古文漢文に対する風当たりは強い。なんでこんな糞の役にも立たないものを覚えさせるんやクソ、と高校生だけでなく経済界からもたまにdisられるかわいそうな古文漢文。必修に値する理由を考えてみる ・法律など一部古語で書かれている重要物を正しく読めるようにする 「ぬ」の識別とか間違ったら意味が違うので大変 ・我が国の文化的伝統を知る 歴史を知ることで現代を知る的なやつ ・登場人物たちがSEXする小説を高校生が堂々と読める これは大きいでしょ。古典でないとこうは行かない
※3/11一部加筆修正 みなさん、こんにちは! このページでは、『小説家になろう』から私が読んだタイトルでこれは面白い! と感じたおすすめタイトル111選をジャンル別に紹介していきます。 私はなろうの作品に限らず面白そうな小説なら、一日中読んでしまうほどの病的な読み専なので、少しは参考になる部分があると思います。 なろうの作品に興味がある、でも何を読んでいいのか分からない、 そんな方のためにジャンルごとに分類し、選べるかたちをとっています。 ※紹介文下のリンクより原作ページに飛べます。 ※『書籍化作品、連載中、更新停止中、完結済』等の表示も入れています。 ※新規レビューは(NEW!)のマークがついています。 おすすめタイトル111選 異世界転生系 世界最強の後衛~迷宮国の新人探索者/書籍化作品/連載中 星間国家が存在する異世界に転生したので悪徳領主を目指してみた!/連載中 神統記(テオゴニ
「忍術漫遊 戸澤雪姫」をノートに掲載していくにあたって、概要と解説を書いておきます。全20章あり8月中に完結する予定です。 忍術漫遊 戸澤雪姫とはなにか『忍術漫遊 戸沢雪姫』は、大正12(1923)年に春江堂より千代田文庫として出版された。作者は不詳、少女向けに書かれた痛快娯楽作品である。今でいうと、漫画やラノベのような作品だ。 ラノベと講談速記本については過去に解説したことがあるので、興味のある方はどうぞ。 戸澤雪姫は、猿飛佐助の師匠「戸沢白雲斎」の孫にあたる人物、父親は宮本武蔵や塚原卜伝に天狗昇飛切の術を教えた戸沢山城守、忍術界の超絶エリートであると同時に、摂州花隈五万石のお姫様である。 雪姫様は子供の頃から力が強く、すでに六歳の頃には二人や三人の男が襲い掛かってきたとしても、まず負けることがない程の実力を持っていた。そんな雪姫は、なぜか武芸が大好きで仕方がない。天下一の勇婦になるため
司馬遼太郎が描くドラクエの世界とは(創作)スライム、があらわれた。 勇者が出発する地域に多く生息し、旅立ちに必要な経験とわずかなお金をおとしてくれるモンスターである。毒があるわけではないが、少々の傷をあたえられることがあるので勇者の初心者は気をつけなくてはならない。 そんなスライムが、でたのである。 「面摺れがあるな」 スライムは言い終わるなり抜き打ちでのしかかって来た。 勇者はとっさに鞘でその体を受けとめる。一撃をしのいだ勇者はゆっくりと鞘を払い刀身を立てる。地肌は恐ろしいばかりに青く、スライムの色を受けて光っている。 (こいつは斬れる) いや、勇者の経験とこの刀なら一閃するだけで倒せるといっていい。 余談ではあるが、スライムというのは古来より壁や天井に張り付いていて、人間や動物が近くを通った時にいきなり飛びかかり強烈な酸性の体液で獲物を溶かすモンスターである。本来、初心者の勇者にかわす
一般財団法人 理数教育研究所が開催した「算数・数学の自由研究」作品コンクールに入賞した「メロスの全力を検証」(PDF)という研究結果がとても興味深いです。中学2年生の村田一真くんによるこの検証では、太宰治の小説「走れメロス」の記述を頼りにメロスの平均移動速度を算出。その結果、「メロスはまったく全力で走っていない」という考察に行き着きます。端的にいうとメロスは往路は歩いていて、死力を振りしぼって走ったとされる復路後半の奮闘も「ただの早歩きだった」というのです! なんてこった! 中学校の部で最優秀賞に輝いた「メロスの全力を検証」 メロスは作中、自分の身代わりとなった友人を救うため、王から言い渡された3日間の猶予のうち初日と最終日を使って10里(約39キロ)の道を往復します。今回の研究ではこの道のりにかかった時間を文章から推測。例えば往路の出発は「初夏、満天の星」とあるので0時と仮定、到着は「日
なぜ広まった? 「『訊く』が正しい」という迷信 - アスペ日記 を読んで。 「お前はまた何故結婚なぞしたのだ?」と、スクルージは訊いた。 ディッケンス Dickens 森田草平訳 クリスマス・カロル A CHRISTMAS CAROL(昭和4年) 上に引用した『クリスマス・カロル』には、「訊く」、「訊いた」、「訊ねた」という言葉(表記)がたくさん用いられている。"ask" の意味で「きく」を表すときに、「訊く」を用いる典型的な例である。 では、日本文学ではいつの時代からこの用法は広まったのだろうか。 ちょっと興味を持ったので、青空文庫からいくつか調べてみた。 「どうしたの」と訊(き)くと、 「お留守番ですの」 「姉は何処(どこ)へ行った?」 「四谷へ買物に」 田山花袋 蒲団(明治40年) 僕の知る作家では、田山花袋が一番古い。(これ以前の使用例があったらご教示願いたい。) では、夏目漱石は
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