米紙ニューヨ-ク・タイムズ(NYT)は19日、中絶反対運動の元指導者が、避妊を巡る2014年の米連邦最高裁判決について事前に知らされていたと報じた。写真は6月26日、ワシントンの連邦最高裁で撮影(2022年 ロイター/Elizabeth Frantz) [ワシントン 19日 ロイター] - 米紙ニューヨ-ク・タイムズ(NYT)は19日、中絶反対運動の元指導者が、避妊を巡る2014年の米連邦最高裁判決について事前に知らされていたと報じた。最高裁は人工妊娠中絶を巡る今年の判決でも草稿の漏えいが問題になっており、調査を求める声が上がっている。 NYTによると、キリスト教福音派の非営利団体を率いていたシェンク牧師は、団体の大口献金者が最高裁のアリート判事宅で同夫妻と夕食を共にした後間もなく、避妊と宗教上の権利に関する裁判の結果を知ったと明かした。判決が公表される数週間前だったという。