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政治と政治学と学問に関するbt-shouichiのブックマーク (6)

  • 木庭顕氏に聞く 古典と近代の「複雑な関係」  - 木庭顕|論座アーカイブ

    「西欧近代」の成立には、古代ギリシャ・ローマの「古典」を連綿と読み続ける作業が必要不可欠だった――。朝日新聞の7月8日付朝刊「文化の扉」に掲載された「西欧近代 古典が源流」(朝日新聞デジタル版は「(文化の扉)西欧近代、古典が源流 古代ギリシャ・ローマの分析、多様な学問生む」)は、イタリア出身の20世紀の歴史学者、アルナルド・モミッリャーノ(モミリアーノ)の研究をもとに、「歴史学の歴史」の大きな流れを紹介した。ただ、紙幅の都合から記事で触れることができなかった論点も多い。記事のベースになった、歴史学者でギリシャ・ローマ史が専門の木庭顕・東京大学名誉教授とのやりとりの全体を紹介する。(聞き手・文化くらし報道部 大内悟史) ――とても大きな質問から始めますが、「西欧近代」あるいは「近代」にとって、古代ギリシャ・ローマの影響は極めて大きいものだと言われます。でも、考えてみればこれは少々不思議な話だ

    木庭顕氏に聞く 古典と近代の「複雑な関係」  - 木庭顕|論座アーカイブ
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2019/10/18
    モミッリャーノ
  • 木庭顕の西洋中心主義 - shinichiroinaba's blog

    木庭顕が協力した朝日の記事に対して一部から「今更のヨーロッパ中心史観」「中世・イスラーム無視」とか頓珍漢な噴き上がりがあったようだ。後者については「紙面が限られていることを無視したないものねだり」ですませてもよいし、そもそもイスラームが古典期ギリシア・ローマの継承者であり、後期中世と人文主義における古典受容がそれを経由していることなど別に言うまでもない前提だろうと茶々を入れてもよいのだが、前者についてはそうもいかない。 ここではっきり言っておくと、木庭史観は当然ながらものすごい「西洋中心主義」である。ただしそこでいう「西洋」とは「古典期ギリシア・ローマの継承」くらいの意味である。そのように考えたとき、日人は当然のこととして西欧人もまた「西洋によって知的に植民地化され教化された蛮族」に他ならない。「政治とは何か、法とは何か」を絶えず問い返しつつ実践することなしには、誰も「西洋の正統なる継承

    木庭顕の西洋中心主義 - shinichiroinaba's blog
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2019/07/13
    “人類普遍の「政治」とか「法」の基本形を「西洋」が体現しており、他の遅れた地域はそれを模範として追随する、とかいうのではない。「政治」も「法」も今でいう南欧の片田舎で生まれたごくごく特異な現象なのだ”
  • 書斎の窓 2018年7月号 ベルリンで考える政治思想・政治哲学の「いま」① マルクス生誕200周年を考える 宇野重規

    現在、筆者はドイツのベルリンに滞在している。この連載では、「欧州の首都」と呼ばれることもあるこの地にあって、現代の政治思想・政治哲学の「いま」を、心象スケッチ風に考えていきたい。 * この街を歩いていて(といっても、筆者がふらついているのは、大学や書店、雑誌スタンドなどの周辺ばかりであるが)、マルクスの肖像画を目にすることが多い。考えてみれば、今年(2018年)はマルクスの生誕200年にあたる。誕生日である5月5日を中心に、さまざまなマルクス関連企画があっても不思議ではない。 ベルリン観光の中心ウンター・デン・リンデンの通りから一入ったフリードリヒ通りには、大型書店のドゥスマンがある。といっても、店を入ってすぐに目につくのは、CDやDVDの売り場ばかり。哲学のコーナーまで行くには、だいぶ上の階に上がらなければならない。カント、ヘーゲルを生んだこの国にあっても、もはや哲学はそれほど厚遇され

    bt-shouichi
    bt-shouichi 2018/07/04
    宇野重規@ベルリン/マルクス生誕200年。社会主義/「市場経済は万能ではないし、何らかのコントロールが必要」というのがドイツのノンポリ学生のおおよそのコンセンサス
  • 日本で政治学を研究するということ : 細谷雄一の研究室から

    2018年05月04日 日政治学を研究するということ 今、杉田水脈議員と、山口二郎教授の間で、山口先生が代表となっていた科研費の使用について、それが妥当なものであったのか、そうでないのかについて、激しい議論がなされています。国民の税金による補助金の支出である以上、それが大きな額であればその適切さについて国会議員の方が問うこと自体は妥当なことだと思いますし、他方で山口先生は自らに対する激しい非難の多くが、これまで安倍政権を批判してきたことからきているとして、言論の自由への圧力が加わることを懸念しています。 まず重要な前提として、科研費の必要性と評価については、思想信条ではなくて、あくまでも研究上の意義や、経費の使用の適切さによって判断されるべきだと思います。それが「反日」と思われるテーマであったり、研究者であったとしても、審査によりそれが必要と判断され、また適切に経費が使用されていれば補

    日本で政治学を研究するということ : 細谷雄一の研究室から
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2018/05/05
    杉田水脈の山口二郎批判について。科研費の事情を説明するだけでなく、杉田議員の指摘についても理解と配慮を示す。山口と真逆の政治的立場であることを活かした、バランス感覚あふれる記事。これは受けそうだ
  • UTokyo BiblioPlaza

    明治以来の「宿題」領域に向けて 日の法律学は、明治以降、フランスやドイツ、イギリスなどから、法律体系それ自体やその基礎となる考え方を取り入れることで発達してきた。また特に戦後は、これらの国を凌ぐ大国となったアメリカが、日の法律学にとっても重要な参照対象として加わった。その時代その時代の世界地図は、法学部の研究・教育内容をもまた、直接・間接に規定している。駒場から法学部に進学したとき、「ここでは明治維新がまだ続いている!」という印象を覚えたが、このこともそうした事情に由来するものであろう。 大きく「西洋法の継受」と呼ばれるこの百年余の営みは、単に「輸入法学」として片付けることのできない、比較法的に見ればむしろ創造的なものを多く含むプロセスであった。今日の日の法律学は、西洋法の理解としても、またわが国で独自の発展を見た各個別領域の点としても、国際的にかなりの水準に達しており、学部生として

    UTokyo BiblioPlaza
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    bt-shouichi 2017/10/28
    福岡安都子、自著を語る/西洋法の継受…「駒場から法学部に進学したとき、「ここでは明治維新がまだ続いている!」という印象を覚えた」
  • ブハーリンとボリシェヴィキ革命 - スティーヴン・F・コーエン 著 / 塩川伸明 訳|未來社

    定価:体7,800円+税 ISBN:978-4-624-11051-2 ISBN[10桁]:4-624-11051-X 発行日:1979年3月31日 判型:A5 ページ:550 Cコード:C3022

    ブハーリンとボリシェヴィキ革命 - スティーヴン・F・コーエン 著 / 塩川伸明 訳|未來社
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/09/28
    読了。ブハーリンの政治的、理論的存在感。そりゃ殺されるわな/ブハーリンの「自白」は妻子を「人質」にとられたから。ケストラーの『真昼の暗黒』でもってブハーリンの心理を理解するのはお笑い草だとのこと
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