4月22日、英議会上院は、政府が不法入国した難民申請者を第三国である東アフリカのルワンダに移送することを可能にする法案を可決した。写真はスナク英首相。ロンドンで代表撮影(2024年 ロイター) [ロンドン 22日 ロイター] - 英議会上院は、政府が不法入国した難民申請者を第三国である東アフリカのルワンダに移送することを可能にする法案を可決した。スナク首相は10─12週間以内に難民のルワンダ移送を始めると表明した。
英スコットランドで1日、新たなヘイトクライム(憎悪犯罪)法が施行された。これについて、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリング氏がソーシャルメディアで批判の投稿を行った。中には、一連の投稿を犯罪だと思うなら逮捕してみろという、挑発的な内容もみられた。 「2021年ヘイトクライム及び公共秩序(スコットランド)法」では、年齢、障害、宗教、性的指向、トランスジェンダー(出生時の身体的性別と性自認が異なる人)であること、あるいはインターセックス(身体的性別が一般的な定義に当てはまらない人)であることに関連した、「憎悪をかき立てる」行為を犯罪化した。
<「英国は1970年代の危機再発に直面」と、最大野党・労働党のレイチェル・リーブス影の財務相。一方のスナク首相は支持率低迷にあえぐ> [ロンドン発]英国の次期総選挙で14年ぶりの政権奪還が確実視される最大野党・労働党のレイチェル・リーブス影の財務相は3月19日の講演で「英国は1970年代と同様、政治的混乱と危機再発の瞬間に直面している。その重荷は労働者の肩にのしかかっている」と指摘した。 英国は昨年第3、4四半期連続でマイナス成長に陥り、景気後退入りした。今年2月時点のインフレは持ち家住宅費を含む消費者物価指数(CPIH)で年率3.8%。食品・飲料5%、衣服・靴5%、健康6.6%、通信5.7%、外食・宿泊6%と落ち着いてきたとは言え、まだ高い。 リーブス氏は「その根底には、急速に変化する世界で英国が競争するために必要なサプライサイド改革の失敗がある。強固で安全な基盤の上に成長を築き、3本の
英国がレーザー指向性エネルギー兵器「ドラゴンファイヤ」の試験を実施したと発表/British Defence Ministry (CNN) 英国は今週、1発約13ドル(約1900円)でミサイルや航空機を迎撃できるとする新型レーザー兵器の動画を公開した。現在同じ役割を担っているミサイル迎撃装置に比べ、多額のコスト節約につながる可能性がある。 英国防省はこのレーザー指向性エネルギー兵器を「ドラゴンファイヤ」と命名。試験の様子を捉えた新たな動画には、1月にスコットランドで実施された演習で、空中目標に対するレーザー兵器の使用に成功したとされる場面が映っている。 「防空のゲームチェンジャー(戦争のあり方を一変させる兵器)になる可能性を秘めている」との解説も聞こえる。動画にはヘブリディーズ諸島の演習場上空の夜空をレーザービームが貫き、目標に命中して火の玉が発生する様子が映っている。 英国防省はドラゴン
ブラーのドラマーであるデイヴ・ロウントゥリーは次のイギリスの総選挙で国会議員に立候補することを発表して、政治家としてのキャリアで新たな大きな一歩を踏み出している。 4年間、ノーリッジで州議会議員を務めたデイヴ・ロウントゥリーは保守党が現議席を確保しているミッド・サセックスで立候補して、初めてとなる労働党の議席確保に挑むという。 「労働党初のミッド・サセックスの国会議員になる機会を得られて嬉しく思っています」とデイヴ・ロウントゥリーは声明で述べている。「自身の投票を有意義なものにして、労働党議員を国会に返り咲かせる一世一代の機会を住民は得ることになりました」 デイヴ・ロウントゥリーは次のように続けている。「保守党はアイディアを使い果たし、自由民主党は気力をなくしてしまいました。この地域が切実に必要としているエネルギーとヴィジョンを提供するために私は議会に立候補します」 I'm absolut
ロンドン(CNN) 英国のチャールズ国王(75)ががんと診断され、今後は一般市民の前に姿を見せる公務を見送ることがわかった。英王室が5日、発表した。 チャールズ国王は今回の発表前にロンドン市内の病院に入院して前立腺肥大の治療を受けていた。 英王室の5日の声明によれば、検査が行われ、がんが見つかった。情報筋は、前立腺がんではないとしたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。 英王室によれば、チャールズ国王は5日からがんの治療を開始した。医師からは、治療の間、一般市民の前に出ての公務を見送るよう勧められたという。 チャールズ国王は1月、前立腺肥大の治療のためロンドン市内の病院に3泊した。 チャールズ国王が治療後、初めて公の場に姿を現したのは今月4日。ノーフォーク州サンドリンガムで、朝の礼拝に向かう途中、人々に向かって手を振り、元気な様子だった。チャールズ国王の隣にはカミラ王妃の姿もあった。 情
少し前のニュースだが、画期的な出来事なのであらためてお伝えしておきたい。ジャズやファンク、アフロビートなどを融合するロンドンの刺激的なバンド、エズラ・コレクティヴが今年のマーキュリー・プライズを受賞している(対抗馬はランクムやロイル・カーナーなど)。昨年リリースされた『Where I'm Meant to Be』が高く評価されたかたちで(われわれも2022年のベスト30に選出)、ジャズ・アルバムが同賞を受けるのは史上初めて。 リーダーでトニー・アレンの指導を受けたドラマーのフェミ・コレオソはスピーチで、今回の受賞が自分たちだけの力によるものではなく、彼らの活動を支えてくれた人びとや、トゥモロウズ・ウォリアーズ(イヴェントやワークショップをつうじてジャズ・アーティストの育成をはかるプログラム、UKジャズの重要な発火点のひとつ)のような存在があったことを忘れずに付記している。どこかの国とは異な
英ブラックネルにある富士通の同国法人本社(2024年1月10日撮影)。(c)Adrian DENNIS / AFP 【1月11日 AFP】英国で、郵便局で利用されていた会計システムの欠陥により、郵便局長らが横領などの罪で不当に訴追された事件に再び注目が集まっている。欠陥があったのは、富士通(Fujitsu)が納入した会計ソフトだった。政府は10日、冤罪(えんざい)被害者が受けた有罪判決を取り消し、直ちに補償を行う方針を表明した。 リシ・スナク(Rishi Sunak)首相は同日、元局長らの無実の罪を晴らし、補償を行うための新法を導入するという極めて異例の決定を発表し、「英国史上最大級の冤罪」を正すことに協力したいとの考えを示した。 この事件では、郵便局長ら700人以上が不当に訴追された。民事訴追を受け、罰金や多額の訴訟費用の支払いを強いられた人もいた。発端は20年以上前にさかのぼるが、事件
英ロンドン南方ペッカムで、バンクシーの作品が描かれた道路標識が持ち去られた交差点(2023年12月22日撮影)。(c)HENRY NICHOLLS / AFP 【12月23日 AFP】英ロンドン南方ペッカム(Peckham)で22日朝、同国の覆面ストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)の新作が公開されたが、数時間後に2人の男性に持ち去られた。 作品は、交差点にある「一時停止」標識に、軍用無人機のような航空機3機を描いたもの。バンクシーが正午すぎ、ソーシャルメディアに画像を投稿した。 しかし、間もなく2人の男性が標識を撤去し、1人が小脇に抱えて走り去った。その場面を居合わせた人々が撮影し、画像や動画をソーシャルメディアに投稿した。 地元住民の一人は英PA通信に、「私たちは『何をやっているんだ?』と呼び掛けたが、みんなどうしていいか分からなかった」「困惑していたところ、2人は作品を取
6年間行方不明だったイギリスの少年がフランスでひとりで歩いているのを発見され、イギリスで大きな話題となっている。帰国したアレックス・バティさん(17)は21日付の英タブロイド紙サンに対して、定住せずに移動し続ける暮らしを母親と送っていたとし、母親を警察から守るために発見までの経緯についてうそをついたのだと話した。また、自分の将来のことを考えて帰国を決めたと述べた。 2017年に行方が分からなくなったバティさんは今月13日早朝、フランス南部トゥールーズ近くのピレネー山脈のふもとで、通りかかった配達車の運転手に発見された。バティさんは母親と祖父と共にスペイン旅行に出かけたのを最後に、行方不明となっていた。
英、技能労働者ビザの最低年収引き上げへ 合法移民の流入抑制で 2023年12月05日16時57分 【ロンドンAFP=時事】英政府は4日、合法的な移民の流入が記録的な数に達する中、一連の流入抑制策案を発表した。これには、技能労働者ビザ(査証)発給条件にある最低年収額の引き上げも含まれている。(写真はジェームス・クレバリー英内相。ロンドンで) 来年予定されている総選挙では移民問題が大きな争点になるとみられ、与党・保守党よりも野党・労働党が有利との見方が強い。 リシ・スナク首相はこれまでも、移民の流入数を抑制すると約束していた。だが英国立統計局が先月発表したデータによると、2022年の移民の純流入数は74万5000人で過去最高となった。 ジェームス・クレバリー内相は、対策案は来年の早い段階で施行するとし、これにより流入する移民は30万人減少すると説明した。 案には、技能労働者ビザの条件として定め
12月4日、英政府は、合法的な移民受け入れの規模を減らすための包括的な計画を発表した。写真は英ヒースロー空港で3月撮影(2023年 ロイター/Toby Melville) [ロンドン 4日 ロイター] - 英政府は4日、合法的な移民受け入れの規模を減らすための包括的な計画を発表した。給与所得の要件を3割強引き上げるなどの内容で、与党保守党内からの突き上げを受けたスナク首相が移民規制に本腰を入れ始めたとみられる。
【11月22日 AFP】英国を国賓として訪問中の韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル、Yoon Suk-yeol)大統領夫妻は21日、チャールズ英国王(King Charles III)が主催するバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)での晩さん会に出席した。 晩さん会にはカミラ王妃(Queen Consort Camilla)やウィリアム皇太子(Prince William)とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)のほか、リシ・スナク(Rishi Sunak)首相や外相に任命されたばかりのデービッド・キャメロン(David Cameron)元首相、Kポップグループ「ブラックピンク(BLACKPINK)」のメンバーらも出席した。 チャールズ国王が、外国の首脳を国賓として迎え入れるのは、5月の戴冠式以降初めて。歓迎会前に、大統領夫妻はウェストミ
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