自由学園の100周年記念講演会として開催された、「会議通訳者」長井鞠子さんの『伝える極意 ことばを超えて、人をつなぐ』をアーカイブで視聴しました。 私はもう通訳業はやっていないのですが、「言葉を訳す」ことを生業とする者として、長く第一線で活躍されている長井さんの人物像や仕事観にとても興味がありました。 女性の年齢に触れるのは好ましくないのですが、ウィキペディアで誕生日を知ってびっくり! 私の聞き取りに間違いがなければ、今でも年間200件前後の案件をこなされ、またオーケストラでの演奏活動にも従事されているとか。 自己マネジメント能力や調査力が必要なのは翻訳も然りですが、通訳者には瞬間的に言語処理をしなければいけない体力的・精神的負荷が高いように思います。年齢を重ねると、パフォーマンスが落ちるイメージも。 正直、どんな職業でも長く続けると、若手以上の勉強や自己研鑽を心がけないと「老害」になる可