中国共産党は党大会の閉会を受けて23日、党の重要会議を開き、新たな最高指導部などの人事を決定します。習近平国家主席が、党トップとして異例の3期目入りすることが確実となり、新たな最高指導部は習主席と関係の深い人物が多くを占めるとみられます。 中国共産党大会は22日、習近平国家主席への忠誠を示すスローガン「2つの確立」を深く理解するよう求めたほか、党の重要な政策や人事を決める新しい中央委員205人を選出して閉会しました。 党大会では、現在69歳の習主席が「68歳で引退する」という慣例を破って新しい中央委員に選ばれ、党トップとして異例の3期目入りが確実になりました。 党大会の閉会を受けて、23日午前、党の重要会議「1中全会」が開かれ、新たな最高指導部などの人事を決定する予定で、3期目の習近平指導部が発足する見通しです。 今回の党大会では、現在の最高指導部7人のうち、党の序列2位の李克強首相を含め