再開発を控えた横浜港・山下ふ頭=3月31日、横浜市中区 横浜港・山下ふ頭(横浜市中区)へのカジノ導入に反対している横浜港運協会は、カジノ以外の観光集客事業で地元経済を活性化させるため、新たな組織を5月に立ち上げる。東京湾岸に残る47ヘクタールもの広大な土地への進出を狙うカジノ事業者に対抗する考えだ。 同協会の藤木幸夫会長は、山下ふ頭での市民主体の観光集客施設誘致・運営を目指し、自らをトップとする「横浜港ハーバーリゾート協会」を5月7日に一般社団法人として登記する。既に平原敏英副市長に新協会の設立を説明し、理解を求めた。 藤木会長は、ギャンブル依存症問題などを指摘して「カジノは街も人もつぶす」と主張し、国際展示場などのMICE(国際会議などの総称)施設を民設民営で整備すべきとの私案を発表している。新たな協会は開発の段階ごとに事業者の誘致を進める考えで、関係者によると、現時点では自動車レースの
戦後に開発された、国内最大規模の住宅地「多摩ニュータウン」。小田急電鉄の多摩線と京王電鉄の相模原線が乗り入れています。かつては西武鉄道の多摩川線も乗り入れるはずでしたが、中央本線のある問題により実現しませんでした。 西武多摩川線をニュータウンへ延伸 東京西部の稲城、多摩、八王子、町田各市にまたがる多摩丘陵に整備された、人口約22万人の大規模住宅地「多摩ニュータウン」。東京都心とは小田急多摩線と京王相模原線で結ばれていて、両社の競争が繰り広げられています。 拡大画像 多摩ニュータウンに乗り入れている小田急(左)と京王。ほかに西武も乗り入れる計画があった(草町義和撮影)。 しかし、多摩ニュータウンの構想が持ち上がったころ、西武鉄道もニュータウンに乗り入れようと考えていました。もし小田急と京王に加えて西武の「3社体制」だったら、競争はもっと激しくなっていたかもしれません。 東京都は1963(昭和
東急田園都市線は、沿線の住宅開発とセットで建設された通勤路線。開発が始まる前にあったはずの「田園」は、ビルやマンション、一軒家の群れに置き換わりました。路線名に含まれる「田園」が見える場所は、いまもあるのでしょうか。 地下区間最後の駅から中央林間へ 「東急田園都市線」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。条件反射的に「通勤ラッシュ」が出てくる人が多いかもしれません。国土交通省が2018年7月に発表した調査結果(2017年度)によると、混雑率は185%。関東圏の主要区間ではワースト9位です。 長津田の車両基地に並ぶ東急田園都市線の電車(2017年11月、恵 知仁撮影)。 しかし、この事前情報なくして、真っさらな心で路線名を耳にすると、なんとなく牧歌的というか、おっとりした印象がありませんか。 「田園」は、「田と畑」あるいは「田舎、郊外」といった意味を持っており、さらに「田園都市」を辞
相鉄線の西谷から東急線の日吉に至る新線の路線名が、「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」に決定しました。 新横浜エリアに直結 相模鉄道(相鉄)と東急電鉄は2018年12月13日(木)、建設が進む神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線)について、名称が「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」に決定したと発表しました。 決定した路線名とその対象区間(画像:東急電鉄)。 相鉄新横浜線は相鉄の営業区間である西谷~新横浜(仮称)間、東急新横浜線は東急の営業区間である新横浜(仮称)~日吉間です。 相鉄新横浜線のうち、相鉄とJRをつなぐ西谷~羽沢横浜国大間は2019年度下期に、羽沢横浜国大から新横浜(仮称)を経由して日吉までの区間は、2022年度下期に開業予定。相鉄とJR東日本、相鉄と東急電鉄が直通運転を行います。 決定した路線名の選定理由について両社は、「新幹線アクセス拠点として知名度の高い新横浜エリ
横浜市内を通る相鉄本線の線路の一部が全面的に高架化されます。渋滞や踏切事故の解消などさまざまなメリットがある高架化ですが、その一方で実現までに長い時間がかかるという課題を抱えています。 下り線に続いて上り線が完成 相模鉄道(相鉄)は、横浜市保土ケ谷区内を通る本線の線路のうち約1.8kmの区間を全面的に高架化します。相鉄と横浜市は全面高架化に先立つ2018年11月17日(土)の午前、星川駅で「全線高架化式典」を開催。報道陣に新しい高架ホームを公開しました。 拡大画像 下り線の高架ホームがすでに使われている星川駅。上り線のホーム(右)もまもなく使用を開始し、全面的に高架化される(2018年11月17日、草町義和撮影)。 式典は10時ごろから高架下のスペースで始まり、相鉄の滝澤秀之社長や横浜市の林文子市長らがあいさつ。その後、新しい上り線の高架ホームに移動して、くす玉割りとテープカットが行われま
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東名高速と第三京浜、首都高K7横浜北線をつなぐ全長約7kmの「横浜環状北西線」。うち約4kmを占めるトンネルを掘り進めていたシールドマシンのひとつが所定の位置まで到着しました。工事も順調で、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに開通します。 1年5か月で掘削、もう1本もまもなく完了 横浜市内で首都高の新線「横浜環状北西線」約7.1kmの建設が進められています。そのなかで約4kmを占めるトンネル2本(上下それぞれ1本ずつ並行)のうち1本の、シールドマシンによる掘削が完了。2018年9月7日(金)にそのシールドマシンが公開されました。 拡大画像 横浜環状北西線のトンネルを掘削したシールドマシン(2018年9月7日、中島洋平撮影)。 横浜環状北線(以下、北西線)は、東名高速の横浜青葉ICと、第三京浜および首都高K7横浜北線(以下、北線)が接続する横浜港北JCTを結ぶ路線です。2017年
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コンビニ中堅のスリーエフが30日、「とうとう最後のツイートとなりました (;Д;)」とツイッターで涙を見せた。「ツイートは最後となりますが、『ローソン・スリーエフ』でお待ちしています(^O^)/」と別れを告げた。 同社は昨年4月「スリーエフ」「q’s mart」「gooz」ブランドで営業する348店舗(2017年3月末時点)中281店舗を「ローソン・スリーエフ」ブランドへ転換すると発表していた。今年3月にスリーエフ資本のブランドはgoozのみになる。 同社のアカウント(@threef3f)には「おつかれさまでした」「スリーエフのおにぎり大好きです」「神奈川県民としてスリーエフさんを密かに誇りに思っていました(o^^o)」など、愛用者からのリプライが集まっている。 同社は、ホットスナックの焼き鳥「チキン山賊焼き」、もち粉を使ったシュークリーム「もちぽにょ」、同社独自のオーブンで焼きあげて提供
川崎市は25日、老朽化した市の巡視船「つばめ」(約28トン)の後継船が完成したものの、船体が重すぎて市の求める速度が出ないため、業者との建造契約を解除すると発表した。当面、「つばめ」を使い続けるという。 市によると、「つばめ」は1974年建造。湾岸部の工場地帯を海上から巡視してきた。老朽化したため市は30トン級の船の新造を決め、入札を経て2016年春、横浜市の造船会社と契約を結んだ。建造費は約2億7200万円。就航予定は17年4月で、名称も「かもめ」と決まっていた。 同社は17年3月、市から求められた「19ノット以上」の速度が出るか試験運航をしたところ約14ノットしか出なかった。重さは30トンの計画だったが45トンあった。軽量化を試みたが昨夏の試験でも14ノット止まり。今月に入り、市に「納品断念」の連絡をしてきたという。 同社は「建造時、重量の管理をきちんとしていなかった」と説明していると
東京急行田園都市線沿線にはハイソなイメージが漂うが、朝の通勤ラッシュ時間帯は別だ。ハイソどころか車内は殺伐としており、乗客同士の小競り合いを目撃することも一度や二度ではない。理由ははっきりしている。身動きがとれないほど車内が混雑し、しかもノロノロ運転しているからだ。 田園都市線は首都圏でも屈指の混雑路線だ。朝のラッシュ時における混雑率は184%。国土交通省によれば混雑率180%は「折りたたむなど無理をすれば新聞を読める」とされるが、新聞どころか雑誌だって読むのは難しい。「週刊誌程度なら何とか読める」状態である混雑率200%すら超えているのではないかと思えてしまう。 東急側は混雑緩和に向けた対策を次々と講じている。まず4月21日のダイヤ改正で朝5時台と朝6時台に渋谷に到着する列車をそれぞれ1本ずつ増発した。そんな早朝に列車を増やしても意味がないように思えるが、「渋谷に朝8時台に到着する列車は
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