TLDR: Google Drive経由で同期していたorgファイルなどの同期をSyncthingを使うように変更したら劇的に便利になった、という話。 最近はorg-modeを使いたおしている[1]のだが、いままではorgファイルの同期をGoogle Drive経由でやっていた。 これにいろいろ不満あった: grive2がちょいちょい動かなくなる grive2がちょくちょくビルドできなくなる or OAuth認証ができなくなる Androidとの同期が微妙 1は、Google Driveへの同期ツールとしてgrive2というのを使っているのだが、このgrive2がたまーにうごかなくなることがある。 これはほとんどの場合、ArchLinuxでgrive2は公式パッケージには入っておらずAURになっているがboostに依存している、というのが原因。boostが更新されてもAURであるgrive
これはemacs Advent Calendar 2021 24日目の記事です。 偏見かもしれないが、いまの時代にEmacsを使っている人の90%はOrg Modeがあるから使っているのだと思う。少なくとも自分はそうだ。 2019年にこのOrg Modeに1つの不具合を見つけ、パッチを送った。これは自分にとって初めてのOSS活動だった。パッチの送り方がやや特殊で、かなり悩みながら送った。 そのため、時間が経ってしまっているのだがここにメモとして残しておく。 以下、Org Modeをorg-modeと書く(公式を見ると"Org Mode"というのが正式表記らしいが、"org-mode"の方が見慣れているため)。 org-mode org-modeは膨大な機能を持つ巨大なモードで、すべてを紹介するのは無理。 自分はEmacsはもっぱら日本語の文書やメモを書く用に使っている。(コードはVimやI
皆さんは緯度経度で場所を指し示すことって沢山ありますか? 普通そんなに無いですよね。私もそんなには無いんですが、登山をやっていると少しはあるんです。ここに何があったよーとか、ここの分岐は一方が通行止めになっていたよーとか、この写真の場所はどこだよーとか、写真撮り忘れたけどこのあたりだよーとか。 そんなときマップサービスへのリンクを張るのでも良いのですが、沢山位置を指し示す必要があるといちいちURLを生成するのが面倒です。 というわけで、 [[geo:36.2893,137.64785]] のような記述で位置を指定できるようにしました。 misohena/org-geolink: Adds geo location link type to org-mode. 探せば既にありそうですけどね。 書き方はだいたい geo URI scheme (rfc5870, Wikipedia)に合わせてあ
Emacsの中で囲碁の棋譜(SGF)を編集するツールを作りました。 misohena/el-igo: Emacs Go Game(SGF) Editor この通り、org-mode文書の中にSGF形式の棋譜を埋め込んで編集できます。エクスポートも可能。この文書自体org-modeで書いているのでほらこの通り(隅の七目)。 作ったのは碁の勉強をするにあたって普段使っているorg-modeでノートが取れたら便利そうだなと思ったことがきっかけです。 ちょうど先日EmacsでのSVG使用例を見かけてもっと自由に使っていいんだと感銘を受けたところでした。 EmacsでSVGを描く、そして回す - つーさにブログ SVGといえば少し前にJavaScriptでSVGを使った碁盤を作ったところだったので、SVGでの碁盤の表現方法はすでに分かっていました。なので基本的な考え方はこれを踏襲してEmacs Li
最近(といっても半年くらいたってる気がするが)、Notionからorg-modeへドキュメント管理を戻している。 NotionはUS移住前から使っているので、2年以上使っていたことになる。もともとorg-modeを完全に置き換える形で、 タスク・習慣管理 メモ ブックマーク ゲーム・読書・映画記録 家族とのドキュメント共有 などかなりガチで使うようになっていたのだが、根本的な文章の書き味がEmacs上でやるのと比べ致命的に悪いという問題があった。 また、Roam ResearchとかObsidianのようなブレインマップを構築するようなノートアプリがいろいろ出てきているのも気になっていた。Notionでそういうことをするのはなかなか難しそうに思う。 そんな中で、org-modeでRoam Researchみたいなことをするorg-roamというものを知って、しばらく試していたのだが、なかな
実際の設定はこんな感じ。org-captureの (function) オプションを利用して書き込み先のバッファとカーソル位置を選択、 書き込み先のサブツリーは事前に (org-code-capture--store-here) でマークしておく。 ファイルリンクをコメントアウトしているのは、外部に公開するときはローカルのファイルパスを公開しても意味がないため。 ローカルではコメントアウトされたリンクでもジャンプできるので問題なし。 (defconst ladicle/org-journal-dir "~/Dropbox/org/journal/") (defconst ladicle/org-journal-file-format (concat ladicle/org-journal-dir "%Y%m%d.org")) (defvar org-code-capture--store-
org-roamのマニュアルにもあるように、この種のものの源流は社会学者ニクラス・ルーマンがやっていたというZettelkasten(カードボックス)メソッドらしい。ルーマンは多作で知られたが、その秘密は彼が書きためた情報カードにあったそうな。 自分の生産性の秘密は、ブナ材でできた24区画の分類記号のないボックス、ビーレフェルトのカードボックスである、とルーマンは説明していた。 30年以上にわたって、ルーマンはこのボックスを使って仕事をした。彼はすべてを書き留めた。詩、中世貴族の宣誓書、専門論文の参照情報。彼は文献が「カードにとれる」かどうかを確かめ、理論の一部、関連づけの可能性を書き留め、八つ折り版のカードに文字数字併用の略記法で分類記号を書き、さまざまな順序に並べた。世界の在庫目録である。 実のところいろいろ読んでも、ルーマンが大量にカードを書いてユニークなID番号を振っていたことまで
In a previous post, I described my note-taking workflow with zettelkasten and org. I extracted some of that logic out into a Github repository, and it sort of took a life of its own. Now that it’s gaining a bit of popularity and usage, I thought I’d do a more formal introduction to the package, and how I use it. It is not published on MELPA, and likely won’t be for a while, but you can find it on
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