い中国人の変化について紹介