中国の習近平国家主席は7月26日(中国時間)、北京市でインドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会談を行った。 習国家主席は、ジョコ大統領に「北京冬季オリンピック後に中国が応接した最初の外国首脳だ」と述べ、中国がインドネシアとの関係を重視していることの表れだとした。その上で、両国関係を「政治、経済、文化、海上協力の『四輪駆動』の構造が深まっており、発展途上大国が連合して自らを強くし、ウィンウィンの関係を築く手本を示した」と評価した。 また、「双方は『一帯一路』建設に向けた協力をさらに深める必要がある」とし、中国はインドネシア高速鉄道の「予定期間内の完成」(注1)や、「総合経済回廊」(注2)、「両国双園」(注3)の実施を推進するとした。 その他、中国はインドネシアのワクチン生産センターの設立を支援し、コモディティーや農産品の輸入拡大も継続するとした。インドネシア首都空港およびカリマンタン工業団地