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bookと天皇制に関するbt-shouichiのブックマーク (107)

  • 神風頼み|柏書房株式会社

    「日は神風が吹く、神に守られた特別な国」という「神風思想」が生み出す「ニッポンすごい!」「独り善がりの排他主義」「根拠なき楽観主義」……元寇から特攻まで日史を貫きつづけてきた「神風思想」は、太平洋戦争における敗戦という結末を迎えることとなったが、その意識自体はいまだ日人の心に根強く生き続けている。 書は、「神風思想」がいかに形づくられていったかを、史実に沿って検証、「神風が吹いたのは日だけではない」「神社による立派な〈武器〉だった神風」「実は友好的だった元寇前のモンゴルの外交姿勢」「天皇制をこき下ろした天皇」「〈神の国〉ではなく〈人間位〉を考えていた中世の政治家たち」「立憲制を念頭に置いていた大日帝国憲法」など、日が決して「神風思想」だけに凝り固まっていたわけではないことを示す事実を挙げながら、「神風思想」とそれに対峙する形の「撫民思想」とのせめぎ合い、そして「神風思想」の

    神風頼み|柏書房株式会社
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2023/08/27
    読了。当座しのぎの根拠のない楽観性と排他的同調性+敬神→神風思想/神の権威を盾に自らの主張をゴリ押しする「神風思想」と、「人の煩いをなくす」「撫民思想」(徳大寺実基、花園天皇、北畠親房)のせめぎ合い
  • 古事記の世界(西郷信綱著)の要点整理 - tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

    名著のほまれ高い西郷信綱著『古事記の世界』(岩波新書)を読んだ。短距離通勤の車中で読んでいたので、通読するのに2週間以上かかってしまった。読み終わったあと当ブログで紹介しようと、1週間かけてもう1度読み返した。おかげで古書店で買ったは、付箋(緑と赤の2種類)と蛍光ペン(黄と緑の2色)で、悲惨な状態になってしまった。読んでいる途中でN先輩に「これは良書ですよ」と申し上げると、早速その足で買い求め、わずか2日で読み上げたそうで、これはとてもマネできない(ただし2日間とも、午前1時まで読んでいたとのこと)。 版元の紹介文は《イナバの白兎,国引き,オロチ退治,海幸山幸,天の岩屋戸の話など,古事記は私たちにとって親しみ深い古典である.著者は,古事記伝の宣長という縦糸と,イギリス社会人類学の横糸とを交錯させる新しい問題意識に立って古事記を読み解くことにより,その質を明らかにした.新しい光に照らし出

  • 塚田 穂高 @hotaka_tsukada 持っているならもっと早く出すべきだった…。舞の海秀平『天皇陛下と大相撲』(明成社、2015年)。日本会議系のブックレットです。え、8/15の靖国で売ってますよね。「…学校の自虐教育も洗脳の一環だった全部繋がって物事の真相が分かってくるんですね」(30頁)とか。

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    bt-shouichi 2023/05/02
    “『天皇陛下と大相撲』(明成社、2015年)。日本会議系のブックレットです。え、8/15の靖国で売ってますよね。「…学校の自虐教育も洗脳の一環だった全部繋がって物事の真相が分かってくるんですね」(30頁)”
  • 「神憑り軍人」たちは何を信じたか 藤巻一保さん「戦争とオカルティズム」インタビュー|好書好日

    藤巻一保さん=撮影・北原千恵美 藤巻一保(ふじまき・かずほ)作家・宗教研究家 1952年、北海道生まれ。中央大学文学部卒。編集者を経て著述活動に入る。東洋の神秘思想、近代新宗教に関する著作を数多く手がけている。主な著書に『密教仏神印明・象徴大全』『役小角読』『秘説 陰陽道』『愛と呪法の博物誌』『偽史の帝国 “天皇の日”はいかにして創られたか』など。 異常な時代の正体を明らかにしたかった ――藤巻さんの『戦争とオカルティズム 現人神天皇と神憑り軍人』は、陰謀論や超古代史などのオカルトに魅了された旧日軍の軍人たちを通して、日を〈聖戦〉へと導いたイデオロギーに迫った異色の戦争裏面史です。執筆のきっかけを教えてください。 若い頃から秘教的な世界に興味があって、長年その分野のを書いたり編集したりしてきましたが、一方で日は神の国であるという信仰に支えられた明治から昭和までの日についてもず

    「神憑り軍人」たちは何を信じたか 藤巻一保さん「戦争とオカルティズム」インタビュー|好書好日
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2023/04/15
    “明治政府が打ち出した現人神天皇・神国日本信仰という官制神話を、若い頃からたたき込まれたのがエリート軍人たちです。純粋培養された集団ですから、オカルティックな思想とも親和性が高い。”
  • 天皇陛下の英留学記が復刊 「テムズとともに」4月中旬に | 毎日新聞

    ピーター・マサイアス氏の教えで、研究に励む英国留学時代の浩宮さま(現在の天皇陛下)=英オックスフォードの文書館で(宮内庁提供) 天皇陛下が1983年から約2年間にわたり留学した英オックスフォード大での経験などをつづった「テムズとともに 英国の二年間」が4月中旬に復刊されることになった。学習院の創立150周年事業の一環として紀伊国屋書店が出版する。 陛下は83年6月から85年10月まで英国に滞在し、93年に留学記をまとめた同…

    天皇陛下の英留学記が復刊 「テムズとともに」4月中旬に | 毎日新聞
  • 安藤礼二「折口信夫」書評 画期的な天皇論、新資料交え分析|好書好日

    折口信夫 [著]安藤礼二 総索引が付いた全集ばかりか講義録まで完備している。個人の思想を研究するのに、一見これほど恵まれた環境はない。けれども、いったんその「森」に足を踏み入れるや、あまりに蒼(うっそう)としていて方向感覚を見失ってしまう――折口信夫とは、そんな思想家だ。一体これまで幾人が踏破を試み、失敗を重ねてきただろうか。 安藤礼二は、2002年に「神々の闘争――折口信夫論」を世に問うて以来、一貫して批評家としてこの巨人と向き合ってきた。テキストを厳密に読み抜き、読み破った者でなければ見えてくることのない新たな地平を、独力で切り開いてきたのだ。書は、10年以上にわたる安藤折口論の集大成として大きな意味をもつ。 第1章から劇的である。これまでの研究で空白のままだった大学時代に、折口は荘幽蘭(ゆうらん)という女性と出会い、神風会という神道系の団体と関わっていたことが、新資料を交えつつ

    安藤礼二「折口信夫」書評 画期的な天皇論、新資料交え分析|好書好日
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    bt-shouichi 2023/01/26
    “第1章から劇的である。これまでの研究で空白のままだった大学時代に、折口は本荘幽蘭(ゆうらん)という女性と出会い、神風会という神道系の団体と関わっていたことが、新資料を交えつつ論証される。”
  • 「水俣曼荼羅」アマゾンレビュー - jun-jun1965の日記

    天皇登場で台無し 星3つ 、2022/12/17 はじめはだれて長いなあと思うが、中盤から面白くなってきて、熊県や環境省との対決は白眉なのだが、そこへ天皇が水戸黄門みたいに出てきて、いっきに台無しになる。別に原一男が悪いわけではなく、原は石牟礼道子の手前勝手な発言を入れて批判しようとしているんだろうが、いかんせん。天皇のところはざっと飛ばしても良かったんじゃないか。そうも行かないか・・・。

    「水俣曼荼羅」アマゾンレビュー - jun-jun1965の日記
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2022/12/20
    “中盤から面白くなってきて、熊本県や環境省との対決は白眉なのだが、そこへ天皇が水戸黄門みたいに出てきて、いっきに台無しになる。”
  • テムズとともに - Wikipedia

    『テムズとともに -英国の二年間-』(テムズとともに えいこくのにねんかん)は、徳仁親王が1983年6月から1985年8月までのイギリス・オックスフォードでの留学生活を回顧したエッセイである。1993年に学習院の創立125周年記念の学習院教養新書として刊行され、2023年4月には創立150周年記念事業として新装復刊された[1]。2006年1月、元駐日イギリス大使ヒュー・コータッツィ(Hugh Cortazzi)の翻訳で英訳され、イギリスで出版された[2]。 概要[編集] 学習院大学大学院で日中世の交通史を研究した徳仁親王は、1986年からオックスフォード大学のマートン・カレッジで2年間の研究生活を送る[3]。身辺警護はロンドン警視庁の警護官2人が当たっていた[4]。交友を深め、スポーツや芸術、室内楽の演奏を楽しみ[5]、他の学生と同様の日常生活を送る[6]。マサイアス教授のもとでテムズ川

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    bt-shouichi 2022/11/27
    読了。徳仁のオクスフォード留学記。空港で駐英大使のお出迎えを受け、滞英中ずっと警護がつくような学生の話/なんで水運研究なのか不思議だったが、幼少期からの「道」への興味が原点にあるようだ
  • 日本人にとって天皇とは何であったか | NDLサーチ | 国立国会図書館

    収録元データベースで確認する国立国会図書館デジタルコレクション 国立国会図書館の登録利用者(登録)の方を対象とした、個人送信サービスで閲覧可能です。ただし、日国外に居住している場合は、個人送信サービスを利用できません。 利用者登録する > ログインする >

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    bt-shouichi 2022/11/27
    読了。戦没者叙勲の話が印象的だったな…
  • 古代の皇位継承 - 株式会社 吉川弘文館 安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社

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    bt-shouichi 2022/07/24
    読了。奈良時代には天智系・天武系といった意識はなく、文武皇統ないしは草壁皇統という意識/光仁も桓武も聖武の娘や孫との婚姻で草壁皇統を継承したが、桓武が父光仁を起点とする新たな皇統意識を創出
  • 天皇観の相剋 - 岩波書店

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    bt-shouichi 2022/06/05
    読了。武田清子著/米英豪中などの天皇観と天皇訴追・退位の可能性、日本人の尊王心を踏まえての占領統治のコスト計算
  • 二・二六事件を読み直す | みすず書房

    1936年2月26日早暁、陸軍青年将校らの一団約1500名が蹶起した。標的のうち岡田啓介首相と牧野伸顕前内大臣は難を逃れたが、斎藤実内大臣、高橋是清蔵相、渡辺錠太郎教育総監が殺害され、鈴木貫太郎侍従長が重傷を負った。 首謀者らは佐郷屋留雄の浜口雄幸狙撃、血盟団事件、五・一五事件を先駆捨身と称揚。襲撃後は独自の国体観による「待ちの姿勢」をとり天皇の嘉納を期待したが4日目に帰順。軍法会議を経て処刑された。 「クーデター未遂」「統制派と皇道派の抗争」「政治腐敗と農村の窮状を見かねての義挙」「真崎甚三郎黒幕説」。事件についてはいくつもの総括があったが、実相は理解されているだろうか。書は、史料を虚心に読み直すことで事件のありようをとらえる試みである。首謀者らが「皇道派青年将校」だという巷説は正しいのか。真崎黒幕説に便乗することで、皇道派と青年将校をまとめて退治したい幕僚・統制派側の作為ではないか。

    二・二六事件を読み直す | みすず書房
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    bt-shouichi 2022/04/03
    “「軍当局は[…]吾人を犠牲となし、吾人を虐殺して而も吾人の行へる結果を利用して軍部独裁のファッショ的改革を試みんとなしあり、一石二鳥の名案なり」(安藤輝三)。”堀真清著
  • https://twitter.com/toyamakenchou/status/1480936102118957057

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    bt-shouichi 2022/01/15
    “御厨貴(2020年).天皇退位 何が論じられたのか”から有識者会議の模様/ヒアリングの劇場的効果を知悉した右の論客が揃う/喧嘩腰の平川祐弘/渡部昇一は「政治的難聴」になり退席し、外の記者に自説をアピール
  • 抵抗権と人権の思想史 | 教文館出版部

    なぜ日に人権思想は根付かないのか? 欧米と日の人権理解の相違点はどこにあるのか? 日国憲法第97条に謳われる「基的人権」のルーツと受容の歴史を辿り、日人が「人権思想」を理解できない問題点を浮き彫りにする。 「人権は、どのような土壌で生まれ、どんな戦いを成分として成長してきたのか? なぜキリスト教が関係し、日国憲法にも影響しているのか? にもかかわらず、どうして歴史に反動的な社会勢力が成長するのか? こうした疑問を少しずつ解きほぐしながら、人権法制化へと向かわせたエネルギーを明らかにし、『人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果』へと至った物語に案内したい。そうすることによって、キリスト教国ではない日で、今後どのようにして人権の発展が可能となるか、その新しい道を発見することができるだろう」(文より) 【目次】 まえがき 序論 人権思想と宗教的要素 第1節 はじめに 第2節 学者

    抵抗権と人権の思想史 | 教文館出版部
  • 崇徳院・後鳥羽院怨霊関係文献

    崇徳院・後鳥羽院怨霊関係文献 ●山田雄司『崇徳院怨霊の研究』(思文閣出版、2001年)に載せる参考文献より、崇徳院・後鳥羽院怨霊関係の文献を抄出し、その後刊行された論文等をつけ加えたものです。他に文献をご存じの方は、ぜひお知らせ下さい。2007/10/18更新

  • 作品社|三島由紀夫とテロルの倫理

    bt-shouichi
    bt-shouichi 2021/08/09
    読了。天皇を再び現人神にすることを切望し、自衛隊を巻き込みクーデターをガチで目指すも挫折。反共、能動的ニヒリズム、殺人願望等々/このページに載ってる内容紹介は実際の内容とズレがある
  • 国立国会図書館デジタルコレクション

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    bt-shouichi 2021/08/02
    昭和10年出版。坂本清馬述とあるが、まさかあの幸徳事件の坂本とは思わなんだ
  • 栗本鋤雲:大節を堅持した亡国の遺臣 (ミネルヴァ日本評伝選) アマゾンレビュー - jun-jun1965の日記

    小野寺龍太 著者が右翼っぽい 星3つ 、2021/06/25 1945年と敗戦の年生まれの九大工学部名誉教授だが、年齢の割に右翼っぽい。シナと書いたり九条改憲論らしい(150p)のはともかく、天皇崇拝家で、維新前のアイヌについて「日の皇化がまだ北緯四九度の地までは及ばず」(69p)などと書いてあるのは唖然とした(あとがきを見たら平川祐弘の推薦で書いたというので納得した)。他はほかに伝記のない栗鋤雲の伝記として特に問題はないが、212p「巌谷一六の翻訳小説「ロミオとジュリエット」「マクベス」」とは何のことだろう。一六は漢詩人だが。あと井伊直弼を心は鎖国派だと言っているが、当時は水戸斉昭が生きていたのだから、慶喜を将軍にすれば斉昭が介入してくるから、一橋派を弾圧したので、そこが分かっていないようである。あと「塩辛の作り方」といって、蛆がわいたのを放置しておくことなどが書いてあったり、パリ

    栗本鋤雲:大節を堅持した亡国の遺臣 (ミネルヴァ日本評伝選) アマゾンレビュー - jun-jun1965の日記
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    bt-shouichi 2021/06/26
    “天皇崇拝家で、維新前のアイヌについて「日本の皇化がまだ北緯四九度の地までは及ばず」(69p)などと書いてあるのは唖然とした(あとがきを見たら平川祐弘の推薦で書いたというので納得した)”
  • テロルの伝説──桐山襲烈伝 | ele-king

  • 恋する日本史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版

    天皇・貴族から庶民にいたるまで、昔の人びとはどのような恋をしていたのだろう? 第一線で活躍する歴史学・国文学などのエキスパートが、日史のなかの知られざる恋愛エピソードを紹介。あの有名人の恋愛スキャンダル、無名の人物が貫いた純愛、異性間に限らない恋心、道ならぬ恋が生んだ悲劇…。恋愛を通してみると歴史はこんなに面白い! 古代 万葉びとの「恋力」―『万葉集』にみる非貴族階級の恋―…大谷 歩 桓武天皇と酒人内親王…中野渡俊治 古代における内親王の恋と結婚―皇孫の血の世俗化―…岩田真由子 「一帝二后」がもたらしたもの―一条天皇、最期のラブレターの宛先―…高松百香 摂関期の史料にみえる密通…告井幸男 古代にみる肖像恋慕の心性…三谷芳幸 古代史はLGBTを語れるか…三上喜孝 中世 院政期の恋愛スキャンダル―「叔父子」説と待賢門院璋子を中心に―…野口華世 鎌倉時代の恋愛事情―『民経記』と『明月記』から―

    恋する日本史 - 株式会社 吉川弘文館 歴史学を中心とする、人文図書の出版
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2021/01/09
    “戦後皇室と恋愛―天皇制「世論」と理想的結婚イメージとの関係性…石田あゆう”が気になる